概要
『S.I.C. HERO SAGA』の一篇。特撮テレビドラマ『仮面ライダーディケイド』をベースにした二次創作ジオラマノベルである。
雑誌『月刊ホビージャパン』の2010年6月号から2011年5月号で連載され、単行本『S.I.C. HERO SAGA vol.3』に収録された。
光写真館の背景ロールは不明。
時系列的には「RXの世界」と「アマゾンの世界」の間の物語とされているが、「RXの世界」で士が貰ったパーフェクターを海東が所持している、アマゾンの世界で習得するディエンドイリュージョンをすでに習得しているなど相違点も見られる。
また『オールライダー対大ショッカー』や『MOVIE大戦2010』の設定も組み込まれている。
『仮面ライダーストロンガー』との差異
『仮面ライダーストロンガー』におけるデルザー軍団編がベースとなっているが、本来なら反目しあってるドクターケイトと鋼鉄参謀が恋人同士となっており、足の引っ張り合いが絶えなかった本編とは異なり仲間意識が強い。またジェネラルシャドウと鋼鉄参謀が卑怯な手も辞さない姑息な性格になっている。
そして本作の城茂は士と瓜二つとなっており、ストロンガーの世界出身ではなく電波人間タックルこと岬ユリ子が死亡し、尚且つ1号からアマゾンまでの6人ライダーが存在し、デルザー軍団が壊滅した別のパラレルワールドからやってきたとなっている。