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アセルス

あせるす

アセルスとは、ゲーム『サガフロンティア』の主人公の一人。
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プロフィール

種族半妖
性別女性
年齢17歳
出身地シュライク
CV加隈亜衣(LoVAでのキャスト)


概要

シュライクに住んでいた、・普通の人間の少女だったが、ある日妖魔の君オルロワージュの乗った馬車に轢かれたことで命を落とす。
しかしオルロワージュの気まぐれによって彼の血を受けたことで、半人半妖として蘇り、リージョン『ファシナトゥール』にあるオルロワージュの居城『針の城』へと連れ去られた。
なお、17歳というのはこの轢かれた当時の年齢であり、意識を取り戻すまで眠っていた期間である12年間は含まれていない。

サガフロンティアはおろか30年の歴史を持つサガシリーズ自体を代表すると言っても過言ではない存在感と、人気投票では高確率で1位を獲得するほどの圧倒的な人気を誇り、オールキャラ系のサガ派生作品の多くで、メインに近いキャラとして活躍する。

ストーリーでは城での生活に不満を募らせ、ついには教育係であった妖魔の白薔薇姫を連れ、ファシナトゥールを脱出することに成功する。
しかしそれはオルロワージュが放った刺客たちからの逃避行の始まりでもあった。

レッド編では、主人公レッドこと小此木烈人と幼馴染(7歳の頃のレッドとよく遊んであげていた近所のお姉さん)であったことが判明する。
名前は「アス」と呼ばれていたことだけが言及されている。
レッド(小此木烈人)と同じ日系人のようなので、本名は「アスカ」や「アスナ」など色々と想像できるだろう。
(レッドに「アセルス姉ちゃん」と呼ばれていたということは、「そもそも本名がアセルス」「妄想癖の強い思春期に良く起こる例のアレによるもの」と、意見が分かれる)
しかし、12年前と比べすっかり大きく成長したレッドに対し、妖魔の血の影響で老化が止まっていた彼女はレッドに偽者と間違われそうになる(このときレッドは19歳で、アセルスの肉体年齢は17歳のままなので、外見年齢が逆転している)。
彼女は緑髪だが、これは妖魔の血による影響で変化したもので、妖魔化した場合は青緑に変化する。元の髪色はエンディングの1つで明らかになる(後述)。

ちなみに半妖になってからは男性と女性に対しては話し口調が違い、男性に対しては女性口調で、女性に対しては逆に男性口調で喋る。
また、オルロワージュの血の影響か、シュライクの本屋でその手の本を見て興奮してしまい、自身の性癖の変化に戸惑う所が見られる。


「リマスター」により確定した設定

皮肉にも「サガフロンティア リマスター」の発売により、「プレイヤーの想像にお任せします」的設定だった部分の多くが確定してしまっている。
(とはいえ、人間・半妖・妖魔エンディングの3つに変更はない)

  • ヌサカーンの台詞から解るように、公式でバイということになってしまった。目覚めてから出会い、長い縁のある白薔薇との間には恋愛感情というものが「存在する」ということになる。また、彼の台詞によれば相手から見ても女性の肉体でありながら「男性」を感じるようになっており、お互い必然的に惹かれ合っているのが論理付けられた。
    • ただしアレなどでは決してない。外見上は完全に女性であり、性格や意識が半分男性的で、かつオルロワージュのようなカリスマ性を持ったものという意味である。それほど妖魔の君であるオルロワージュの血は強烈なものだったのだろう。無差別に女性を誘惑するのを避けたいのならば、妖力を制御しろとヌサカーンからは忠告を受けている。
  • ラスタバンが妙にアセルスに優しく(彼だけ表情が違うとアセルスは気付く)、野心を持っているにも関わらずアセルスがその気ならナンバー2に甘んじるところから、彼がアセルスを男性として好きになっており、よって彼は同性愛の嗜好を持っている可能性が高い。
  • その他、エミリアを仲間にする条件を満たした場合、他の主人公だと仲間にするかどうか選択肢が出るが、アセルスの場合はアセルスが「私に関わらない方が良い」と仲間にするのを断るものの、エミリアは「もう遅いわ」と言って強制的に仲間になる。この事からエミリアもアセルスに誘惑されている可能性が高い。
  • ヌサカーンの理論によれば「人間に戻ることは不可能」ということだが、茶髪になる人間エンディング(アセルスが普通の男性と結婚し、子やひ孫をもうけている)がある以上、オルロワージュの消滅によって「奇跡」が起こった可能性が高い。
  • ヒューズはアセルスが馬車に轢かれた際15歳で当時の事件を鮮明に覚えており、それがIRPOの一員となる切っ掛けでもある。エンディングでもヒューズの中では「自分より年上な29歳のお姉さん」という意識を持っていることが解る。

作中の性能

通常時は人間として戦うが、彼女独特の仕様として、本来なら妖魔が持つ特殊能力の『妖魔の武具(剣・小手・具足)』を使用することで一時的に妖魔に変化できるという点が挙げられる。
妖魔に変化すると人間時は緑色だった髪の毛が青く染まり、妖魔として剣・小手・具足に吸収した妖魔の力を振るうことができるようになる。
また、彼女は半人半妖であるため、人間にしか取得できない心術と、妖魔しか素質を持たない妖術の資質の両方を取得でき、妖魔武具を装備から外すことも可能。
やろうと思えば妖術と相反する魔術の同時所持も可能だったりする。作中では半端者扱いされたりするが、バトルでは人間と妖魔の良い所取りの性能を持つ。
なお、妖魔武具はアセルス編でオルロワージュの追っ手を倒した時か、通常戦闘やそれ以外のシナリオでは妖魔武具を使って「妖魔化」した状態で敵を倒した時、一定のステータス値以上を満たしていると戦闘終了時に入手する(技術欄に空きが必要)。

ヒューマンとしての成長に加え、更に妖魔武具に強力なモンスターを憑依した状態で妖魔化すれば簡易に能力を強化でき、かつ固有技、精神系の状態異常に対する耐性も完備と、強化に関するポテンシャルは至れり尽せり。
この性能により通常プレイの範疇(ヒューマンが完全に育ち切る程の超長時間をかけて育成したりしない場合)では、全プレイヤーキャラ屈指の戦闘力を誇る。
(ただし、「妖魔化」でスキル開放・能力上乗せのためには妖魔武具を1回空振りする必要があり、1ターンのリスクは存在している)

流石は妖魔の君の血を分け与えられし者、といった所。
ただし彼女が使えるのはアセルス編の他エミリア編とレッド編のみで、しかもレッド編ではシナリオ途中で一時的にパーティーにゲスト参加するのみである。
更にアセルス編は後述の通りエンディングが複数ある(いわゆる、マルチエンディング)。
その分岐条件のひとつに、小手以外の妖魔武具へモンスターを憑依したかどうかが関わってくる。そのため、何の制限もなくアセルスを使えるのはエミリア編のみとなる。
余談だが、エミリア編のラスボスは下級妖魔のため、上級妖魔であるアセルスの受けるダメージは仕様により1/4になる。

と、あたかも超強力なキャラのように思えるのだが、それは「きちんと計画的に育成した場合」、そうでなければ「銃・術を中心に用いた場合」である。
妖魔武具に頼らずなおかつ剣技や体術技を使おうとすると、当分のアセルス本体はとても貧弱で戦闘に向かない。

まず、技の閃きが非常に貧弱なので、閃きを頼りにする剣技や体術技は茨の道。
なんと、銃・術の専門家であるメイレンと閃きタイプが同一な為、閃き適正のある技がとても少ない。適正が最少のアニーに次ぐ少なさである。
最強剣技・無月散水の適正があればまだ良かったのだが、彼女はその適正を持っていない。
「突き」系の技に偏っているため、それを意識した派生が重要となる。
「諸手突き>稲妻突き>神速三段突き」の突き技ルート
「諸手突き>デッドエンド>ロザリオインペール」のカタカナ技ルート
あたりを柱とする形となるだろう。
あとは「ディフレクト→かすみ青眼→喪神無想」のカウンター技を覚えていくルートや、
「なぎ払い→払車剣→雲身払車剣」の範囲攻撃ルートも抑えておきたい。
(しかし、「リマスター」ではかなり優遇された性能に変わっている)

次に、ステータス成長率も銃や術向け。
剣技や体術技に関係してくるSTRやQUIが軒並み最低クラスの成長率。
逆にWILやPSYといった能力は上がり易い。
CHAの成長率も突出しているが、これはオルロワージュの影響だろうか?
また、防御面のVITも成長率が最低なので、術より銃を中心に使わせると多少はカバーできる。

剣技や体術技を使っていてもあまり弱みに気付かれないのは、仲間が妖魔ばかり(能力が上がらないため、アセルスの能力成長が遅くても比較にならず、気にならない)という点と、超優秀な武器・幻魔(攻撃力70・防御以外の各能力に+7・たまに相手を即死)を開始直後に入手できる点が非常に大きい。
能力強化が簡単な妖魔達に守られながら、後方から幻魔を振り回しているだけで何とかなる。
ただ、幻魔は全ステータスにプラス補正がかかるため、成長が更に鈍化してしまうのが難点。
あまり頼り過ぎると、終盤で完全なお荷物になってしまう。
このため、ある程度技を回収したら幻魔は仲間の妖魔に渡し、自分は他の武器を装備したほうが成長的には良いだろう。序盤の幻魔なぎ払い(低ステを補いつつ、WP0で多少威力が期待出来、閃きもできる)はアセルスの生命線。

剣技や体術技で戦力としてモノになるには、かのリュート以上に厳しく、かなりの時間を要する。
この問題は、幻魔を所持しておらず、おまけに仲間になるのが終盤近いエミリア辺で特に顕著。参入直後は銃や術に切り替えないとまるで役に立たないだろう。

初期装備のイメージを踏襲すると弱いが、そこにとらわれなければ活用しやすく、システムを理解すれば非常に強くなる玄人向けのキャラといったところである。
彼女を本当に使いこなせるかどうかはプレイヤー次第。

前述のように妖術(資質あり)と魔術(資質なし・店売り)の相反する術を持つことができる一人。
やり方は妖術を一切持っていない状態で店売りの魔術を持たせ、アクセサリー・パープルアイで「幻夢の一撃」を使用して妖術を修得させる事。ただし、両方持っている状態で魔術・妖術のどちらかの店員に話しかけると相反する術は消えてしまう。

シナリオ関連

アセルス編のエンディングは3通りあり、細かな条件は省くが「ラスボスのオルロワージュと会話するまでに妖魔の剣および妖魔の具足にモンスターを憑依していたか」「終盤でのとあるキャラクターの救出イベントを完璧に成功させたか」の組み合わせで決まる。

人間END
オルロワージュの消滅により赤い血を取り戻し、人として家庭を築き、天命を全うする。その死の際には関わった妖魔のほぼ全員が参列し死を悼んだ。アセルスの半生を表すアルバムはこのエンドでしか見ることができないため、必見。

半妖END
人間でも妖魔でもない存在である半妖として生き、年を取らない肉体のまま、年老いていきひ孫ができるほどの老齢となったジーナを見届け、妖魔の仲間と共に暮らし続ける。

妖魔END
人間であることを捨て、オルロワージュに代わり、新たな針の城の主としてジーナを妖魔化し、寵姫として迎え入れる。
なお、針の城に眠る他の寵姫は「あの人の食いカス」と吐き捨て永遠に封印する事を命じており、オルロワージュ以上に他者をなんとも思わないその有り様からイルドゥンには「ファシナトゥールももう終わりだな」と見限られている。
ちなみに人間ENDの条件を満たしたままシナリオを進めた後オルロワージュ戦前に妖魔武具全てに魔物を憑依させて妖魔ENDの条件を満たすと、終盤消滅させたはずのラスタバンが何事もなかったかのようにエンディングに出て来る(人間ENDの条件を満たさずボスラッシュエリアに入るとラスタバンとは戦闘にならないため)
ラスタバンは重用され、新たな寵姫を増やし、「妖魔の王」として君臨せんとする。

の三種類がある。

自分がどのエンドになるのかはオルロワージュとの会話の際のアセルスのセリフで判別でき、要約すると
人間END「妖魔の血を浄化するためにお前を倒す」
半妖END「私は私として生きる、アンタとはもう二度と会わない」
妖魔END「もう人間としては生きられない、だから妖魔として生きる」

上記のうち半妖ENDの条件は「人間END・妖魔ENDの条件をどちらも満たさない」となっているため、特に意識しないでプレイした場合は一番辿り着きやすく「THE END」が表示されるのもこのエンディングのみである。
注意すべきバグとして、既に他の6人をクリア済の状態で妖魔ENDを迎えた場合、おまけルームの開発2部に行った際にアセルスの接触判定が消えてしまい、せっかく辿り着いたのに探索不能になってしまう点がある。

ちなみに、裏解体新書で掲載された(ギャグ)小説では、オルロワージュに代わって妖魔の王になったため一見すると妖魔ENDだが、半妖のままオルロワージュのハーレムをそのまま引き継いだことになっており妖魔ENDがバッドエンド扱いされる最大の要因である「アセルスが闇の迷宮に囚われたままの白薔薇姫を見捨ててしまう」という要素が無くなっている…というより白薔薇が闇の迷宮に囚われる前にオルロワージュが逮捕されたので闇堕ちする要因が消えたというべきか。なお、ハーレムゲットでウハウハとか言い放ったら白薔薇にどつかれたのでこの世界線のアセルスは白薔薇に尻に敷かれてしまった模様(本人達は幸せそうである)。なお、登場しなかったジーナに代わり、メサルティムがハーレム入りしている。

なお、サガフロのシナリオは基本的にスタッフにアイデアを出してもらい、それを元にしてディレクターの河津秋敏氏が自身で書き下ろしてシナリオを構成したものになっている。
よって実際にはアセルス編のシナリオ本編は河津氏が書いたものであるのだが、その下敷きとなった生田美和氏の設定原案は他のシナリオと比べ異様に分量が多く、書籍『サガフロンティア 裏解体新書』でもアセルス編の初期設定のみ数ページに渡って掲載されていた(参考・裏解体での膨大なアセルス編初期設定(の一部))。
もちろん全ての内容を製品版シナリオに取り込むことはできず、開発中に相当イベントを削られたようで、生命科学研究所・フルドの工房など思わせぶりながら特にイベントの無いダンジョンが所々に残っている。
多数ある没シナリオの存在も見逃せず、その中には根っこの町の焼却炉を通ってムスペルニブルへ向かう…というルートがあり服が焼けて全裸になってしまったので、ヴァジュイールに服を貰いに行く展開のシナリオも用意されていた(このイベントはほぼ完成状態での没であり、アセルスと白薔薇の裸状態の歩行ドットも用意されていた)
データとしてはゲーム内に残されているので、それを掘り起こして再現した猛者もいる。

リマスター版にて、未実装シナリオが実装されることが明らかになった

後にアセルス編の設定原案を担当した生田美和氏が自身のブログでアセルス編制作時の回顧録を掲載しており、その中では没エピソードの詳細についても一部触れられている。
(参考:その1/その2/その3)

彼女のシナリオで注意すべき点として、白薔薇姫が闇の迷宮に残り永久離脱する際、うちひしがれるアセルスに愛想をつかしてイルドゥンとともに仲間達が全員一時離脱してしまうイベントが存在する。
この際白薔薇の代わりに闇の迷宮から脱出出来た赤カブゾズマが仲間になり、その後イベントエリア(これ以前のシナリオで炎の騎士等やセアトが襲ってくる判定が設定されている場所)を二度通ると見かねたイルドゥン達が戻ってくる。
というイベントが存在するのだが、闇の迷宮イベントより前に世界をくまなく回って仲間欄15個を埋めてしまっていると、他の仲間が居ない間に入ったゾズマの代わりにパーティの仲間が一人16人目以降の仲間判定されパーティ欄から消えてしまう現象が発生する。
場合によっては零姫も新しく仲間になっていて2人消える可能性もあるため、アセルス編では仲間集めは程々で進め、最終決戦の為に針の城に戻る前にめぼしい仲間や術の資質を集め万全にして挑もう。
最低でもゾズマ、零姫の為に二つ枠を空けておくと良い、タンザーのスライム等仲間入り事故に気をつける事
アセルス編は唯一ラストダンジョンに自由に出入り出来るシナリオ(他のキャラクターはラストダンジョンに突入すると後戻り出来ない)であるため仲間集めや術集めはそれからでも遅くはない

主なカップリング

白薔薇に触れたら全力でディフレクト


主に白薔薇・ジーナとの百合展開が多く有る。しかし、上述の通り普通にヒューマンの男性と結婚して家庭を築いているエンディングが存在することから、レズビアンではなく、バイセクシュアルと考えることが自然であろう。

イルドゥン×アセルス


NL展開では主従関係にあるイルドゥンとの物が多い。

インペリアルサガ/エクリプス

オールスター作品の1つである本作では、多数の次元からさまざまなキャラクターたちが集められて登場する。そして、アデル皇帝に仕える家臣として、コウメイのもとで参謀の指南を受けていた。

屈指の策士コウメイの元で数年学んだため、一応は進軍指示ぐらいはできるようになったが、まだまだ視野も狭く参謀としては未熟で、コウメイに注意を受けることも多い。


しかし、多数のサガシリーズ作品のキャラクターが出てくる本作に、
なぜ参謀としての経験がまったくない彼女が抜擢されたのか。
ゲームの進行役に登場するのも、コウメイではなく彼女である。
なぜなのだろう。

その答えが、闇の最終皇帝ルートで明かされる。


上述の通り、彼女はもともと人間でありながら、妖魔の血が混じったために「この世で1人だけの半妖」として孤独な存在だった。
彼女の気持ちを本当にわかってあげられる人物など、多数の世界のキャラクターを集めても、そうそういないのでは、と思われた……。

……でも、そうでなかった人物がいた。ほかならぬ、アデル皇帝その人。
アデルもまた、母親が運命の神シルヴィオから生み出され、実質同一の存在に近かったので、半神という特殊な存在として誕生した。
もっとも、アデルは彼女と違い、周囲にそうした自分の誰にも言えない悩みを言うシーンや、悩みを抱えるシーンが見られない。
だからこそ苦悩は人一倍強かったのだろう。

アデル自身は最初の章でデスと戦った際に相討ちとなってしまったが、エロール神によって魂が引き上げられ、物語中盤で運命の選択を迫られる。やがて英雄となる自分の子供に、光の道を歩ませるか、闇の道を歩ませるか。

だが、闇の道を歩ませることで、サルーイン復活の頃合から急激に、帝国にも闇の気配が色濃くなっていく。アセルスの血も闇の力に反応し、人間としての血を押しのけて妖魔の性質が日ごと濃くなっていく。

そして彼女は、自分がここにいる理由をハッキリと悟る。
アデルの子は実子だけに同じく半神であり、同様の孤独を抱えている。だから、その孤独を癒してあげられるのは、自分だけだと気づく。

さらに、オルロワージュの血を引いていた影響なのか、もともとの性格なのか、世界を混沌に陥れるヴァダガラ神が完全な形で復活しても恐怖を抱かなかった、数少ない家臣の一人でもあった。
こうして彼女は、闇の最終皇帝の右腕として、たった一人常に側に侍ることを許された存在として、帝国になくてはならない人材となっていく。

また、エッグルートでは伝承法に用いていたアデルの魂をエッグに奪われた際、コウメイも意気消沈する中、家臣たちを立て直したのはどんな逆境にも負けない心の強さを持つ彼女だった。そして、月光ルートでもミルリクから唯一詳しい身の内を明かされるなど、多くの時間軸で仲間の信頼を勝ち取った。


エクリプスでも立場は変わらず、妖魔に関する重大な事件以外では引き続きアルタメノス帝国の参謀として活動している。

関連イラスト

アセルス
春の若様
アセルス
アセルス編


関連項目

サガフロンティア 白薔薇姫 イルドゥン 零姫 小此木烈人 エミリア 百合 バイセクシュアル
天上ウテナ-似た者同士?








以下、サガフロンティア リマスター版のネタバレ注意






リマスター版で追加されたヒューズ編にて、ヒューズがIRPOの捜査官になると決めた切っ掛けこそが、アセルスが死亡した轢き逃げ事件であると明かされた。
17歳の少女が白昼の路上で姿を消し、現場には大量の血痕のみが残された怪事件。そのまま事件は迷宮入りしてしまったのだが、当時15歳だったヒューズは忽然と日常が消える様を目にした事で「こんな道理が通らない悲惨が許されてたまるか」と激怒。その憤りを誰にぶつけたらいいか分からなくなった末に、理不尽な事件の全てを己の手で解決してやろうと決心してパトロールになる道を選んだのである。

そして年月は流れて12年後……アセルスの叔母より、12年前に死亡した筈の姪が当時と変わらない姿のまま現れたという通報がIRPOに入った事で、再び時計の針が動き出した。
ヒューズはアセルスの足取りを辿っていき、ゾズマや零姫との出会いを経て彼女が半妖と化した経緯を知る。そしてオルロワージュの非道を怒り「オルロワージュを逮捕する」という決意を固めたのだった。

だが、IRPOと上級妖魔の間では「IRPOは上級妖魔に関わらない」「妖魔側もパトロールには迷惑を掛けない」という不文律があり、人間の法で妖魔を縛る事は出来ない。アセルス失踪事件が迷宮入りしてしまったのも、実はこの相互不干渉原則が原因だったのである。
しかし、ヒューズは懲戒免職覚悟でその掟を破り捜査を続けていく。そしてその働きを上層部も察し「相互不干渉原則からの著しい逸脱に対して、相応の範囲における捜査と法執行の権限を与える。具体的な範囲は捜査官の責任において判断すべし」という事実上のオルロワージュ逮捕許可をヒューズに与えたのだった。

その後、オルロワージュと同じく上級妖魔であるサイレンスの協力もあって、ヒューズは針の城へと乗り込む事に成功。オルロワージュとアセルス達が対峙する最終決戦の場に、場の空気を良くも悪くも破壊する形で乱入を果すのであった。
オルロワージュは、自身を逮捕するというヒューズの言葉を道化の戯言と一蹴するも「お前をぶちのめして妖力を失わせれば、百年か千年は回復の為に眠らなくちゃならないんだろ?」と挑発され、これには流石に激怒。アセルス共々葬るべく、襲い掛かるのであった。

そして死闘の末にオルロワージュ撃退に成功したヒューズ達は「もしも百年後・千年後にオルロワージュが目を醒ました時には頼む」とアセルスにその後を託し、彼が眠る棺を受け取ってディスペアの特別監房にぶち込む事を約束する。
アセルスは自身に親身になってくれたヒューズに礼を言うと共に、どうして自分達にそこまで尽くしてくれたのかと尋ね……彼は、こう答えたのだった。


「あの事件だけは俺が解決する。そう決めてたんだ……ずぅっと前からな」


ちなみにこのヒューズ編では、上述した通り「アセルスに後を託す」「アセルスが優しい性格のまま」という事から半妖ENDなのが確定しているのだが……彼が介入したおかげか、本来のアセルス編なら途中離脱する筈の白薔薇姫が、オルロワージュ戦まで付き添っているという地味ながらも大きな変化が起こっている。
道中で茫然自失になる事もなく、またヒューズをはじめとするIRPOという強力な味方を得られた事もあり、最もアセルスが救われたルートになったのではないだろうか。

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