「まず君の泣き叫ぶ声を聞かせてあげよう!」
CV:島田敏
概要
『Yes!プリキュア5gogo!』の敵組織・エターナルの一員。
普段は頭髪が薄く肥満体格でブレザーを着た中年男性の姿をしている。
ミルキィローズに倒されたスコルプの後任として、第12話からローズパクト奪取の担当になる(前任者のスコルプに関しては「そんなヤツもいたっけな」と気にも止めて無かった模様)。
元々はパルミエ王国をはじめとする異世界の担当で、スコルプ存命中にも一度復興途中のパルミエ王国を襲撃している。
乱暴な性格で、力ずくでローズパクトを初めとした貴重品を奪おうとする為、献上する財宝には付ける必要のない傷が多く、その度にアナコンディから咎められている。また、不機嫌になると任務関係なしに憂さ晴らしでプリキュアを襲撃する非常に身勝手な人物でもある。
勤務態度もかなり横柄で、新入りのブンビーをあごで使うのはもちろん、上司のアナコンディに対しても敬語を使わず、報告書の提出もほとんどせず、その内容もいい加減なものが多い。
一方で、うららの新曲を「イカす音楽」と言ったり音楽に興味を持ったこともあった。
「スコルプ?ああ、そんな奴がいたっけな。まあ今までやって来たのかは知らねえが…俺様が来たからには、ローズパクトが手に入ったのも同然だ。」
戦闘能力
戦闘時はタコのような姿になり、手足に相当する伸縮自在の触手で攻撃する。また、胸部の吸盤から墨を発射して煙幕を張ったり、数倍の大きさに巨大化することもできる。下半身は多数の足で構成されているが、何本か束ねて二足歩行も可能。
実力はかなり高く、最終形態のスコルプを1人で圧倒したミルキィローズの攻撃を全く受け付けない防御力を持ち、逆にスタミナ切れに追い込むなど互角以上の戦闘力を見せ付けた。
決戦
「このオレの居場所がなくなるだと! こんなことでオレの居場所が... 全部お前たちのせいだッ!!」
第23話の戦闘終了後、撤退時にキュアレモネードのプリズムチェーンで拘束されてしまい、そのままテレポートしプリキュア5を本部へ連れて来るという大失態を犯し、アナコンディから解雇通告を受ける。
それに逆上して超獣化し、プリキュア5を圧倒する力を見せつけるものの、新たな武器キュアフルーレの出現により形勢逆転。最後は「プリキュア・レインボー・ローズ・エクスプロージョン」によって消滅、エターナル第2の殉職者となった。
オールスターズでの復活
映画「DX2」では、ムカーディアと共に復活を果たした。
しかし、他の幹部と比べて見せ場がほとんどない。
余談
意外と知られていないが彼のモチーフであるタコは、毒を持つ種類が存在しており、ヒョウモンダコはもちろん、マダコも毒を持っている。