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『映画Go!プリンセスプリキュア』はシリーズ史上初めて、短編中編長編の3つのストーリーで構成される。

そのうちの中編に当たるのが『プリキュアレフィのワンダーナイト!』である。


ストーリー編集

ある日、はるかが女子寮の自分の部屋へ帰ってきた時のこと。

遠い国の友達からもらった人形のレフィが光り出し、はるかを別の世界へと送り出す。

いつの間にかキュアフローラに変身していたはるかがたどり着いたそこは、昼を失った夜の国・パンプキングダムの城下町。そしてそこにいたのは人形だったはずのレフィ。しかしこの世界ではレフィは立派な人間であり、しかも王女であった。

レフィはこの国から昼を取り戻すために伝説の戦士プリキュアの力を借りたいという。

目指すは王城のてっぺん。そこにある鍵穴にレフィが持つミラクルライトを差し込めば昼が取り戻されるというが、行く手には王国を占領したナイトパンプキンの兵士たちが立ちふさがっている…

同じくこの世界へ飛ばされてきたみなみ(キュアマーメイド)・きらら(キュアトゥインクル)・トワ(キュアスカーレット)とともに、城の頂上までノンストップで駆け上るアクションバトルが始まった。


その他編集

  • 上映順番では3本目。つまりフィナーレを飾る作品。上映時間は20分。
  • 冒頭で登場するレフィの人形は『パンプキン王国のたからもの』のキーアイテム。つまりこの映画はその後日談という体裁となっている。しかし、ストーリー的なつながりはなくこれ単体でも楽しめる。
  • 全編がフル3DCGアニメーションで制作されるが、これは2011年に公開された『プリキュアオールスターズDX3Dシアター』以来で、ストーリー性のある作品はシリーズ史上初となる。
    • ※以前の版で記載があったが2006年の『ふたりはプリキュアSplash☆Star マジッ★ドキッ♥3Dシアター』は既存のセルアニメ風の2Dデジタルアニメーションを立体視処理して上映した「メガネをかけると飛び出て見える映画」であり、フル3DCG作品というわけではないので注意。
  • 本作は元々プリキュアとは関係ない、レフィを主人公としたオリジナル作品として企画されていた。更にプリキュアの登場が決まった後も、キャラクター設定やストーリーが現在と異なるものだった。ちなみに本作がラインナップに加わる前は、「セルアニメ風の王道冒険長編」と「歌とダンスをテーマにしたフルCG短編レビュー」の2本立てだったという。
  • 同時上映の『キュアフローラといたずらかがみ』も東映アニメーションデジタル制作部により全編がフル3DCGアニメーションで制作されているが、『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』とはメインスタッフが異なり、作風や技術的な部分の違いもかなり際立っている。

キャスト編集

本編キャラクター編集


ゲストキャラクター編集

  • レフィ(声:上垣ひなた):パンプキングダムのプリンセス。昼を取り戻すため、プリキュアに助力を依頼。
  • レフィの母親(声:坂本真綾):パンプキングダムの王妃で、ナイトパンプキンによって昼の光が奪われたと同時に夫である国王と共に囚われの身となっている。
  • ナイトパンプキン(声:中尾隆聖):パンプキングダムの昼を奪った元凶。

スタッフ編集

  • 監督・キャラクターデザイン:宮本浩史
  • CGアニメーションスーパーバイザー:金井弘樹
  • 美術監督:真庭秀明

リンク編集

映画Go!プリンセスプリキュア-公式HP


関連タグ編集

Go!プリンセスプリキュア

花とレフィの冒険……本作のその後の話を書いた児童向け小説

シャマー星人……こちらは逆に夜が奪われたストーリーを扱っている。

よるのないくに……名前の意味合いがパンプキングダムとは逆のゲームタイトル。

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