概要
アプリゲーム『プリキュアつながるぱずるん』におけるプリキュアの敵対勢力(一部エピソードステージを除く)で、心の繋がりを断ち切ることを目的とする。
本拠地名は「ツナガラーズ帝国」。
支配者のディボースを頂点に、幹部にはキルンヌ(最高幹部)、パリン、ミセスカット、その下には構成員のギッザギッザ、ダンゼーツ、トギレール、コッパ、ブッタギル、バラバラーン、チグハグ、チリヂリンが所属している。
また、ツナガラーズのメンバーはチョッキンやジョッキンという怪物を使役している。
ディボースとバラバラーンを除く構成員は、いずれもツナガラーズ帝国の前身にあたる「つながる~ん王国」の住民だったが、バラバラーンの暗躍によって冷たい心を植えつけられ、ディボースの出現によって彼の配下になった。
因みにツナガラーズの構成員に関してはゲーム中で音声があるものの、担当声優はいずれも不明である。
作中では歴代のプリキュアから度々ほかの勢力と勘違いされることがあり、イベント限定のストーリーではミルキィローズの「ナイトメアもエターナルも、もう倒したはずなのに...」というセリフや、キュアソードの「もしかして、ジコチュー!?」というセリフがある。
物語の絡み
布でつなぎ合わされた世界「キルトランド」に侵攻し、ツナガラーズの幹部・キルンヌの指揮の下、構成員のギッザギッザ、ダンゼーツ、トギレールが暴れる形で街中を分断していたが、プリキュアたちの奮闘によってキルトランドは解放される。
その後は、ガラスで構成された世界「ステンドグラスの島」に侵攻し、ギッザギッザやトギレールといった前章のメンバーに加え、構成員のコッパや、ツナガラーズの新幹部・パリンも加わる形で街中を分断していたが、プリキュアたちの活躍によってステンドグラスの島も解放される。
現在は、リボンで構成された世界「リボン王国」にも侵攻しており、ツナガラーズの新幹部・ミセスカットの指揮の下、構成員のブッタギル、チリヂリンに加え、単独で行動していたバラバラーンも加わる形で街中を分断している。
最終的には、プリキュアたちの活躍でツナガラーズ帝国はつながる~ん王国に戻り、ディボースやバラバラーンら黒幕勢力の被害者の構成員は全員元の優しい人格を取り戻した。
上記の説明通りに一部に生存しつつも改心しなかったものもいたが、それ以外は全員生存改心を果たした結末は闇の魔法つかい、キラキラルをうばう存在、ノットレイダーに続いて今回で4度目となる。
イベント限定のストーリーによっては各プリキュアのいる世界に現れることもあるが、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の固定ストーリーではキラキラルをうばう存在の悪い妖精たち、ジュリオ、ビブリーとイル、ノワールが登場し、『HUGっと!プリキュア』の固定ストーリーではクライアス社のチャラリート、パップル、オシマイダーが登場する等、一部のサイドストーリーにおいてはツナガラーズが登場しないこともある。
構成員
黒幕勢力
ディボース |
---|
ツナガラーズの頂点に君臨する存在で、ツナガラーズ帝国の王にして神。人々のこころの繋がりを分断しようと目論んでいる。一人称は「ワタシ」。人々の冷たい悪意から生まれた闇で、現在は「つながる~ん王国」の王女・ティアの身体に憑依している。最後はプリキュアや脱退した元ツナガラーズの活躍によってティアから離脱され、この世から追放される形で封印された。 |
バラバラーン |
橙色の髪にカラフルなパーカーを着た少年。ツナガラーズでは単独で行動することが多いためか、幹部相手にも対等に接している。一人称は「ボク」。その正体は、ツナガラーズのメンバーを悪の道へと誘導させた張本人であり、ディボースをも利用しようと目論む黒幕である。最後はディボースの力を手に入れようとするが、プリキュアたちに阻止されたことで何処かへと逃亡した。 |
幹部
キルンヌ |
---|
ツナガラーズの最高幹部。厚化粧に黄色のロングヘアが特徴のグラマラスな女性で、ナイフのような扇子を携帯している。一人称は「アタシ」。元々は我が子を大事にする優しい母親であったが、自分の子に拒絶されたことで冷徹な人物へと変貌した経緯をもつ。 |
パリン |
宣教師のような服装に怖い顔が特徴の男性怪人で、細長いステッキと聖書を持ち歩く。一人称は「ワタクシ」。「ツナガラーズ教の教祖」と名乗り、ツナガラーズの素晴らしさを説くという使命を担う。元々は宣教師だったが、ディボースの洗脳された経緯をもつ。 |
ミセスカット |
青黒いドレスに肥満体格が特徴の中年女性で、ハサミのような杖を持ち歩く。一人称は「アタクシ」。キルンヌとは犬猿の仲。元々はファッション好きだったが、信頼していた弟子に裏切られたことで深く傷つき、現在のように他人を信用しなくなった経緯をもつ。 |
幹部の部下
ギッザギッザ |
---|
道化師のような衣装に肥満体格が特徴の男性怪人で、紫色の割れたハート型の風船を持ち歩く。一人称は「ボク」。元々は観客を楽しませることを生きがいにしていたピエロだったが、観客から心ない言葉を浴びせられたらことで酷く落胆し、そこをバラバラーンにつけ込まれた経緯をもつ。 |
ダンゼーツ |
悪魔のような黒い衣装に腰まで伸びたロングヘアが特徴の男性怪人で、紫色のハートの首飾りを付けている。一人称は「ぼく」。元々は「つながる~ん王国」の王子だったが、ディボースに妹のティアを人質にされたことで彼の配下になった経緯をもつ。 |
トギレール |
中世貴族のような緑色の衣装に細長い顔が特徴の男性怪人で、フランス語を交えた口調をする。一人称は「ボク」。元々は天才発明家として国中の人々に期待されていたが、国の衰退とともに自分の評価も地に落ちて現在に至った経緯をもつ。また、チリヂリンとコッパの製造者でもある。 |
ブッタギル |
相撲のような衣装に薄い緑色の巨体が特徴の男性怪人で、非常に横暴な態度で接してくる。一人称は「オレさま」。元々は王女のティアを大切にしていた稽古相手だったが、ディボースの洗脳によって凶暴な人物へと変貌した経緯をもつ。 |
チグハグ |
布で繋ぎ合わせたオバケのような怪人。一人称は自分の名。元々は王女のティアが大切にするぬいぐるみだったが、ディボースに憑依されたティアと同時に命を与えられた経緯をもつ。 |
トギレールの発明品
コッパ |
---|
黄色の戦車体に大砲のような両腕が特徴の機械生命体で、顔はモニターになっている。元々は壊れかけのコンピューターで、トギレールの修理によって命を与えられた経緯をもつが、ディボースの洗脳によってそのことを忘れている。 |
チリヂリン |
怒った目をしたミキサーのような怪人で、粗暴だが機械を製造する能力に長けている。一人称は「オレさま」。元々は壊れかけのミキサーで、トギレールの修理によって命を与えられた経緯をもつが、ディボースの洗脳によってそのことを忘れている。 |
怪物
チョッキン |
---|
幹部やその配下の者が使役する怪物。様々なタイプがある。 |
ジョッキン |
チョッキンの亜種。 |