概要
太平洋の暖海側、全世界の温帯~熱帯海域に生息するタコ。
頭に見える胴体の腹面に網目のような突起があり、これが名前の由来。
雌は全長70cmほどになるが、雄は非常に小さく、雌の20分の1から10分の1くらいにしかならない。
雄および子供のタコはサルパというホヤの体内に入って浮遊生活を送っている。
また、雄は8本ある腕のうち1本が大きな吸盤を持つ巨大な腕になっており、雌と交接する際にその腕の先に精子の入ったカプセルを持って雌の体内に差し込み、腕ごと切り離して雌の体内に置いて行く。
ムラサキダコと同じく浮き袋を持っており、海面で空気を取り込んで浮力を調節する。