注意
※この記事は『小説『ドキドキ!プリキュア』』の重大なネタバレを含みます |
---|
概要
小説『ドキドキ!プリキュア』の登場人物の1人。
四葉重工の専務を務める、冷たい目をしていて痩せ過ぎ感のある体格で、ボサボサ頭と丸眼鏡が特徴の冴えない男性。
ジコチュー殲滅を謳ったドローン兵器<NOW(ニュー・ワールド・オーダー)>を売り込み、自分たちが管理する世界を構築すべく、四葉重工を世界有数の軍事産業へと育て上げ、永続的に莫大な利益を得ようと目論む。
その準備段階として、トランプ王国のプリキュアたちに封印されたルストとゴーマの封印を解いて彼らと手を結び、計画の邪魔となるプリキュアたちを排除しようと暗躍。更に異世界であるトランプ王国を侵略者として仕立て上げる為に偽ジョナサンに化けたベールを通じて宣戦布告を行うマッチポンプ等といった、様々な策謀を張り巡らせた。
人物像
目的の為なら手段を選ばず、自分は安全圏から高みの見物を決め込み、平気で相手の心を踏みにじる様な言動を投げかけて相手の心を傷つけて周りに自分を相手よりも大きく見せたり、あたかも雲の上から下々の者を監視する審判者のように振舞う、慇懃無礼な自己顕示欲の塊の様なエゴイスト。
それ故に六花からは本当の意味でのジコチュー、ある人物からは人の心を蝕む化け物と酷評され、レジーナからはナメクジメガネというあだ名で呼ばれている。
余談
モデルは『デジモンセイバーズ』に登場する同名の人物で、やっている事も、彼の所業と同じである。
どちらもメインライターが山口亮太氏であるため、一種のお遊びだろう。
関連タグ
以下、ネタバレにつき閲覧注意‼
彼の目論見はプリキュアたちと彼の協力者を装っていた人物の活躍で自身の所業や目論見が露呈し、最終的に計画は瓦解してしまう。
追い詰められた倉田は、最後の手段として予め採取しておいた“ジコチュー細胞”を飲み込み、怪物化。
自身の計画を台無しにしたプリキュアたちを解除しようとするが、その過程である理由から“原初の闇”と同じく、世界を無へと帰す存在へと変貌してしまった。
最後はキュアキスリング、キュアテスラ、キュアクラベスを始めとした、ある理由で世界に5000人に増えたプリキュアたちの支援を受けたキュアハートの『マイスイートハート』を受けて浄化された(キングジコチューの件もあるので生きているとは思うが、本人の生死は不明のままとなっている)。