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プリキュアシリーズに登場する同名キャラクターについてはこちらで。

CV:下崎紘史


概要編集

突如として出現した人間を襲う謎の影。


ベルが様々な事情で辛い現実から目を背けて、夢を諦めようとする人々に闇の力と思われる球体状のシャドウの元を植え付けて誕生する怪物で、胸には割れたハートマークを外見特徴として持ち、肉眼では視認出来るがスマホのカメラなどには写らず、人間の側からは触れも出来ない性質もある。


ゾンビの様に動きは緩慢だが、人の影に取り付き奪って増殖する、低い唸り声の様な声を発しながら人々を襲って影に取り憑くと、辛い現実から目を背けたい願望を刺激し、対象を目覚めのない深い眠りへと誘う能力を持つ。第7話においてはネットに蔓延る悪意の声をも増殖源とし、言葉を介して個体数を増やす特性を得ていた。


プリキュアそれに類する存在に変身した者のみが接触・戦闘・撃破が可能。また人に擬態した異界の者や、滅びの力をそもそもの出自とするからも影は奪えない模様。


動画チャンネル『ダークナイトライトちゃんねる』の配信者は彼らの存在を知っており、出現を感知できるようである。


くるみも2話で察知している描写から妖精や、プリキュアの敵から生み出されたダークナイトライトちゃんねるの配信者等々の人外には、気配がわかるのかもしれない。


1話~5話では型が主だったが、6話からは型(ただしサイズは大型肉食獣並み)も徘徊し始めた。いずれのタイプも他の個体を取り込んでの強大化が可能であり、イヌ型に至ってはベルから更なる力を授かって三つ首の魔獣めいた姿にまでなっていた。更に7話では型までもが出現、電脳空間めいた場所でレモネードと激闘を繰り広げた。


積極的に人間を襲って増殖する等々、これまでのシリーズ作品の怪物には見られなかった要素が目立つ。また、プリキュアの必殺技への耐性もあるのか、プリキュア達の力がタイムフラワーによるもので、有限であるのが原因か、キュアルージュのプリキュア・ファイヤーストライク、キュアブルームキュアイーグレットのプリキュア・スパイラルハート・スプラッシュを無効化していた。


動向編集

1話『ミライノカタチ編集

仕事がうまくいかず、自暴自棄になっている片桐るみの父親の前に現れたが、特に危害を加える様子はなかった。


2話『ケツイノスガタ編集

街中で人間の影から次々仲間を増やしていて、のぞみの影にも触れるが、それがきっかけでのぞみがキュアドリームに変身してしまい、複数の個体が倒される。


3話『ココロノキオク編集

病院内の人間の影から大量に出現したが、キュアアクアミルキィローズによって倒された。


4話『マヨイノツバサ編集

住人が少なくなった団地内の人間の影から大量に出現した。

ブンビー達3人を追い詰めるが、のぞみとくるみシロップに救出される。


5話『ノゾミノノゾミ編集

ナッツが気配を察知し、のぞみ、くるみ、こまちの4人で追跡し、ミルキィローズに倒される。

1体が別行動で、のぞみをベルのいる異空間に飛ばしたが、ココと再会によって復活したキュアドリームによって倒された。


6話『ホノオノユラギ編集

大空の樹の近くに、犬型個体が複数現れたが、キュアアクアとキュアルージュによって倒された。


7話『ウレイノカジツ編集

ダークナイトライトちゃんねるによって紹介されたうららへの誹謗中傷コメントから鳥型のものが現れたが、キュアレモネードによって倒された。


8話『ワタシノマチ編集

時計塔の音ともに出現したが、キュアドリームとキュアミントによって倒された。


9話『フタリノキズナ編集

大空の樹の近くに、植物型のものが現れたが、キュアブルームキュアイーグレットによって倒された。


10話『サイゴノヤクソク編集

環境破壊に対するベルの怒りが頂点に達し、街の身勝手な人々から大量に出現した。


11話『ミライノオワリ編集

前10話で生み出されたシャドウが集まり、巨大シャドウとなってプリキュアと戦う。

しかし、途中で創造者であるベルの制御から離れ暴走を開始、手当たり次第に周囲の破壊を行っていく。


12話|『キボウノチカラ編集

プリキュアと町の人々との協力により全てのシャドウが浄化され、元凶のベルも本来の時間軸へと帰還したのも合わさり、一連の事変は終結した。

今回の事変を切っ掛けに、プリキュア達と町の人々は『町の明るい未来』を守るべく奮起するのだった。


関連タグ編集

ベル(プリキュア) キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜

プリキュアの敵一覧
























シャドウの危機は去った。しかし……




















事変から幾時が過ぎたからか喉元過ぎれば熱さを忘れるの言葉通り、あの事変を忘れた(あるいは知らない他所の)人間が身勝手に捨てた空き缶から、シャドウらしき靄が発生した形で物語は終結したのだった……

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