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ヒメグマ

ひめぐま

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0216
ジョウト図鑑No.193
マウンテンカロス図鑑No.132
ヒスイ図鑑No.112
パルデア図鑑No.215
ローマ字表記Himeguma
分類こぐまポケモン
タイプノーマル
高さ0.6m
重さ8.8kg
性別50%♂・50%♀
特性ものひろい/はやあし(第4世代以降)/みつあつめ隠れ特性
落とし物ヒメグマのツメ
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ヒメグマ姫+熊
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語Teddiursateddy bear(テディベア)+ursa(ラテン語で熊)
韓国語깜지곰깜찍하다(kkamjjikhada、小さくて可愛い)+곰(gom、熊)
中国語(簡体字)熊宝宝熊(xióng、クマ)+宝宝(bǎobao、子供へ対する愛称)
中国語(繁体字)熊寶寶熊(xióng、クマ)+寶寶(bǎobao、子供へ対する愛称)
ヘブライ語טדיאורסה英語名の音写
ヒンズー語टेडीलूTeddy(英語でテディベア)
ロシア語Теддиурса英語名の音写
タイ語ฮิเมกุมะ日本語名の音写

進化編集

Teddiursa, Ursaring and Ursaluna

ヒメグマリングマ(Lv.30) → ガチグマ(満月の夜にピートブロック使用)


概要編集

ポケットモンスター金・銀』(第2世)で初登場した、小さな子のような姿のポケモン。

額には三日月の形をした模様があり、真ん丸な尻尾と瞳、ドーナツのような耳がチャームポイント。


名前の由来は恐らく「姫+熊」。ヒメグモやヒメユリなど小型種の名前に良く付けられる単語であるため、♂も♀も存在する。進化後が月の輪の熊なことから、かぐや姫も関わっているのかも知れない。


甘いが染み込んだ手をいつも舐めており、蜜を発見すると額の三日月模様が光り出す。

ヒメグマが舐める蜜は、果物スピアーが集めた花粉とがブレンドされて出来ており、個体によって味も異なって来るらしい。

ヒスイ地方などスピアーが生息していない土地では、ミツハニーの巣から蜜を掠め取って来る模様。


普段は親の庇護のもと暮らすが、食べ物が減るの前になると食糧探しを手伝い、自分たちの縄張りに隠す習性を持っている。

また、小さい見た目に関わらず、大木をへし折る程のパワーを隠し持っており、「ばくれつパンチ」も覚えられるなど、意外と攻撃的な性質でもある。


意外と生息範囲も広く、森林地帯は元より、シロガネ山暗闇の洞穴のような山岳・洞窟、「エイチこのほとり」のような寒冷地、クマの稽古場のような湿地帯にまで住んでいる。


その愛くるしい姿から人気が高いポケモンであるが、進化した途端その面影は一切なくなり、極悪な顔つきになる。良くも悪くもプレイヤーの期待を裏切ったポケモンである。


色違い編集

無題

色違いは緑色になる。


ゲーム上の特徴編集

  • 初登場時は『銀』『クリスタル』限定、第3世代は『エメラルド』のみ、『DPt』でも『エメラルド』のダブルスロット限定とバージョン限定とされることが多いため通信しない限り連れていけないトレーナーも多かった。

  • FRLGでは数ある金銀ポケモンの中で唯一RSEとグラフィックが大きく異なっている(FRLGでは立っているが、RSEでは座っている)。理由はおそらくFRLGのミニゲーム「ミニポケモンでジャンプ」での兼ね合いではないかと思われる(座っているグラフィックのままだとジャンプするモーションがおかしいと判断されたのだろう)。

  • LEGENDSアルセウスでは普段は気ままに過ごしているが、こちらを視認すると攻撃体制に切り替わる。そして蜜好きの設定通り、ヒメグマ族は「きらきらミツ」をドロップすることがあるものの、なぜ高好物には設定されていない。むしろ「もちもちキノコ」「いきいきイナホ」「ころころマメ」といった物を好む。流石にオレンのみは食べるが。


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
608050505040330

  • 設定通り、その可愛い見た目に反して、「攻撃」が高く設定されている。そのため、進化しないでもそこそこ活躍は可能。

  • 攻撃技候補としては、「きりさく」、「じしん」などの他に、タマゴ技として「インファイト」、「かみくだく」等も進化後まで含めて役に立つ。

  • また、敢えて進化させずに、特性「ものひろい」でアイテムの回収要員としても十分に役立つポケモンである。この場合「ほしがる」を思い出させれば、マッスグマへ次ぐ物欲マシーンと化してくれる。


使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版

※1:アンノーンに作り出された空想


漫画版


番外作品編集

ポケモンXD編集

序盤でチュートリアルとして主人公ダークポケモンのヒメグマをスナッチする形となっている。最初且つ必ずスナッチするダークポケモンとなっている。ポケモンホーム等を経由すれば、オーレ地方産のヒメグマをガチグマへ進化させることも可能(これは同作のストライク同様)。


ポケモンGO編集

  • 当初はレア度がそれ程高くなく、出現率もそれなりであったが、ポケモン種数が増えた現在はかなり出現率が低くなり、レアな種となっている。種族値はあまり高くないので手早く飴を集めて進化させたいところ。

  • 2022年6月まではGOロケット団のリーダーの1人、クリフの先鋒として使用されていた。また、それ以前はノーマルタイプを使用する下っ端の先鋒を務めていた(こちらは現在ゴニョニョビーダル等を繰り出すようになりやはりヒメグマは先鋒から外れている)。このうち、クリフとの戦闘後のゲットチャレンジでは色違いとなることもあった。
  • 自分で使う分には貧弱なたねポケモンなのだが、シャドウポケモンになると話が変わってくる。ノーマルアタックは「ひっかく」か「したでなめる」なのであるが、どちらも発生、硬直に優れる上、NPC操作なのでかなりのスピードで技を連打して来る。シャドウポケモンの仕様により、火力に上方修正が掛かっていることもあってノーマルアタックだけでもHPがガリガリ削られる。
  • そしてこの両方の技はノーマルタイプに攻撃有利を取れるかくとうタイプでは防御有利を取れないため、単に格闘ポケモンを出すだけでは有利にならず、ノーマルアタック打合いであると打ち負けることも多々ある。「ひっかく」「したでなめる」の両方を半減に出来るポケモンは少ないこともあってシャドウポケモンの中ではかなりの難敵になっている。
  • 先鋒なので勝てればゲットチャレンジで入手も可能。リトレーン後に習得可能な「おんがえし」はヒメグマ系統では貴重なタイプ一致の3ゲージスペシャルアタックなのでジム防衛でリングマやガチグマを使いたいというなら厳選を狙っても良いであろう(なのであるが、諸事情によりガチグマに覚えさせたい場合は注意が必要となっている)。

  • そして迎えた2022年、11月12日開催のコミュニティ・デイのターゲットに選ばれると同時に、ガチグマへの進化が解禁された。本来、ガチグマへは満月の夜でなければ進化させられないが、このイベント限りの特別仕様として、イベント開始 - 明朝6時まで時間帯及び月齢を無視してゲーム内に満月が出る特別措置が取られている。勿論、従来通り色違い出現率もアップしていたので、色違い個体を持っていない人の中には頑張って集めたという人も多かったのではないであろうか。

ポケモン不思議のダンジョン編集

  • 時・闇』でトレジャータウンに毎日いるポケモンで登場。性別は♀️、親切な性格で何かと主人公達へアドバイスをしてくれる。メインストーリー終了直後、ひかりのいずみでリングマへ進化する。
  • すすめ!炎の冒険団では何と主人公ポケモンへ抜擢された。

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

基本的にリングマと親子で登場することが多い。



  • ピチューブラザーズ
    • CV:白鳥由里
    • ピチュー兄弟の友達の一匹として登場。性格はのんびり屋で食いしん坊ではあるのだが、落下するピチュー弟をウパーのみずでっぽうで助けるなど矢島の腹黒ヒメグマとは違い仲間思いなところもある。

  • AG57話
    • ロケット団がハートのパッチールを探していて見つからなかった時に偶然通りかかった子供のヒメグマ。
    • ムサシによるパッチールをおびき寄せる作戦でパッチールに変装させられた挙句にロープに繋がれたが、親のリングマに助けられ、当然のごとくロケット団はお星様にされた。


  • DP108話
    • ミオシティの地下水路に住むポケモン。ホエルコ脱出作戦の際は持っていた家具でホエルコの乗るそりを作った。

  • 劇場版『結晶塔の帝王
    • アンノーンが作り出した幻として、ミー・スノードンのポケモンで登場しタケシのロコンとバトルした。EDでもヒメグマが登場してるが、そちらは本物。

  • 劇場版『みんなの物語
    • フウラシティの市長の娘・ラルゴの友達で、メタモンと共に良く遊んでいる。

その他

無印228話
DP10話・14話・28話・109話・135話・143話・190話
XY1話・45話・101話・105話・109話・111話(回想)・112話・129話・138話・140話
新無印19話(メタモンの変身)・24話・32話・33話
めざポケ4話
劇場版時を超えた遭遇ディアルガVSパルキアVSダークライ氷空の花束神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒破壊の繭とディアンシー


アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集

  • カエデのヒメグマ
    • 47話(テラスタルデビュー編)で登場。カエデからは「クマちゃん」とも呼ばれている。とてもあまえ上手だがビターな所(トレーナーのカエデ同様に黒い笑みを浮かべるなど)もあり、一筋縄ではいかない。リコ及びニャローテにとって初めてバトルでテラスタルを使用した相手でもある。
    • 詳細は当記事で

  • 48・57話:モブで登場。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

ガンテツの孫娘・チエが空腹状態のゴールドに握り飯をご馳走し、その恩返しをしようとするゴールドにガンテツに貰ったフレンドボールでヒメグマの捕獲を依頼。山に登るとヒメグマを見付けるが同時にリングマも出現、リングマの攻撃をかわしながら苦戦しながらも捕獲する。ちなみに三日月模様が捕獲しやすい当てどころである。


ポケモンローカルActs編集

北海道新得町地域応援ポケモンであるアローラロコンと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。新得町には、サホロリゾート"ベア"・マウンテンがある。


関連イラスト編集

センシティブな作品イラリク ヒメグマさん

ひめぐま☀


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物)

ポケモンGSC ポケモンHGSS

ポケモン一覧 ノーマルタイプ

未進化ポケモン

リングマ ガチグマ

ガチグマ(アカツキ)

熊ポケモン 月ポケモン

主人公(ポケダン) パートナー(ポケダン)

北海道ポケふた組(新得町)


図鑑番号順

0215.ニューラヒスイニューラ)→0216.ヒメグマ→0217.リングマ


関連ポケモン等

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