マダコ
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まだこ
タコの仲間では最も一般的な種類
世界中に生息するタコの一種で、タコといったら大抵は本種のことをさす。体長は60㎝ほど。
ミズダコやヒョウモンダコなどタコの多くはこのマダコの仲間のマダコ亜目、さらにカイダコ等を外すとマダコ上科に分類される。
(メンダコやジュウモンジダコはこれとは別のヒゲダコ亜目に属する)
世界各地の熱帯・温帯海域に広く分布、主に浅い海に生息する。
タコ類の中では最も産額が多いが、近年は漁獲量が減少しているため他のタコを代用するようになってきた。
ヒョウモンダコほどではないが、獲物を麻痺させるための毒の唾液を持ち、ヒトに対してもかなりの毒性を発揮し、咬まれた場合相当な期間、痛みが続くことがあるので注意が必要。
エサは主に甲殻類や貝類だが、地域によっては海に落ちたみかんを食べたり、スイカを狙って海岸近くの畑に出没するという話もある。芋が好物で、芋を盗むという俗説もあった。
ちなみに占いタコとして話題になったパウル君もこのマダコである。
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