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声:小野健一

概要編集

我々が住むこの世界とは別次元にある闇の帝国「ドツクゾーン」を支配する悪の帝王。

赤い目をした漆黒の巨人のような姿をしており、普段はドツクゾーンの深部にそびえている。

小説版によると、宇宙開闢の際に原初の混沌から分離した闇のエネルギーに意志が宿り誕生した存在とされる。


非常に冷酷な性格で、失敗が続く部下には厳しい対応を取るが、部下にプリキュアに勝利するためのアドバイスをしたりするなど部下思いの一面もある。


「全てを食い尽くす力」によって、あらゆるものを意志とは関係なく飲み込んでしまう。正に滅びが具現化したかのような存在。

その力は絶対的で、自らの持つ性質がいずれ自分自身をも飲み込んでしまうという悲しい宿命を背負っている。それは宇宙がいつかは終焉を迎えるという意味なのだろう。

名前のイメージとは裏腹にジャアクキングは人間的な善悪で判断できる存在ではなく、宇宙の法則を擬人化した神格という方が近い。

ジャアクキングに相対する存在として、光のクイーンと呼ばれる超越者が存在しており、こちらは宇宙の光と生命の守護者とされる。


滅びを恐れるジャアクキングは、不滅の存在になるために「すべてを生み出す力」プリズムストーンを渇望している。

だが、プリズムストーンがジャアクキングに奪われると宇宙から光が消え去ってしまう。それを防ぐため、二人の地球人の少女に伝説の戦士プリキュアの力が与えられた。これが『ふたりはプリキュア』の物語の発端である。


物語開始時のジャアクキングは闇の鎖に手足を縛られてドツクゾーンの玉座からまったく動けない状態になっていた。ジャアクキングはこれを「闇の呪縛」と呼んでいるため、光の力で封印されたものではないようだ。自らの「全てを食い尽くす力」が少しずつ自分を蝕んでいく様子を視覚化したものなのだろう。

そして自分が動けないがゆえに、闇の化身を作り出して滅びるべき存在を滅ぼすための使徒として宇宙の様々な地に遣わしている。


『ふたりはプリキュア』前半戦編集

ある日、ジャアクキングは自らの滅びの宿命に抗うことを決意し、「全てを生み出す力」を持つ七つのプリズムストーンを奪うため闇の化身を放った。

プリズムストーンが安置されているのは別次元にある光の王国「光の園」。光の園は闇の侵攻によって傷つき、七つあるプリズムストーンのうち五つもが奪われたが、光の園の住人であるメップルミップルが残り二つを持って「虹の園(人間界)」へと逃げ延びた。

そしてジャアクキングは、今度こそ全ての石を奪うために腹心であるダークファイブを虹の園に送り込んだのである。

ダークファイブには奪った五つのプリズムストーンが一人一個ずつ託され、それは彼らに絶大な力を与えていた。しかしこれはダークファイブを倒すことでプリズムストーンを取り返せるということである。

そしてプリズムストーンを取り返すべく、虹の園の2人の少女伝説の戦士プリキュアに選ばれることとなった。


『ふたりはプリキュア』後半戦編集

物語中盤で7つのプリズムストーンを取り返したプリキュアは、光の園のクイーンの助力を受けてジャアクキングをその野望もろとも打ち砕く。

しかしジャアクキングは消滅の寸前に虹の園に3つの「(ジュナレギーネベルゼイ)」を飛ばしており、彼らはいわばジャアクキングの分身、もしくは子供のような存在であった。彼らは自らの闇の力を注ぎ込み主人であるジャアクキングを復活させる。

しかし復活したばかりのジャアクキングはかなり弱体化しており、この3人の分身に「自分の力を取り返すためにも、プリキュアからプリズムストーンを奪え」と使命を与え、戦いはまだまだ続くことになった。

この3人は最終的にプリズムストーンを奪うことに成功するが、それを自分たちの力にしようとジャアクキングから離反。ジャアクキングを滅ぼそうと襲いかかる3人と闇の王との激しい戦いの末、ジャアクキングはプリズムストーンの力を取り込んだベルゼイ達をさらに強制的に取り込むことに成功。

遂に「全てを生み出す力」を手に入れるのだが、ポルンの強い意志によって力を得たプリキュアの前に再び滅び去った。その際、3人の分身が起こした謀反には、彼らが行動を開始する時点まで気づいていなかった辺り、彼にも驕りによる油断は存在するようだ。


『ふたりはプリキュアMaxHeart』編集

プリキュアによって倒されたジャアクキングは、続編の『MaxHeart』では四天王の一人バルデスへと転生した。

自身の正体を他の四天王にも隠し続け、前世の力を取り戻すために暗躍する。

終盤でジャアクキングの「生命」の化身である洋館の少年と合体して完全復活を果たす。そして等身大の姿となってプリキュア達の前に姿を現すと、自らの力を「宇宙そのもの」と豪語してプリキュア達を圧倒し、地球を崩壊させていった。しかし、それでもプリキュア達に逆転されて追い詰められ、最後は地球に匹敵する巨大な姿となって全てを闇で覆い尽くそうとするが、クイーンとプリキュア達の力を結集した「エキストリーム・ルミナリオ・マックス」に耐え切れずに三度目の消滅となった。


ただし、闇のジャアクキングと光のクイーンは表裏一体の存在でどちらかが完全に滅ぶともう片方もまた滅ぶとされている。そして最終回後も光のクイーンが健在であることから、ジャアクキングもまた完全に滅んではいない模様。何億年も経ったあとに力を取り戻すのかもしれない。

ドツクゾーンには合計3つの幹部組織が登場した(ダークファイブ種の三者四天王)が、それぞれの幹部組織が崩壊する頃に自ら登場して戦っている。3度戦って3度敗れても完全には滅びない、まさにその名に相応しい存在と言えるのかもしれない。


映画での客演編集

2016年3月公開のオールスターズ映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』にジャアクキング(バルデス最終形態)が登場している。

ただし、これは魔女ソルシエールがプリキュアの記憶を元に再現した複製体でオリジナルのジャアクキングではない。




関連タグ編集

ふたりはプリキュア プリキュアの敵一覧


ドツクゾーン ダークファイブ 種の三者


ゼットン黒十字総統ゲルショッカー首領:シリーズ最初として印象深いラスボス。

ガタノゾーアネオラゴーンン・ダグバ・ゼバ:平成最初のシリーズラスボス。


ネオキングビョーゲン次世代最初のラスボス。

バトラーヤラネーダ次世代2番目のラスボス。


ジョーカーアンデッド/オロチ現象エージェント・アブレラ/絶対神ン・マニチアサ同期作品に登場するラスボス。


プリキュアシリーズラスボス

ジャアクキング→真ゴーヤーン

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