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概要

アンモナイトオウムガイに似ているが、れっきとしたマダコ亜目アオイガイ科に属するタコの一種。別名アオイガイ(葵貝)とも呼ばれるが、貝のみを指してアオイガイという場合もある。


大きさは最大で直径30㎝ほど。世界中の温暖な海に分布し、日本では暖流に乗って日本海沿岸に来るらしい。

メスのみ頭部に薄い殻を持つがオスは矮雄と呼ばれる、「ほぼ生殖器だけ」の存在で、サルパと共生し、繁殖期には男性器だけメスへ提供する。なおこの「交尾中の個体」を見たジョルジュ・キュヴィエが「寄生虫」と誤認し命名した学名ヘクトコティルスは後、「頭足類ちんこ」の呼称として使われる。

触手から炭酸カルシウムを分泌して頭部にプラスティックのような薄い殻を作り、この中で子を育てる。このことから、子安貝(こやすがい)と呼ぶこともあるが、子安貝はタカラガイの別名でもある。

また海面付近で殻の中に取り込み、空気の量を調節して海中で止まる深さを調節しているという。


オウムガイに似ているためか、英語名は「ペーパーノーチラス」

アルゴノートという中々強そうな学名もある。触腕が、帆に見える事からこれを「海上を漂っている」ものと誤解したカール・リンネによる。


フネダコは同じ科に属するが、殻の表面が異なり、本種は細かい溝が複数あるのが特徴。

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