頬袋とは、哺乳類が持つ器官の一種である。
概説
哺乳類の一部の種が持ち合わせている口腔内の器官。
食べ物を詰め込み、それを棲みかに安全に運搬するのが主な用途である。
勘違いされがちだが、単純にほっぺたの皮が伸びているのではなく、れっきとした体内器官として独自に存在している。そのため頬袋を酷使しすぎると、それに応じた病気にもなる(ハムスターの「頬袋脱」など)。
おもにげっ歯類、霊長類の一部(ヒヒ/ニホンザル…etc)、有袋類の一部(カモノハシ/コアラ…etc)などが有している。
特にげっ歯類の場合、伸縮性の高い頬袋を有する種が多く、ハムスターにニンジンやヤングコーンなどを与えると身体全体がはち切れそうになるまで詰め込むこともある。
実際にハムスターが頬袋に餌を詰め込む様子をレントゲンで観察したところ、なんと体の半分ほどの体積まで詰め込んで膨れ上がることが分かった。
食べ物を口いっぱいに頬張った状態の比喩ともされ、また一生懸命に食べ物を詰め込む愛嬌ある姿から萌え要素が見出されることもある。
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ハムポッキー ※ある意味、頬袋への過酷な挑戦状。