概要
仮面ライダー1号(新1号)の必殺技。敵の身体を掴んで共に跳びあがった後で、一気に振り回し、独楽のように回転させながら投げ飛ばす技。敵はグルングルンと激しく回転しながらぶっ飛んでいく、
高速回転によって真空状態が作り出し、敵は酸欠状態にさせられ、受け身が取れずに地面に叩きつけられ大爆発する。
サイギャング戦で初使用し、カミキリキッド(テレビ版)、ギリザメス、ウニドグマ、クラゲウルフを倒し、大幹部であるイカデビルをも倒した。ガニコウモルには通じなかったが、直後に体当たりをしたことで倒している。
スカイライダーも、7人ライダーとの特訓を経てパワーアップした後に、99の技の一つとして「竹トンボシュート」という同様の技を会得している(『SPIRITS』ではZXのきりもみシュートとの合体技「ライダーダブルシュート」でネオショッカー2大幹部を倒している)。
余談だが、この技で倒された怪人は何故か海棲生物をモチーフとするものが多かった。
派生作品では
漫画『仮面ライダーSPIRITS』では地上で繰り出し、使用しただけで竜巻が発生する程の強力な技として登場し、後に仮面ライダーZXも習得している。また、続編の『新仮面ライダーSPIRITS』ではライダーキックを触腕で封じようとしたイカデビルに使用し、足が繋がっていた黄金狼男共々上空に打ち上げ、二人纏めて撃破するという戦果を挙げた。
PS版『仮面ライダー』では、ライダー1号の投げ技で、相手をつかんで空中でくるり、まではTVと同じだがその後は、組み合ったまま下を向き、回転しながら落下して地面に相手を突き刺すという演出になった。
また、ショッカーライダー1号のゲーム特有の技として、投技「にせライダーきりもみシュート」を持つが、前述の「本物」ともTVのものとも似付かぬ「にせ」でも「きりもみシュート」でもない別物。
PS専用RPG『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』では、SDキャラということもあり、高速回転によって竜巻を起こすような技にアレンジされている。
PS3専用SRPG『スーパーヒーロージェネレーション』では投げ飛ばした相手は空中で爆破するように演出が変わっている(コンパチヒーローシリーズなので岩石大首領だろうとガラだろうと投げ飛ばせる)。
『TheFirst』の1号(ホッパー1)も、技名の呼称はなかったが相手の両腕を掴んで回転をかけて放り投げるというきりもみシュートを意識したと思われる技を放っている。但しこれ単体は決め技ではなく、投げられて空中で無防備になった相手にライダーキックで追撃をかけてとどめを刺した。