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夢原のぞみ(キボウノチカラ)

ゆめはらのぞみ

『キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜』の主人公。『YES!プリキュア5』の主人公であった夢原のぞみの成人後の時間軸における姿かつ、その可能性の一つとされる。
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※『Yes!プリキュア5』及び『Yes!プリキュア5GoGo!』におけるのぞみについては夢原のぞみの記事を参照。


CV:三瓶由布子


概要編集

キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜』の主人公で、大人になった夢原のぞみ/キュアドリームその人だが、かつてのシリーズ本編における彼女のパラレルワールドの一つにおける未来である(シリーズ本編の彼女と極めて近く、限りなく遠い道を辿った者ともとれる)と同時に、制作側からの彼女の辿る道への一つの回答である。


この世界線では、本編からの長年の努力の結果、念願のプレジール学園小学校の教師となり、夢を叶えることが出来た。


中学を卒業後は、かつてのプリキュアの仲間達とは第一話の終盤まで殆ど会っていなかったらしいが、親友であるりんとは連絡を取り合い、お酒を飲みながら仕事の悩みを愚痴合う仲が続いている。


本人の弁によればキュアモの返却義務はなく宝箱にしまっていたが、ある日(『GoGo!』からおおよそ数年後)突然無くなっていたという。そのため、物語開始時点でプリキュアへの変身は不可能になっていたが、これは他の4人も同様と思われる。(あくまで『この世界線』では。シリーズ本編の世界線では、成人後も変身能力を維持している可能性がある。)


作中での年齢は26歳前後(また、日向咲が原典では1992年生まれとされていた事から、その一つ下の年齢である彼女は1993年生まれである事も確定した)。計算すると、作中の時代は2019年前後(後続のプリキュアが生まれた世界でのスター☆トゥインクルプリキュアの現役時代に相当する時期)の模様。かれんが勤務医であることが確定したものの、大学を出て四年~という台詞により、確定した。お肌の曲がり角になった事を気にしているようだが、肉体的にはむしろ俗に言う全盛期にある年齢である。

デスクワークが多い職業柄、あまり運動はしていないようで、元気が取り柄であった現役当時に比べ、体力は往時から12年前後の加齢と日頃の運動不足で低下し始めたようである。また、プリキュアになって一時的に若返った際に体の軽さを嬉しがるなど、日頃の運動不足が祟り始めている様子を見せており、社会人として相応に疲れているようだ。


真面目ながらもジョークを時折言って笑いをとる授業は概ね好評で、生徒達に慕われている。


一方で学生時代の経験から、生徒達に夢を諦めないで欲しいと言う想いが強く、片桐るみ転校を機に夢を諦める事を知り、彼女の夢をなんとか叶えてあげようと奮闘するも上手くいかず……


そんな中でかつての仲間達と再会するがそこに街に突如現れたシャドウにりんと共に襲われるも、再びキュアモが現れたことでキュアドリームへ再覚醒を果たす。再変身を果たした後は10年単位のブランクがあるにも拘らず、全盛期と遜色ない戦闘ポテンシャルを発揮。現役時代には見せる事が少なかった咆哮もするなど、かつての現役時代以上に猛々しい戦士としての印象を残す。


戦闘終了後、自分の手元にキュアモが戻ったのを確認した時に嬉しそうにし、ある種の感慨に浸っているようであった。


シャドウにまつわる騒動の当事者であると同時に、往時のプリキュア戦士のメンバーの中では最初に往年の変身能力を取り戻したためか、事態の解決へ積極的に動いており、昼休みの僅かな時間を使い、襲撃された日向咲美翔舞を救出に赴くなど、メンバーの中では最も往時の姿を残している様子を見せている。またココとは大学卒業から四年ほど会えていなかったが、彼の存在が現在でも拠り所になっているようで、自己意志でキュアモを復活させるほどに想いが強くなっている様子を見せた。


なお、飲み会ではビールをジョッキで頼んでおり、成人後は仕事柄、酒好きになったという事が示唆されている。


現在は賃貸暮らしである様子。

第7話では人間界で生活するためのマンションの賃貸物件をブンビーに紹介してもらっていたココだったが、同行していたくるみはその部屋がのぞみの住む部屋の隣だった為速攻でココの名義で部屋を契約した。


物語後半に倒れることが増えて来たが、奇跡と言うしかない、タイムフラワーによる若返り変身には寿命を削っているという疑いが生まれている(今は、光墜ちキュアの代表格のプリキュア敵時代終盤寿命を削って強大な力を使っていたのを思い出させる)


最終的にはタイムフラワーによる死亡フラグを立てつつも、無事に生還。ココと添い遂げる事が叶い、なんと、パルミエ王国の王妃になる。普段は人間界で教師を続けつつも、パルミエ王国では王妃として扱われている模様。つまり、長年の愛が奇跡を起こしたのである。同時に自身の青春時代に一つの決着をつけた。騒動の終結後にプリキュアから正式に退いたかは定かではないが、枯れたタイムフラワーがまた生えた事から、いずれは(一時的にでも)戦う宿命にあると思われる。(別の世界線では2020年代に至っても戦い続けているので、この世界では、ある意味恒常的に戦う力と引き換えに、個人としての幸福を手に入れたともいえる)

これはココのぞのカップリングへの公式による一つの回答に過ぎないが、公式も『二人はいずれ、種族の違いを超えて添い遂げる』と考えている証であろう。


余談編集

本作の存在により、少女としての夢原のぞみ及び現役プリキュアとしてのキュアドリームお役御免になったという声もあるが、プリキュアオールスターズの商品展開などでの都合もあり、キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜における顛末はプリキュア5が存在する多元宇宙の一つでの出来事であり、彼女らが成長した後にプリキュアの力が必ずしも無くなるわけではなく、本編の世界線では戦い続けているかもしれない』というのが公式の見解であろう。


前兆?編集

2023年1月に開催された横浜市の成人式において「5」時代の夢原のぞみが登場し、三瓶氏による新録で新成人への応援メッセージを届けていた。さらに、同年9月に公開された『オールスターズF』においては、プリキュア史上初の成人済キュアであるキュアバタフライ(桃キュア・蝶モチーフつながりでもある)との合体攻撃を披露している。

もしかすると、のぞみ自身も成人し社会人として奮闘する姿を見せるまでの前振りだったのかもしれない。


声優について編集

三瓶由布子氏はHUGっと!プリキュア第37話以来の

プリキュアシリーズ出演である。


以下キャスト解禁時のコメント

「信じられない、エイプリルフールのドッキリかと事務所に確認したことを覚えています。でも本当の話だとわかって5チームみんなで連絡を取り合ったりして、驚きと喜びをみんなで共有しました。成長したのぞみを演じることは嬉しさと新たな挑戦に対する緊張感がありました。どんな風に成長しているのかというワクワクと、その成長した姿をどんな声どんな喋り方で表現するか悩みました。実際はまあ…現場でみんなと一緒にアフレコしたら、さらっとのぞみが出てきたりして、仕事場での表情と、仲間内で集まるとあの頃に戻っちゃうよね、というみんなとの空気感を感じました。新しい設定はもう! みんな素敵!!可愛い最高!!!りんちゃん美しい!!です。竹内さんとは普段男の子役が多い二人なので妙齢の女性を、のぞみとりんちゃんの大人の姿を悩みながら、お互いに「どうかな?」なんて相談しつつアフレコできたので、とても楽しく心強かったです。やっぱりりんちゃんとの会話は安心感がすごい!プリキュアへのリスペクトや喜び、強い気持ちをもって作品にのぞんでいます。同窓会のような空気もありつつ、アフレコがはじまるとチームワークは抜群!みんなとの会話がとても心地いいんです。「キボウノチカラ」が早くみんなに届いて欲しいです。今大人になって悩んでるみんなへ、これから大人になる不安を抱えているみんなへ、もちろんプリキュアが大好きなみんなにも!時間を積み重ねてきたからこそできる、こんなプリキュアはどうでしょうか?彼女たちの今の姿を、一緒に応援してください。」


関連タグ編集

プリキュア キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜 夢原のぞみ のぞみ先生

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