館長（声：千葉繁）

エターナルの館長で、戦闘時は鳥の怪人に変身する。キュアローズガーデンのフローラに執着。最終話でプリキュアに倒された。

アナコンディ（声：山像かおり）

エターナルの鑑定士（現場責任者）で、館長の側近。戦闘時はヘビの怪人に変身する。第46話で館長に粛清される。

ハンター

スコルプ（声：子安武人）

硬派なエターナルの一員で、戦闘時はサソリの怪人に変身する。最初にローズパクト奪取の任務に就く。第11話で殉職。

ブンビー（声：高木渉）

エターナルの新入りで、元ナイトメアの幹部。戦闘時はハチの怪人に変身する。第47話で改心し、ブンビーカンパニーを起業する。

ネバタコス（声：島田敏）

横暴なエターナルの一員で、戦闘時はタコの怪人に変身する。スコルプの後任として第12話から行動。第24話で殉職。

シビレッタ（声：鈴木れい子）

狡猾なエターナルの古参。引退していたが、第13話から現場復帰。アナコンディとは犬猿の仲。第42話で殉職。

イソーギン（声：チョー）、ヤドカーン（声：乃村健次）

エターナル最強のハンターコンビで、戦闘時はイソギンチャクとヤドカリの怪人に変身する。ネバタコスの後任として第25話から登場。第38話で殉職。

ムカーディア／百井京介（声：置鮎龍太郎）

紳士的なエターナルの実力者で、戦闘時はムカデの怪人に変身する。第29話から登場。第46話で館長に粛清される。

シシキ（声：梁田清之）
ゲーム版に登場。エターナルの一員で、戦闘時はカニの怪人に変身する。スコルプのライバル。最後はプリキュアオールスターズに倒された。

怪物

ホシイナー（声：ふくまつ進紗）

エターナルが使役する怪物。「ホシイナーボール」というアイテムを物体・生物に取り付けることで誕生する。館長が使役する固体は非常に強力。

元構成員

シロップ（声：朴璐美）

エターナルの「運び屋」だった少年。エターナルの面々からは「パシり」同然の扱いを受けており、待遇は決して良いものではなかった。

組織体質

所属するメンバーには給料が支払われていたり休暇を取得できたり（ただし成果によって取得できるかどうかが決まる）、更には報告書の提出や面接でメンバーを補充している所から、前作の敵組織であるナイトメアと同じく企業運営的な組織体形をしている。

ただし、エターナルはナイトメア以上にブラック企業である。

アナコンディは館長の気を引くために身を粉にして働き、他のメンバーにも自分と同等かそれ以上に身を粉にすることを強要する。

そんな上層部の下、殉職した者に対しては存在そのものを無かったことにしたり、物語の後半ではメンバー同士で足の引っ張り合いをするなど、ブラックな部分が全面的に押し出されている。

このような横の繋がりが薄い組織体質の為、かつて所属していたシロップによると、エターナルに所属した新入りをいちいち他のメンバーに伝えるようなことはしない模様。

実際、ネバタコスは自分の前任者であるスコルプのことを「そんなヤツもいたっけなぁ」程度しか思っていない描写もある。

余談

モチーフ

組織に所属するメンバーの大半は毒を持った生物やそれと共生する生物、または獰猛なイメージを持つ生物をモチーフとしている者が多く、プリキュアとの戦いではホシイナーという怪物を使役する。

また、組織のモチーフはおそらく英国の「大英博物館」だと思われ、博物館の外観や、大英帝国時代に植民地等から略奪した貴重品も展示されている点もエターナルを彷彿とさせる（英国内では大英博物館を「泥棒博物館」と揶揄する人々もいる）。なお、略奪した貴重品を管理することで当時の戦争等から守られていた側面も酷似している。