よるのないくに
よるのないくに
本作は主人公・アーナスを操作し、ボタンを押すことで攻撃を繰り出すほか、従魔(セルヴァン)に指示を出し戦わせる点が特徴。
従魔は依代を用いて召喚された使い魔で、ゲーム内には22種類登場する。経験値を得るごとに性能が上昇し、容姿も変化していく。容姿の変化は色が変わる程度のものも多いが、数が増えるものも存在する。
アーナスの初期武器は剣。ゲーム進行に伴って使用可能な武器が増加し、最終的には剣・双剣・魔銃・破槌・長剣の5種を切り換えられるようになる。
また姿を変え一時的に能力を高める「フォームチェンジ」も可能となる。
ストーリーはクエストを通して進行し、ほぼ全編を通して邪妖の活動する「夜」の間に行われる。日中は趣味やアルバイトなどの行動を選択してスキルポイントを獲得できる。
エンディングはマルチエンディングで、本編クリア後にはエクストラシナリオが解放される。
かつて在った、人にあらざる者───
妖魔の長、夜の君と呼ばれたそれとの戦いは人類の勝利で終りを迎えた。
しかし、夜の君はその散り際に汚れた血を撒き散らし禍根を残す。
その青き血を浴びたものは姿と性質を変え、邪妖と呼ばれる存在に転じ、人々から夜の世界を奪うモノとなる。
以来、この地は光差す時間はヒトが活動し、闇に染まる時間は邪妖が蠢く、決して眠ることのないよるのないくにとなった。
青き血を浴び、吸血という呪われた能力を得た少女は、よるのないくにでヒトのために生き、夜の生贄となる一人の少女のために戦っていく。
地図に存在することのない“よるのないくに”。
これはそこに生き、戦い、その後誰にも語られることなく、歴史の狭間に散った二人の少女の愛の物語。
その真実の愛にもとづく物語は、何よりも悲しく、月よりも美しい───
舞台はパラレルワールドの19世紀に存在する地図にない島、ルースワール島。
有史以来、幾つもの国や島が「永久の夜」に包まれて現実世界から消滅したとされ、11世紀には「夜の君」との決戦にって邪妖が大量に発生した。
ルースワール島はその決戦の舞台となった地でもある。
「夜の君」との決戦以降、世界は定期的・慢性的な破滅の危機に晒されているものの、妖魔及び邪妖との戦いは「教皇庁」にほぼ一任され、厳しい隠蔽工作や情報統制が敷かれている。
そのため、非常時を除けば人類は邪妖との戦いにかかわることはなく、世界は帝国主義全盛の世にある。列強国の植民地拡大や、アメリカ独立などの大きな出来事は現実同様に起きており、一部の邪妖は人類同士の戦争が遠因である事が作中で示唆されている。
一方で本編のような緊急事態が起きた場合には流石に戦争も中断され、各国が手を結み艦隊を派遣することもある。
産業革命の成否は不明だが、電話など一部の機械は妖魔研究で判明した原理を応用して製造されている。しかし、妖魔を利用しようと実験材料や奴隷にした場合は報復などでまず失敗しており、最悪の場合は純血の妖魔によって国ごと根絶やしにされるといった事態も起きている。そこまで至った国家は教皇庁の隠蔽と検閲により国名すらも歴史から消え去っている。
邪妖
蒼い血に触れてしまい後天的に妖魔となった存在たち。下記の従魔も邪妖の一種である。明確な悪意を持って人間を襲う者もいれば(下僕や遊び相手にするため)好意的に接するものもいるが、基本的に人類の脅威であり共存は極めて困難。吸血欲求を持ち夜行性であるなど、吸血鬼に近い性質を持つ。
純血の妖魔と同様に一枚岩ではなく、蒼い血の濃度が能力の高さに直結することもあって共喰いを行うことがある。狼型や悪魔型など、吸血ではなく直接的な人喰いを行う種族も存在し、人の心臓を喰らった場合は犠牲者の人格(魂)を宿すことになる。
本編開始時点では一度邪妖になれば二度と元の存在に戻る事はできないが、稀に邪妖になっても自我を保つ者たちがいる。それらは紫の血を持った「半妖」と呼ばれ、蒼い血への耐性を持つようになる。一方で邪妖と同じ吸血衝動に苛まれることになり、更に蒼い血を浴び続けるなどで精神が限界を迎えれば完全な邪妖に堕ちてしまう。主人公のアーナスもその一人である。
従魔
→従魔(よるのないくに)を参照
純血の妖魔
後天的に妖魔となった「邪妖」とは異なる、生まれながらの妖魔。永遠の闇の世界「常夜」(魔界・冥界の類)の住人。自然の化身であり、「常夜」のそれが意志と形を得ることで誕生する。
邪妖を吸血鬼とすればその真祖にあたり、次元の異なる力と人語を話す高い知能を持つ。特に不死性は極めて高く、完全に滅ぼすことは困難を極める模様。人類とは問題なく意思疎通できるものの、その価値観・倫理観は全く異なる。
「同じ自然現象に区別はない」「個体への執着が強い」という習性を持ち、同胞に危害を加えたものには凄惨な報復を加える事も少なくない。
その蒼い血に触れたモノは生物・無機物問わず「邪妖」へと変貌することになる。更に作中では「地域」そのものが邪妖に変貌しつつある現象も確認されている。人類も例外ではなく、対策をしていない限りは闇堕ちして人としての生を終えることになる。その感染力は極めて強力であり、夜の君の場合はわずか1滴でも人を邪妖に変えてしまう。更に邪妖の蒼い血から他の邪妖へ…とバイオハザードの如く感染は広がってゆく。
教皇庁に仕える半妖の聖騎士。リュリュとは親友。
愛称はリュリュ。自分の命と引き換えに「夜の君」を封じることを運命づけられた「聖女」。
アーナスがヨルドの祭壇で出会う、リュリュによく似た女性。
アーナスたちの宿泊するホテル「エンデ」の支配人兼カフェのマスター。
エンデの宿泊客。邪妖研究家を自称する怪しい男。
エンデの宿泊客。商人を名乗る怪しい男。
アーナスの先輩にあたる聖騎士。
かつて夜の君と死闘を演じ、封印した初代の聖女。
クリストフォロス Chlistphors(cv:黒沢ともよ)
仮面をつけた純血の妖魔。
夜の君が滅ぼされた後、その魂を探しに現世へと現れた純血の妖魔の女性。蒼い肌に二対四本の腕とヘビの下半身を持ち、登場する純血の中で特に人間とかけ離れた姿をしている。
花や書物など人間の文化に理解を示し、母性本能も持ち合わせている。一方で誘惑した魂を瓶詰めにして香水代わりに楽しむなど、根本的な倫理観はやはり人間と異なる。教皇庁には過去に幾度と無く刺客を送り込まれているが、たとえ敗北しても不死性と高濃度の蒼い血の汚染によって最終的には全てを退けている。夜の君の復活には賛成派。
デザインのモチーフはインド神話の蛇神。
「夜」、すなわち「常夜」の化身。純血の妖魔で最も強大な存在であり、人類の価値観で言えば妖魔の神、魔王と呼べる人物。登場する3人の純血の妖魔で唯一の男性。
本編の800年前、初代聖女によって滅ぼされ封印されたとされている。魔王のような存在ではあるが、必ずしも他の妖魔・邪妖に忠誠を誓われている訳ではない。むしろその復活で現在の自由気ままに活動できる状況が失われることを懸念する者たちもおり、復活阻止のためにアーナスたちに協力する者まで存在する。
コメント
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エンディングのネタバレがありますので、注意してください。 以下、その他の注意 ・捏造設定 ・キャラが違うかもしれない DLCを待ち望んでいる今日この頃です。 今回は手の甲にキスと某エンディングの後日談と遺書ネタという好きなものをとりあえず詰め込むだけ詰めました。4,511文字pixiv小説作品- 思いつき(設定のみ)
鬼滅の刃×よるのないくに(成り代わり転生)
最近よるのないくにと鬼滅の刃にハマってついやっちゃったマン たまには妄想をぶちまけないとパンクしちゃう(´・ω・`)334文字pixiv小説作品