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マダツボミ

まだつぼみ

マダツボミとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0069
カントー図鑑No.069
ジョウト図鑑No.064
マウンテンカロス図鑑No.026
キタカミ図鑑No.023
ローマ字表記Madatsubomi
ぶんるいフラワーポケモン
タイプくさ / どく
たかさ0.7m
おもさ4.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性ようりょくそ/くいしんぼう(隠れ特性)
タマゴグループしょくぶつ

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語マダツボミまだ+つぼみ
英語・スペイン語・イタリア語Bellsproutbell(鐘)+sprout(芽)
ドイツ語KnofensaKnospe(つぼみ)+Fenchel(フェンネル)+Samen(種)
フランス語Chetiflorchétif(弱々しい)+flore(植物相)
韓国語모다피못다(まだ)+피다(咲く)=まだ咲かない
中国語喇叭芽喇叭(ラッパ)+芽
ヒンズー語बेलस्प्राउट英語名の音写
ロシア語Беллспраут英語名の音写
タイ語มาดาซึโบมิ日本語名の音写

進化編集

ハエつき!スペシャルショートケーキv

マダツボミウツドン(Lv.21) → ウツボット(「リーフのいし」を使用)


概要編集

ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているくさタイプの古参ポケモン。初代では『緑』にのみ出現し、『赤』の方に出現するナゾノクサとは一応対の関係。


高温多湿な環境を好んでおり、ジャングルなどに生息し小さなムシを捕らえる食虫植物。小さなムシを食べるという設定はピカブイ発売時点でも残っているのだが、むしタイプのポケモンを食べると考えれば矛盾はないだろう。


ウツボカズラを思わせるのような頭部から、細長い茎の胴体が生えており、枝分かれしたは脚、途中に生えた2枚のは腕の役割を果たしている。どことなく人の顔に似た頭部から、伝説の人面草マンドラゴラの一種ではないかという噂話も囁かれている。


ひょろっとした頼りない体つきに反し、運動能力は非常に高く、入り組んだ森や草やぶを軽快に走り回って移動できる他、しなやかな体はどんな強い攻撃でも器用に避けることが可能。

特に獲物を捕らえるときの動きは目にもとまらないほど素早く、周りで動くものがあると、どんな時でもすぐに反応し、細いつるのムチを伸ばして捕えようとしてくる。


主な栄養は虫を捕食することで摂っているが、水分は地面にねをはることで補給することもある。ただしこの際の根は深くまで伸ばしているため、敵に襲われるとすぐには逃げられない。ゆえに寝る時など、安全を確保できた状態で行うのが恒例。


更に口からは鉄をも溶かすようかいえきを出すほか、両腕の葉も刃物として使えるほどに切れ味がある等、初期形態のポケモンにしては結構な高スペック。ポケモンレンジャーでは腕の葉がメイン武装となっている。


しかしこれら身軽さは、進化し成長する過程で失われてしまう為、基本的にマダツボミ限定の恩恵である。初期アニポケではこの強みを生かすべく、あえて進化させずにリアルファイトを突き詰めたとんでもない個体もいた(後述を参照)。

この様に、独特の体系と動きに関心を抱く人間も多いのか、ジョウト地方には中央の大黒柱が揺れている点から「マダツボミのとう」と名付けられた建物がある。


名前の由来は「まだ蕾」でフラワーポケモンだが、進化しても花は咲かない。

マダツボミの顔に当たる部分は元ネタではウツボカズラの葉に相当する部分であるのでそりゃ花が咲かないのも当然である。


ポケモンキッズでは流石に細すぎる体系を立体化するのは難しかったようで、足に石がくっ付いた仕様で販売された事もある。


色違い編集

勢は色マダツボミ

色違いは葉っぱも黄色くなる。


ゲームでの特徴編集

上述の通り、ジョウト地方・キキョウシティにはマダツボミのとうというダンジョンがあり、ここのトレーナー及び坊主は全員マダツボミ(と一部ホーホー)を使用してくる。ここでは、ストーリー上でひでんマシン「フラッシュ」を入手するのに必要な場所である。


LPLEではイーブイ版のみの登場だが、1ばんどうろから出現する。


性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代5075357040270
第2世代から507535703040300

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


  • 対となるナゾノクサと比べると「こうげき」が高め。


使用トレーナー編集

ゲーム版

  • リナ:マダツボミマスター

アニメ版

  • カオルコ(無印77話)
  • ショウ(無印130話)
  • ツボ老人(無印170話)
  • アントニー(AG10話)
  • ロクスケ(AG113)
  • ケンゾウ(XY69~)
  • ムサシ(新無印12話のロケット・ガチャット)
  • ゴウ

漫画版

  • エリカ(ポケスペ)
  • モクネン・チンネン・エイソウ・ソウネン・カクネン・カイネン(ポケスペ)

番外作品編集

ポケモンマスターズ編集

  • 主人公&マダツボミ

報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能。Lv.30で進化が解禁される。



アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

〈レギュラーの手持ち〉


〈ゲストなど〉

  • カオルコのマダツボミ
    • 無印77話に登場した最強のマダツボミ使いである彼女のマダツボミは常識を覆す柔拳の使い手であり、柔拳だけでなく「はっぱカッター」の威力もフィールド上の岩をいとも簡単に切断するほど強力。
    • そのひょろっとした体型を生かしてサトシのフシギダネの攻撃をいともたやすく受け流して思わぬ怪力でフシギダネを掴み何度も地面に叩きつけた挙句、サトシの元まで投げ飛ばして倒す。次のピカチュウも自分の身体をアース代わりにすることで電撃を防ぎ、踵落としで瞬殺。(ちなみに、かかとおとしが正式にポケモンの技として実装されるのはそれから23年後の第9世代まで待つこととなる)
    • しかし、攻撃を全て吸収してしまうサトシの切り札・ベトベトンには全く歯が立たず、最後は「のしかかり」を食らって敗北した。
    • なお、この放送から約23年後のポケモンSVに「かかとおとし」という技が登場した。

  • ショウのマダツボミ
    • 無印130話に登場したポケモン塾の生徒・ショウが最初のポケモンとして偶然にも捕獲。当初は仲が悪く、サトシのピカチュウと交換したがっていたショウであったが、ロケット団からマダツボミの塔を守ろうと一緒に戦っていくうちに打ち解け、良いコンビとなった。

  • ツボ老人のポチ
    • 無印170話に登場したツボツボを使っていろいろな薬を作る老人のポケモンで、山に放されているツボツボ達を見つけている。ポチはツボツボの薬が出来上がってないと「マダマダ」と言って次のツボツボを探す。

  • アントニーのマダツボミ
    • AG10話で自称史上最強のペリッパーのからくりがペリッパーの口の中に小さなポケモンがおり、そのうちの一体がマダツボミであった。

  • AG113話
    • ロクスケの手持ちとして登場。

  • ケンゾウのマダツボミ
    • XY69から登場したサトシのヌメルゴンが元々住んでいた湿地帯の管理人・ケンゾウのポケモン。サトシのヌメルゴンをかつてのヌメラだと気づいた。


  • めざせポケモンマスター4話
    • 万年雪を頂くとある森に暮らす野生ポケモンの一体で登場。氷の力をコントロールできないツンベアーに凍らされたが、サトシのファイアローにより解凍される。終盤、力を制御できたツンベアーが氷のホタチを作った事に興味をしめした事でツンベアーと他の野生ポケモン達が和解する切っ掛けを作った。

その他

無印25話・81話・88話(ピンカン島)・169話・272話
AG15話・156話・174話・187話
DP28話・34話・134話
XY57話・59話・109話
SM42話・144話
新無印1話・2話・15話・20話(映像)・33話・47話・70話・112話(回想)・120話(回想)・135話・136話
めざポケ1話・11話/最終話
特別編遥かなる青い空
短編ピカチュウたんけんたい
劇場版ミュウツーの逆襲時を超えた遭遇裂空の訪問者ディアルガVSパルキアVSダークライ超克の時空へ幻影の覇者キミにきめた!みんなの物語

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集

  • 4話
    • ロイが住む島にいる野生のポケモンで登場。ホゲータが野生のポケモン達が貯めていた食料のきのみを食べてしまった事で怒って興奮し、ホゲータを追っていたリコニャオハを襲撃。
    • 一時はロイの投石に引き付けられて見失うが、リコとロイを見つけてキャタピーとビードルの「いとをはく」で拘束。駆けつけたフリード博士キャプテンピカチュウの連携でキャタピー達の吐いた糸で雁字搦めになり、その隙に「ラムのみ」を与えられた事で落ち着く。その後、リコ達がきのみを集めた事でホゲータを許した。

  • 41話:画像で登場。

漫画版編集

第1章ではものまねを覚えているエリカのマダツボミが登場しており、現在はウツボットまで進化している。

第3章ではマダツボミの塔で修行している坊主達の手持ちとして「円形攻撃陣」や「三角防御陣」といった様々な陣形で連携攻撃を行う。このバトルによってゴールドのバクたろうがマグマラシへと進化した。


ポケモンローカルActs編集

奈良県斑鳩町ガーディと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された(参照)。

斑鳩町にはマダツボミのとうのモデルである法隆寺がある。


余談編集

初代の緑版固有のポケモンの中でこの系譜のみ系譜追加メガシンカリージョンフォームパラドックスポケモンのどれも追加されていない。


関連イラスト編集

bellsproutPIC・P-420

マダツボミマダツボミのかかとおとし!


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧


図鑑番号順

0068.カイリキー(キョダイマックスカイリキー)→0069.マダツボミ→0070.ウツドン


同複合タイプ編集


関連ポケモン等・グループタグ

グループ序盤ポケモン(LPLE)
コラボ奈良ポケふた組
場所マダツボミの塔
蕾モチーフ繫がりフシギダネ/フシギソウ スボミー バドレックス
ナゾノクサ
ツボミット:ウツドンの分岐進化になるはずだった没ポケモン。対になるナゾノクサ系統は分岐進化となった。

その他

食虫植物
マンドラゴラ:これの一種と囁かれてる。

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