概要
寿命を迎え爆発が起きた星から放出された星の種。
最初の大きさは、金平糖のように小さいのだが
その種が成長していくと惑星となる。
ユニとメリー・アンによれば、「宇宙の宝。いつか本物の星になる」という貴重なものらしく宇宙ハンターもこれを手にするために血眼になって探しているらしい。
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【警告】これより先、この宝の正体について記載されているため閲覧には注意されたし
スタードロップは、ひかるとララが出会った不思議な生き物・ユーマだった。
メリー・アンの説明によれば、寿命を迎えて爆発し、粉々に砕け散った星の欠片であり、やがて成長して新しい星になっていくのだという。すなわち「生命を持った星の種」である。
しかし成長過程で出会った者の精神の影響を受ける事があり、そうするとその人物の思考が現実化したような法則と環境を持つ惑星を作り出してしまう。もしも人間の悪意の影響を受けた場合は危険な惑星に育つ恐れがあるとの事。
だがこれは裏を返すと、スタードロップを手にした者は自分の理想を体現した星を作り出すことができることを意味する。宇宙星空連合では星の誕生に人間の意志が関わってはならないという倫理があるようで、連合の下部組織である星空警察には、星の爆発を確認したならばスタードロップが人間の影響を受けないように監視する役目がある。
しかし、宇宙文明圏においてはスタードロップを欲する権力者や金持ちは数多(あまた)いる。そんなわけで、宇宙の希少生物を狩って闇市場に売りつける「宇宙ハンター」たちにとっては、スタードロップは最高の獲物である。
劇中では宇宙ハンターの一人・バーンの悪意と、ユーマと別れたくないララの悲しみの感情を同時に感じ取った事で混乱して暴走し、巨大な暗黒惑星に成長を遂げてしまった。
押し寄せる宇宙ハンターのUFO群をエネルギー波で撃墜しながら、地球をも飲み込まんとするサイズに膨れ上がってゆく暗黒惑星。その暴走を止めるべく、ひかる=キュアスターとララ=キュアミルキーは暗黒惑星の内部へと突入してゆく。
ひかるとララの真心と、プリキュア達の歌声でユーマは正気を取り戻し、暗黒惑星は美しい光と緑に包まれた星に変わる。それこそが、本来ユーマがなりたいと願っていた星の姿。
そしてひかるとララとよく似た少女の容姿となったユーマは、ひかるとララに別れを告げて宇宙の彼方へと飛び去って行った。
最後のエンドカードでは、プリキュア達に見せたイメージ通りの惑星に成長した姿が描かれた。(蝶のような翅が生えているのは沖縄の時に見た蝶が反映されているのかもしれないとアニメージュで書かれている)
48話ではイマジネーションを貸すシーンで一瞬だけ登場している。
余談だがスタードロップの設定を踏まえると「地球の不思議な場所はスタードロップだった頃の名残では無いか?」と考察がなされている。
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