オルハン(オスマン帝国)
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おすまんていこくのおるはん
オスマン帝国の第2代皇帝(生没: 1281年 - 1362年)(在位: 1324年 - 1362年)。初代皇帝オスマン1世の子。
オルハンの時代のオスマン帝国は、遊牧と略奪によるガーズィー(英語版)集団から君侯(ベイリク)国家への転換期であったといえ、実質的な建国者と評価される事も多い。
トルコ共和国の国定教科書では、彼の誠実な人格と信仰心が称賛されている。彼の性格を表すエピソードとして、攻略直後のイズニクにモスク、マドラサと共に建てた救貧院の開設式の折には自らスープを配り、夜には付木を焚いた話が紹介されている。
また、イブン・バットゥータの『大旅行記』には、オルハンが首都に1か月も留まることなく国内を見回り、時には異教徒と戦ったという伝聞が記されている。
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