概要
第24話より登場。
キラキラルをうばう存在の上級幹部の1人、グレイブが使役する今作の戦闘員兼今作の怪物枠その3。
その名の通り、グレイブが作った小さい粘土細工の人形に闇に染まったキラキラルを1つ入れる事で生み出される存在で、現時点では7体までが確認できる。
サイズは人間の子供くらい。基本的に「ネン」としか喋らないが、自我も知性もはっきり存在し、主人のグレイブの目の届かぬところでスイーツイベントを楽しんだりとかなり人間臭い面がある。
グレイブの愛車の運転もネンドモンスターが担当している。
グレイブが「空飛ぶ車」で奪ったキラキラルをこのネンドモンスターたちに注ぎこむことで、4体が合体して巨大な怪物の姿に変貌する。
怪物形態
怪物態では巨大イルと同様に「ノワール!」としか発さなくなる。
外見は大きくは変わらないが、奪ったキラキラルの元になったスイーツをモチーフとした鎧を纏ったような姿となる。
見た目の可愛らしさにそぐわずそのパワーは凄まじく、キュアパルフェのリボンにより拘束された状態で逆にパルフェを投げ飛ばすほどである。その強さは同時期に登場するエリシオのカードモンスターの比ではない。
プリキュアは普通の戦い方では巨大化したネンドモンスターにはとても勝つことはできないが、知恵とチームワークを生かした戦術を駆使することでどうにかの勝利を掴んでいる。
いちご坂の悪夢
39話にてディアブルの力を取り込んだグレイブがいちご坂全体を闇に包みこんだ。そしていちご坂に住む(プリキュア以外の)人間達全ての心からキラキラルを抜き出し、それを錬成してネンドモンスターの仮面を作り、一人ずつに被せていった。
するとこの仮面を被せられた住人達はネンドモンスターになりきってしまい、グレイブの操り人形と化してしまった。
この状態では仮面を被された人たちは身体能力が飛躍的に上がり、闇の衝撃弾を発射することも可能となる。
過去のシリーズにも一般人が怪物化させられた例として、デザトリアン、ジコチュー、サイアーク、ゼツボーグ等がいるが、彼らは被害者の意識のみを媒介とし、身体は別の場所に封印されていたものであり、今回のように一般人が身体ごと直接怪物に変身させられる例は殆ど存在しなかった。
当然プリキュア達は街の住人達を攻撃することができず、手も足も出ないに等しい状況に追いやられることとなった。
グレイブ封印後
グレイブがエリシオによってカードに封印され支配された後は、ネンドモンスターもカード化してエリシオの使い魔となってしまった。ネンドモンスターは独立した存在ではなくグレイブと運命をともにしているということなのだろう。
41話ではエリシオの命令によりリオの姿に変身し、スイーツからキラキラルを奪い、本物のリオを悪者に仕立て上げた。
空っぽの世界
47話ではエリシオが作り上げた『空っぽの世界』にてグレイブ共々復活。
かなりの大所帯となり、グレイブの指示でキラキラルの状態を検査したり反抗する者が現れた際の戦闘員として活動している。
最終的にキュアペコリン含む7人のプリキュアが刃向かったため数の暴力で抑え込もうとするも、クリームエネルギーの網で身動きできなくなった。
数年後
人間に戻ったグレイブと共にペコリンのパティスリーを訪問。
何故か店の前でビブリーとグレイブがいがみ合う羽目になったため、必死に両者を宥めている。
関連項目
スナッキー チョイアーク →歴代プリキュアシリーズの戦闘員枠。
ノットレイ→2作後の戦闘員枠。本作38話のように一般人を身体ごと怪人化させた強化型も登場する。