説明
『キラキラ☆プリキュアアラモード』に登場する小瓶型のアイテムで、それぞれプリキュアがモチーフにしている動物の形をしている。
キラキラルクリーマーから絞り出されたクリームエネルギーをそこに詰めることで、その瓶から動物の形をしたちっちゃなイキモノが飛び出してくる。大きさはペコリンなどの妖精達よりもさらに小さく親指サイズである。(元々の小瓶自体がそれくらいの大きさ)
この動物達はプリキュア一人一人の「個性の輝き」が具現化したもので、いわばプリキュアたちの分身のような存在である。
人語は話せないが意志疎通は可能で、身振りや鳴き声でコミュニケーションを取ることができる。また分身だけあって、各プリキュアの感情や体調と同期しているようだ。
各アニマルの声は、それぞれのプリキュアに対応した声優が声を担当している。
作中ではプリキュア達の日常を彩るマスコットキャラのような立ち位置だが、戦闘でのキメ技発動の際には、プリキュア達を背中に乗せることができるくらいに大型化した姿で召喚される(メイン画像参照)。
アイテムとしての初登場は24話で、いにしえのプリキュア・ルミエルからの授かりものとしてそれぞれのプリキュアが一つずつ入手した。ただしこの時点では小さな宝珠の形をしており、そこからプリキュアたち一人一人の心が成長するたびに、そのプリキュアが持つ宝珠が小瓶の形に変化していった。
この小瓶の使い方は長らく不明であったが、32話でキラキラルクリーマーを入手したことで初めてこれが「自分の分身である動物達を召喚するアイテム」ということが判明した。
余談
各クリスタルアニマルはモデルになった動物の鳴き声を発するのだが、ここで一覧を見ていただきたい。
- キュアホイップのウサギ → 「ピョーン」
- キュアカスタードのリス → 「クルル」
- キュアジェラートのライオン → 「ガオー」
- キュアマカロンのネコ → 「ニャーオ」
- キュアショコラのイヌ → 「ワン」
- キュアパルフェのペガサス → 「パタタ」
明らかにおかしいのがいくつかいるのがお分かりだろうか……
まあウサギとリスについては「その動物をイメージした擬音」として生暖かい目でスルーする大友も多いのだが、ペガサスについては看過できない斬新すぎるセンスなため、この鳴き声が流れる度にネットの実況でツッコミが入りまくるのが毎週のお約束である。
アニメイトタイムスの記事によると、最初は無難に「ヒヒン」になるはずだったらしい。しかしそれでは伝説上の生き物であるペガサスが「普通の馬」のイメージになってしまうという意見が出て、「馬のイメージを全くもたないが、ペガサスのテーマを内包する擬音」として羽音が採用されたようだ。だがさすがにCVの水瀬も、「『パタタ』ってなんだろうて思うタイミングはあります(笑)」と同記事内で突っ込みを入れている。
(ちなみに前作で登場したペガサス達はヒヒーンと鳴いていた)。