※『Yes!プリキュア5』及び『Yes!プリキュア5GoGo!』におけるかれんについては水無月かれんの記事を参照。
CV:前田愛
概要
キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜の登場人物で大人になった水無月かれん/キュアアクア本人。
成人した現在は病院の勤務医として勤務している(一瞬映る看板に「University Hospital」とあるため、大学病院と思われる)。何科(内科、外科、歯科、産婦人科、全身科医)の医師なのかは現時点では不明。勤務医になっている事から、年齢は20代終盤~30代前半(根拠については後述)までの間と思われる(他の四人もその年齢層と思われる)。
描写からして内科系の勤務医と思われる。
りん達にお酒を飲みすぎないようやんわりと窘める等、医者になってからは今まで以上に食生活にも気を使っている。飲み会での注文は専らウーロン茶。下戸な訳ではないが、「いつ何どき緊急呼び出しがかかるかわからない以上、飲酒などしていられない」という職務上の都合によるものであり、旧友たちからもその辺の理解は得られている。
第3話でリハビリ中の少女篠崎ナナと出会い彼女がリハビリを拒んでいることに悩んでおり理由を聞いてもナナは何も語ろうとせず、有効な治療ができないことに歯がゆさを感じていた。
そんな中、かれんは仕事帰りにくるみと出会い、一緒に食事に行くことに。
酔いつぶれるくるみの言葉でかれんは自身の原点を思い出し、ナナとのコミュニケーションの糸口を掴むのだった。
その後宿直中にシャドウが現れ襲い掛かってくるが、ナナや患者たちを守るべくかれんはシャドウに立ち向かう。その時、再びキュアモが現れキュアアクアにへ再覚醒を果たす。シャドウの物量戦術と病院内故に余り派手に動けない事もあり苦戦を強いられるが、気配を感じたくるみが助けに入り同時に彼女もミルキィローズに再覚醒して2人の連携でシャドウを蹴散らした。
第10話ではタイムフラワーの副作用で倒れたのぞみを診察するも、異常は見つけられず…。
年齢について考察
劇中で勤務医となっているかれんであるが、医師は勤務医になるまでに医学部卒業だけでも6年必要となるなど、長い時間がかかることから年齢は先述のように最低でも26歳前後と考察される。
※第五話にて、のぞみの年齢が26歳と確定したため、一学年上であるかれんの年齢は27歳(本編当時より12歳の加齢)と確定した。恐らくは研修を終え、正式に勤務に就いて日は浅いものの、研修医時代から『将来有望』と見なされ、診察をこなしてきたものと思われる。
考察のわかりやすい参考として、ニチアサ出身キャラで本業が同じ宝生永夢(仮面ライダーエグゼイド)がいる。
現役入学でストレート卒業の永夢は本編で24歳の新任研修医であるので、かれんの場合も社会人スタートは同様と仮定してよいと言える。(中学時代に100点を普通に取れると発言するほど学力も十分あるため)
また、これに加えて日本では研修期間は2年以上必要とされている。
声優について
前田愛氏はTVシリーズのプリキュアシリーズ出演は14年ぶりである。
率直な感想は嬉しい一択です!また演じられて嬉しいと思う反面、大人ってどのくらい大人なんだろうな…とぼんやり考えました。そして大人になった私たちを受け入れてもらえるかなと少し不安にも思いました。
皆さんの記憶の中にいるあの頃のかれんたちから、この物語のかれんたちまでどんなことがあったのかを違和感なく埋めて行くのは結構大変なのかなとも思ったんですが、みんなと一緒に収録したらスッと埋まりました(笑)。仲間は偉大です。
かれんは元々大人っぽかったので更に綺麗になったなと思いましたが、個人的にはいい意味で少し庶民感が加わった気がしました…あくまで個人の感想です(笑)。物語を辿ってもらえれば、なるほどと思ってもらえる日も来るかもしれません。
マイクとマイクの間にパーテーションがあったり、まだ完全には昔と同じ収録スタイルではないのでやりにくく感じる部分もあるんですが、相談しながら収録できるのはとても心強いし、とてもスムーズだし楽しかったです。収録の合い間で話してる内容も大人になったな…と感じました(笑)。
またこうしてあの頃一緒に夢を語ってきた仲間たちと、大人になってそれぞれが抱える夢のかたちを共有できることは珍しいことだと思うし、その機会を与えてくださった皆様、そして変わらず応援し見守り続けてきてくれた皆様、本当にありがとうございます。精一杯、心を込めて物語を紡いでいきたいと思いますので、どうか彼女たちの物語を最後まで見届けてください!