声:岩崎征実
概要
ジコチュー細胞は、「ドキドキ!プリキュア」に登場する敵で、ジコチューの一種。第48話に登場。
キングジコチューの体内の心臓部、トランプ国王をコアとした空間で外敵を排除する、いわば白血球のような役割を果たす。
紫色の等身大と緑色の大型と複数体いるが、その外観はキングジコチューに似ている。
ただしキングジコチューとは別人格で、ラスボスであったプロトジコチューのそれを反映しているものと思われる。
「愛の鼓動」を取り戻しかけるトランプ国王に対し、国民を犠牲にして娘を救おうとした自己中心な考えを糾弾するが、キュアハートに「家族愛はジコチューではない。」と論破される。
キュアハートの"みなぎる愛"で大部分が浄化されるも、大型のジコチュー細胞を核に再生巨大化。
「家族の愛だと?笑わせるな!娘ひとりのいのちを救うために、国を無茶苦茶にされたトランプ王国の民が、許すと思うか!!」
「愛に罪はない。悪いのはひとを愛する心を利用した、あなたたちよ!!」
キュアハートを飲み込まんとしたそのとき、その”トランプ王国の民”であるキュアソードに切り裂かれ、断罪されたのちに消滅した。
その後、キュアエース、レジーナ、アイちゃんの手によりキングジコチューに取り込まれていた国王が救い出され、それによりキングジコチューも浄化消滅。
かくしてトランプ王国の滅亡に端を発したこの物語も、トランプ王国に関わるひと達(約1名を除く)の手によって、一応の決着をみたのである。
・・・が、この時点でトランプ王国の国民はまだプシュケーを取り戻しておらず、本当の最終決戦は最終話、プロトジコチューとのそれに持ち越されることになった。