概要
仮面ライダー達の技の一つで、鉄骨をも切り裂く手刀を敵に叩きつける技。
ライダーキックやライダーパンチに比べるとトドメの一撃で使われることは極稀。仮面ライダーアマゾンの様にチョップがメインのライダーも居るが、どちらかと言うと牽制や、敵の角や触手等の部位破壊に使われる傾向が強い。
昭和
昭和ライダーでは仮面ライダー1号と仮面ライダーV3の使用頻度が特に高い。初の使用例は1号が死神カメレオンを倒した鏡割れ演出。
1号の場合には、跳びあがって威力を増強した「ライダーフライングチョップ」やクロスチョップ状の突進、V3はエネルギーを籠めて敵を叩き斬る「V3電熱チョップ」、錐揉み回転で威力を増強した「V3きりもみチョップ」などの必殺技が設定されている。
厳密にはアームカッターによる切り裂きであるが初めて(というかほぼ唯一)チョップをメイン技としているのはアマゾンライダーの大切断。フットカッターによる回し蹴りでも成立するのでキック技も兼ねている。
赤心少林拳という拳法に習熟したスーパー1の場合は、赤心拳諸手打ちという文字通り相手の首の両側を両手の手刀で同時に打ち付けるチョップ技になる。
平成
平成ライダーでは普通の接近戦では大抵武器を使ってるので、チョップを使うキャラクターは非常に少ない。
仮面ライダーカリスはハートの3のラウズカード「チョップ・ヘッド」を使うことで「ヘッドチョップ」と呼ばれる手刀技を発動することができ、ハートの6「トルネード・ホーク」と組み合わせることで「スピニングウェーブ」に強化することも可能。
仮面ライダー威吹鬼の鬼闘術:旋風刃はキックがメインだがチョップで使用することもある。ぶっちゃけ風を纏って攻撃力を上げる技なので、格闘なら基本どれにも使える。
仮面ライダー電王アックスフォームに「ダイナミックチョップ」という技が有るが斧で叩き切る技である(もともとChopは『(斧で)木を切り倒す』という意味であるため、間違いではない)。
仮面ライダーウィザードは、手にウィザードリングをはめている関係で、手を使った攻撃はほぼチョップである。
仮面ライダーダブルは、ルナジョーカーのマキシマムドライブが「ジョーカーストレンジ」という名前のチョップ(劇場版で使用)であったが、風都探偵ではパンチに変わっている。
小説版『仮面ライダーW』では、仮面ライダーサイクロンのマキシマムドライブがチョップ技になっている。
『風都探偵』では、仮面ライダーダブルの、サイクロンジョーカーのマキシマムドライブで「ジョーカースパイラル」という名前のチョップ技を新技として披露している。
仮面ライダーブレンは手刀攻撃の「ライダー毒手」を使う。
関連タグ
仮面ライダーカリス、仮面ライダーサイクロン:希少なチョップ使いの平成ライダー