ディスパイダー・リボーン
でぃすぱいだりぼーん
第2話「巨大クモ逆襲」に登場する。正確な表記は「ディスパイダー リ・ボーン」。
上半身は人間型、下半身は巨大な蜘蛛という蜘蛛女のような姿をした怪物。仮面ライダーナイトに粉砕されたディスパイダーの破片が再集合し、半獣半人の姿で強化復活を遂げたもの。
上半身は左右に180°ずつ回転させることができ、ハサミ型の剛腕による格闘を得意とする他、胸の赤い部分からは敵を麻痺させる鋭いトゲをマシンガンのように連射する。また、下半身の腹からはロープ状の太く強靭な糸を放つ。
とある商業ビルを狩場とし、買い物客や作業員を捕食していた。駆け付けたナイトをそれなりに苦戦させたが、最後は仮面ライダー龍騎の「ドラゴンライダーキック」で今度こそ跡形もなく完全に爆砕された。
龍騎はミラーモンスターの中でも上位の強さを誇るドラグレッダーと契約し、その上、上位個体かつ人を捕食して強化されたディスパイダーのエネルギーをドラグレッダーに食わせることができたのだから、かなり運が良かったと言える。
ちなみに別のソロスパイダーというアシナガグモ型モンスターは従来の怪人同様に二足歩行をしており、ディスパイダー リ・ボーンの上半身はこれに酷似している(メタなことを言えば、着ぐるみを改造している)。
二足歩行型の蜘蛛型モンスターは他にもジョロウグモ型のレスパイダー、ジグモ型のミスパイダーが生息している。
なお、倒されて復活したミラーモンスターというのは後にも先にもこの個体だけである。しかし、モンスターが自力で強化形態に変異するという設定はシアゴーストに受け継がれている。
この事から、これがディスパイダーのサバイブ体だったのかもしれないという考察も存在する。テレ朝版公式サイトや『仮面ライダー龍騎超全集 上巻』p44では、上述の通り「ディスパイダーが半獣半人体に進化した姿」と記されている。