概要
1998年にインドネシア・スラウェシ島の海岸で発見された縞模様(ゼブラオクトパスともいわれる)のタコの一種で、同海域にのみに生息していると思われていたが、現在では紅海や東南アジア各国の海域、オーストラリアのグレートバリアリーフなどでも確認されている。
名前にミミック(擬態)とつけられているのは、この種は軟体である身体を使って、他の生物の姿を真似ることで外敵から身を守るという習性を持つからである。(通常の蛸でも岩などに擬態はする)
おもに外敵が嫌う生物そっくりの形態となり動きも上手に真似るが、その姿は一種類だけでは無く、複数の生物に対して複数の姿を使い分ける。
なお縞模様が美しいためか、pixivで投稿されているイラストはほとんどが擬人化したものである。
代表的な擬態
40種類以上もの姿が確認されており、おもに毒を持つ生物に擬態することが多い。