基礎データ
全国図鑑 | No.0069 |
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ジョウト図鑑 | No.064 |
マウンテンカロス図鑑 | No.026 |
英語名 | Bellsprout |
ぶんるい | フラワーポケモン |
タイプ | くさ / どく |
たかさ | 0.7m |
おもさ | 4.0kg |
とくせい | ようりょくそ/くいしんぼう(隠れ特性) |
タマゴグループ | しょくぶつ |
進化
マダツボミ → ウツドン(Lv.21) → ウツボット(「リーフのいし」を使用)
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているくさタイプの古参ポケモン。
初代では『緑』にのみ出現し、『赤』の方に出現するナゾノクサとは一応対の関係。
高温多湿な環境を好んでおり、ジャングルなどに生息し小さなムシを捕らえる食虫植物。
ウツボカズラを思わせる壺のような頭部から、細長い茎の胴体が生えており、枝分かれした根は脚、途中に生えた2枚の葉は腕の役割を果たしている。
どことなく人の顔に似た頭部から、伝説の人面草マンドラゴラの一種ではないかという噂話が囁かれている。
ひょろっとした頼りない体つきに反し、運動能力は非常に高く、入り組んだ森や草やぶを軽快に走り回って移動できる他、しなやかな体はどんな強い攻撃でも器用に避けることが可能。
特に獲物を捕らえるときの動きは目にもとまらないほど素早く、周りで動くものがあると、どんな時でもすぐに反応し、細いつるのムチを伸ばして捕えようとしてくる。
更に口からは鉄をも溶かすようかいえきを出すほか、両腕の葉も刃物として使えるほどに切れ味がある等、初期形態のポケモンにしては結構な高スペック。ポケモンレンジャーでは腕の葉がメイン武装となっている。
しかしこれら身軽さは、進化し成長する過程で失われてしまう為、基本的にマダツボミ限定の恩恵である。初期アニポケではこの強みを生かすべく、あえて進化させずにリアルファイトを突き詰めたとんでもない個体もいた。
この様に、独特の体系と動きに関心を抱く人間も多いのか、ジョウト地方には中央の大黒柱が揺れている点から「マダツボミのとう」と名付けられた建物がある。
主な栄養は虫を捕食することで摂っているが、水分は地面にねをはることで補給することもある。ただしこの際の根は深くまで伸ばしているため、この状態で襲われると逃げられない。
名前の由来は「まだ蕾」だが、進化しても花は咲かない。
ポケモンキッズでは流石に細すぎる体系を立体化するのは難しかったようで、足に石がくっ付いた仕様で販売された事もある。
使用トレーナー
ゲーム版
- リナ:マダツボミマスター
アニメ版
漫画版
- エリカ(ポケスペ)
- モクネン・チンネン・エイソウ・ソウネン・カクネン・カイネン(ポケスペ)
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- カオルコのマダツボミ
- 無印77話に登場した最強のマダツボミ使いである彼女のマダツボミは常識を覆す柔拳の使い手であり、柔拳だけでなく「はっぱカッター」の威力もフィールド上の岩をいとも簡単に切断するほど強力。そのひょろっとした体型を生かしてサトシのフシギダネの攻撃をいともたやすく受け流して思わぬ怪力でフシギダネを掴み何度も地面に叩きつけた挙句、サトシの元まで投げ飛ばして倒す。次のピカチュウも自分の身体をアース代わりにすることで電撃を防ぎ、踵落としで瞬殺。しかし、攻撃を全て吸収してしまうサトシの切り札・ベトベトンには全く歯が立たず、最後は「のしかかり」を食らって敗北した。
ゴウのマダツボミ
第60話でポケモンセンターへ向かう途中で茂みから出て来た。体が萎れていたが、サルノリによって回復され元気を取り戻し、自らゴウにゲットされた。
第66話ではナッシーやアローラのすがたのナッシーやナゾノクサと共に水浴びをしていた。第108話ではベトベター、ケロマツ、ネマシュと共にサトシのポケモンたちのトレーニングを見ており、その後ケロマツがゲコガシラに進化したことに喜んでいた。
- ショウのマダツボミ
- 無印130話に登場したポケモン塾の生徒・ショウが最初のポケモンとして偶然にも捕獲。当初は仲が悪く、サトシのピカチュウと交換したがっていたショウであったが、ロケット団からマダツボミの塔を守ろうと一緒に戦っていくうちに打ち解け、良いコンビとなった。
- ツボ老人のポチ
- 無印170話に登場したツボツボを使っていろいろな薬を作る老人のポケモンで、山に放されているツボツボ達を見つけている。ポチはツボツボの薬が出来上がってないと「マダマダ」と言って次のツボツボを探す。
- アントニーのマダツボミ
- AG10話で自称史上最強のペリッパーのからくりがペリッパーの口の中に小さなポケモンがおり、そのうちの一体がマダツボミであった。
- AG113話
- ロクスケの手持ちとして登場。
- ケンゾウのマダツボミ
- XY69から登場したサトシのヌメルゴンが元々住んでいた湿地帯の管理人・ケンゾウのポケモン。サトシのヌメルゴンをかつてのヌメラだと気づいた。
- 新無印12話
- ロケット・ガチャットから排出されたポケモンでムサシが使用。「パワーウィップ」でカジリガメを圧倒する意外な強さを見せるが、怒った相手がキョダイマックスした事で恐れをなしてしまう。
- めざせポケモンマスター4話
- 万年雪を頂くとある森に暮らす野生ポケモンの一体で登場。氷の力をコントロールできないツンベアーに凍らされたが、サトシのファイアローにより解凍される。終盤、力を制御できたツンベアーが氷のホタチを作った事に興味をしめした事でツンベアーと他の野生ポケモン達が和解する切っ掛けを作った。
その他
無印 | 25話・81話・88話(ピンカン島)・169話・272話 |
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AG | 15話・156話・174話・187話 |
DP | 28話・34話・134話 |
XY | 57話・59話・109話 |
SM | 42話・144話 |
新無印 | 1話・2話・15話・20話(映像)・33話・47話・70話・112話(回想)・120話(回想)・135話・136話 |
めざポケ | 1話・11話/最終話 |
特別編 | 遥かなる青い空 |
短編 | ピカチュウたんけんたい |
劇場版 | ミュウツーの逆襲・時を超えた遭遇・裂空の訪問者・ディアルガVSパルキアVSダークライ・超克の時空へ・幻影の覇者・キミにきめた!・みんなの物語 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
第1章ではものまねを覚えているエリカのマダツボミが登場しており、現在はウツボットまで進化している。
第3章ではマダツボミの塔で修行している坊主達の手持ちとして「円形攻撃陣」や「三角防御陣」といった様々な陣形で連携攻撃を行う。このバトルによってゴールドのバクたろうがマグマラシへと進化した。
余談
RGBPの緑版固有のポケモンの中でこの系譜のみ系譜追加、メガシンカ、リージョンフォームのどれも追加されていない。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE
ポケモン一覧 くさタイプ どくタイプ
ウツドン ウツボット
0068.カイリキー/キョダイマックスカイリキー→0069.マダツボミ→0070.ウツドン
同複合タイプ
フシギダネ/フシギソウ/フシギバナ(メガフシギバナ/キョダイマックスフシギバナ)
ナゾノクサ/クサイハナ/ラフレシア
スボミー/ロゼリア/ロズレイド
タマゲタケ/モロバレル