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キュアペコリン

きゅあぺこりん

「キラキラ☆プリキュアアラモード」第47話に登場するプリキュア。
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ペコペコとキラキラを!レッツ・ラ・まぜまぜ!
キュアペコリン!できあがり!

概要

第46話終盤でエリシオによって地球は「空っぽの世界」に書き換えられ、全ての生きとし生けるものは感情を失ってしまう。それは宇佐美いちかを始めとしたプリキュア達も例外ではなかった。
ただ唯一、心を失わなかった妖精ペコリンは全てを元に戻すべく孤軍奮闘し、そしてついに新たなるプリキュアへと覚醒したのがこの姿である。
変身用アニマルスイーツは第7話や38話でもペコリンが作っていた「ペコリンドーナツ」で、つまりアニマルモチーフはペコリンそのものである。

放送上では第46話終了後の次回予告が初出だが、それ以前に幼児誌においてその存在が明らかにされていた。
ペコリンに関しては「当初プリキュア化案はあったが、没になった」と夏頃のインタビュー記事では答えられていたため(参考)、本作の情報を熱心に集めていたファンほどキュアペコリンの登場には意表をつかれたようだ。
ただ、ペコリンはスイーツへの思いに関しては、いちかの影響を受けての変化をしていない唯一のキャラというのは初期から見えるとことであり、物語の主人公であるいちかが壊れた時に、それでもスイーツへの思いを貫けるのはペコリンしかいないだろうと判断されたのは自然な帰結だったのかも知れない。
放映終了後に出版されたオフィシャルコンプリートブックでの田中仁(本作シリーズ構成担当)へのインタビューでは、ペコリンのプリキュア化案を最初に推していたのは自分であると答えている。それが没になった後でさえ「それでも、ペコリンがプリキュアにならないというストーリーは自分の中にはなかった」とまでこだわっていたということ。そして中盤でダメなら終盤でということで、各方面を説得してキュアペコリン登場のプロットを実現させたのである。

直後の春映画では変身しないことからプリキュアオールスターズにはカウントされない番外戦士として扱われているが、ピカリオキュアワッフル(仮)へ変身した時とは違って、ペコリンはルミエルの力を借りずにプリキュアへ覚醒しており、最終話でも変身して戦いに身を投じている事やプリアラの名乗りバンクにも参加(ど真ん中センター)している。このことからキュアペコリンは本作の世界観においては純正のプリキュアである。
最終回間際に主人公のピンチを救うため覚醒した助っ人戦士としてみると満と薫ロイヤルキャンディに相当するが、作中で純正のプリキュアとして扱われている事を考えるとキュアモフルンに近いと言える。特にキュアモフルンはトパーズスタイルがドーナツモチーフであるため、その点でも共通点がある。

キラプリ47話予告
ドーナツ🍩



覚醒経緯

「空っぽの世界」で人々の心のキラキラルは透明化して、感情が無くなってしまった。
この世界では何かに対して、誰かに対して、特別な思いを抱くことは禁じられており、万が一「好き」とか「嫌い」とかいう気持ちが芽生えてしまっても治安警察が心のキラキラルから色を抜いてしまう。そして人の心を揺らがせる可能性のあるものは全て回収して廃棄する義務が市民には課せられており、いちご山には巨大なゴミ焼却場が作られた。
誰も楽しむことを知らない代わりに、苦しむことも悩むこともなく、好きも嫌いもないから争いなど起こらず完全な平和がもたらされた世界。管理国家ラビリンスもびっくりのディストピアである。
世界がこのように塗り替えられる直前、ペコリンと長老キュアホイップの計らいによりカバン化されたキラパティに押し込まれ、その結果、世界変容の影響を受けずに心を保つことができた。
だが、プリキュア達は世界変容の力に逆らうことはできず、感情が否定されるこの世界をおかしいという疑問ももたずにシステムに従って生きる「模範的な市民」へと変えられてしまった。それだけでなく、今までの記憶を失いプリキュアのこともペコリンのことも忘れてしまっていた。もちろんスイーツに対しての「大好き」の気持ちもなくしていた。
ペコリンは自分ができることはただスイーツを作ることだけだからと、自分にとっての思い出のアニマルスイーツである「ペコリンドーナツ」をキラパティの厨房で一人で作り、みんなに振舞おうとする。しかし、そこから溢れるキラキラルがグレイブ率いる治安警察の目にとまり、ペコリンは危険分子として捕まってしまう。そしてゴミ処理場に連れて行かれ、ペコリンを諦めさせるために目の前でドーナツを焼却炉に放り込む。
すると泣き叫ぶペコリンの言葉に反応するかのように、そのドーナツのキラキラルが増幅し、第一話と同様のクリーム爆発を起こした。街中に降り積もったクリームはいちかをはじめとする元プリキュア達に「何かを忘れている気がする」と気づかせ、彼女達を爆発元であるいちご山へと向かわせた。
そしてこれだけの爆発を起こしたドーナツを危険視したグレイブはペコリンを痛めつけてでもそれを奪おうとするのだが、ペコリンはそれでもドーナツだけは身を呈して守ろうとする。それは第一話でガミーからショートケーキを守ろうとしたいちかの姿と被るものがあった。そしてその時と同じく、ペコリンが作ったドーナツのキラキラルが極限まで高まったとき、そのドーナツは変身用アニマルスイーツとして結晶化し、ペコリンをキュアペコリンへと変身させたのである。

キュアペコリン
キラキラプリキュアアラモード第47話



外見

キュアペコリン☆


外見は第38話でペコリンが人間化したおんなのこペコリンからさらに変わり、ピンク色のツインテールにリングドーナツ状の髪飾りをつけ、コスチュームもピンク色のドーナツモチーフとなっている。
ピンクのほかにもクリーム色がふんだんに使われており、変身バンクの背景色やクリームエネルギーの色もクリーム色である。
手には最初からキャンディロッドを持っている。持ち手がショッキングピンクでリボンパーツが薄ピンクなのが特徴。
また、いちか達のプリキュア形態にあったアニマル要素がこのキュアペコリンには装備されていない点も特徴である。
妖精形態から直接プリキュアへ変身するのではなく、おんなのこペコリンに人間化してからさらにプリキュアに変身する。おんなのこペコリンは小学生どころか幼稚園児くらいのイメージでデザインされているため、三頭身半くらいの身長である。キュアペコリンもそれを踏襲しているため、他の仲間たちと並ぶと当然ながら最小である。サイズ感としてはキュアホイップの3分の2くらいとなる。

キュアホイップとキュアペコリン



作中での活躍

初覚醒した47話ではロクに戦うことができず、キャンディロッドからクリームエネルギーの弾丸をいくつも射出するが敵であるネンドモンスターの群れには一発も当たらず逃げ回るばかりという醜態を見せた。
しかしこの当たらなかったクリームエネルギーの弾丸が花火のように破裂し、周囲を満たすキラキラルの輝きの中に、元プリキュア達はかつての自分たちが作ってきたスイーツの幻影をみる。それはペコリンがずっと見ていた光景だった。それが皆の心に忘れていた思いと記憶を思い出させる直接的なきっかけとなり、プリキュアは復活する。
戦う前はグレイブに「プリキュアをただ見ていただけのおまえに何ができる」と煽られていたが、全て見届けていたからこその奇跡である。

キュアペコリンできあがり!



この時の、グレイブの「ただ見ていただけ」発言は、我々視聴者にも当てはまることであり、作中ではグレイブの猛攻を浴び続けていたが、画面の外ではそれに匹敵するエリシオの精神攻撃ラッシュを今まで諦めずに見届けていた反撃とも受け取れる。
つまり、プリキュアでさえも敗北してしまった状況化の中で、本来の視聴層のような人間態を持つペコリンが皆の希望となることによって、今まで見ていることしかできなかったからこそ、今までの戦いや思い出が光を生み出し、憧れのヒーローをミラクルライト無しで、応援して直接救ったとも言えるだろう。

仲間の復活でお役御免…という訳ではなく、48話でそのまま最終決戦にも参加。今回は仲間との連携によってちゃんと戦闘でも役に立っていた。
基本的な戦闘パターンはやはりクリームエネルギーの弾丸の連射であり、攻撃の射程距離はチームで最長。直接的に相手にダメージを与えるというよりも、弾幕を張ったり制圧射撃をしたり牽制としての役割がメインであった。
なお、自分のクリスタルアニマルは持たないので空中戦ではキュアパルフェのペガサスに同乗するか自力で飛行し、一同がキラキラルクリーマーを使う場ではキャンディロッドを用いていた。

作中1年後が経過した最終話でもこの姿で戦いに赴いており、ピカリオを含むいちご山の他の妖精達の力を借りる事でキュアドーナッツフルーと言うキメ技を新たに習得している。これは自分と仲間の妖精達のキラキラルを集結して巨大な光輪を生み出し、それで敵を拘束したうえで浄化する技。
ちなみにペコリンがプリキュアに覚醒する前の第38話でも、おんなのこペコリンがプリキュアを助けるためにキラキラルの光輪を生み出しており、その流れを汲んだ技でもある。ただしこの時に使われたキラキラルはルミエルから授かったものであった。
最終話でのこのキメ技の習得は、ペコリンを始めとするいちご山の妖精たちが「守られるべきか弱き存在」の位置から脱却したことを示しており、いちかが自分のやりたいことのためにいちご坂から旅立つことへの背中を押すことになった。

余談

その髪型と中の人からこのようなネタも。

キラプリキュアペコリン(田中)
キュアペコリンコスのよっきゅん



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