概要
何度も繰り返されて来たライダーバトルの時間軸の1つを描いた『仮面ライダー龍騎スペシャル 13RIDERS』で登場したミラーワールドに存在する巨大な鏡。
大きな鏡の柱のような形をしており、劇中の最初では高架下、終盤では駐車場と出現した場所が異なっている事から、ミラーワールド内を一定時間ごとに移動しながらランダムで出現場所を変えながら出現していると推測される。
神崎士郎と優衣が幼い頃に描いたモンスターの絵が鏡の周囲に集まり、これがこの鏡に映る事で実体化する。
要はミラーワールドのモンスターを生み出している大元で、これを破壊すればミラーワールドを閉じ、ライダーバトルを終わらせる事ができるとされているらしい。
とはいえ、そんな重要施設がそう簡単に破壊できるはずも無く、自身を破壊しようとする者が近づくとモンスターを実体化させて迎撃に向かわせたり、コアミラー自体がライダーと互角に渡り合え、挙句の果てにはライダーを容易く食い殺してしまうぐらいに強力なモンスター達(何故か全て蜘蛛型ミラーモンスター)に守られており、さらにそれを良しとしないライダーたちも多いために破壊するのは容易ではない。
TVで放送された戦いを続けるルートではナイトサバイブになった真司が志半ばで息を引き取った蓮の意思を受け継ぎ、戦う覚悟を決めて集まって来たライダーたちに戦いを挑んでいった為に実現はしなかったが、もう一つの結末である戦いを止めるルートでは榊原耕一の意思や自身の考えを貫き通し戦いを終わらせる事を優先したためにコアミラーの破壊に成功する。
しかしそれでもライダー同士の戦いは終わる事が無かった為、コアミラーを破壊すればミラーワールドが閉じてライダーバトルが終結するという情報自体がライダーバトルを促して活性させる為に士郎が用意した偽の情報=フェイクであったようだ(耕一や真司の様にライダーバトルを止める為にコアミラーを破壊しようとする者がいれば、自身の願いを叶えたい者が必ずそれを阻止しようとして否応なく戦いに発展する為)。
なお、一回限りの策だったのか、何度やっても上手く行かなかった為なのか劇場版やTV本編の時間軸ではコアミラー自体が無かった事になっていた。
コミカライズ版では立方体の形をしている以外は立ち位置は同じだが、戦いを止めるルートで龍騎サバイブのメテオバレットで砕かれると同時にミラーワールドも崩壊しライダーも消滅。
TV本編同様戦いは止まり、ライダーとなった者たちは平凡な日常を過ごしていた。
ただし、コアミラーが破壊される場面をよく見ると、ミラーワールド崩壊の影響を受ける様子もなく平然としていた人物もおり…