登場話:第1話「誕生秘話」
データ
全長 | 550.0cm |
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全幅 | 400.0cm |
全高 | 250.0cm |
体重 | 610.0kg |
特色/力 | 強靭な糸、鋭い牙と足(「色違い」は「口から吐く糸、巨大な身体」) |
※全幅・全高は『仮面ライダー龍騎超全集 上巻』p44より。
概要
特撮番組『仮面ライダー龍騎』の第1話に登場する蜘蛛型のミラーモンスター。5mを超える巨体に似合わない素早い動きと、口や腹部先端から放つ粘性の糸、長い脚による攻撃で敵を苦しめる。金色の髑髏に銀色の手足が生えた奇妙な姿をしている。
鋭い8本の足と牙を武器にしているほか、口から吐き出す強靭な糸で現実世界の人々を絡めとってミラーワールドに引きずり込み、その体液を啜る。また、車のようなミラーワールド内の無機物に糸を絡めることで、現実世界の人間には気づかれずに対象を拘束できる。
冒頭では、東京都豊島区南大塚に住むごく普通の23歳OL・飯田恵(萩原由紀)が、鏡の中に引きずり込まれて食べられ、行方不明となっている。
龍騎ブランク体の攻撃ではびくともせず、逆にライドセイバー(剣)をへし折ってしまった上に前足で軽々と吹き飛ばしたが、仮面ライダーナイトの「飛翔斬」で瞬殺された……はずだったが……。
TVSP『13RIDERS』では青い肌の別個体が出現。コアミラーの防衛を行っていたらしく、なんと仮面ライダーガイを食べてしまった。その後、城戸真司が変身したナイトサバイブにも襲い掛かろうとしたが、「疾風断」を受けて爆死した。
『仮面ライダー龍騎超全集 最終巻』p26では「ディスパイダー」表記のままだが、『宇宙船 YEAR BOOK 2003』では初代との区別化の為に『ディスパイダーⅡ』の名称を採用しており、彼と契約したら強力なライダーが誕生していただろうと解説されている。
コミカライズ版ではミラーワールドに引き込まれた真司を襲っていた所、榊原耕一が変身した龍騎のドラグセイバーで糸を切り裂かれ、「ドラゴンライダーキック」を受けて倒された。
「仮面ライダー図鑑」では、「ディスパイダー(色違い)」の名で紹介された。
また、第1話の敵がいわゆる怪人ではなく、正しくモンスターであった事は当時のファンを驚かせた事は想像に難くない。こうしたアイデアは『響鬼』のツチグモにも受け継がれた。
余談
デザイン画では脚の色が緑色であった。
ボディには遠目にも悪っぽく見えるよう、ドクロの意匠が入れられている(『完全超悪』p140より)。
関連タグ
蜘蛛仲間
蜘蛛男/スパイダー ドクモンド クモライオン ドクバリグモ クモナポレオン クモ獣人 クモ奇械人 クモンジン クモロイド クモ怪人 クモ女
ズ・グムン・バ スパイダーオルフェノク スパイダーアンデッド タランチュラアンデッド ツチグモ ヨロイツチグモ カエングモ アラクネアワーム ブラキペルマワーム タランテスワーム スパイダーイマジン スパイダーファンガイア
平成ライダー本編最初の怪人
ジャガーロード←ディスパイダー→スティングフィッシュオルフェノク
外部リンク
Web archive『仮面ライダー龍騎』公式サイト ディスパイダー(リ・ボーンについても解説あり)