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ヌサカーン

ぬさかーん

1997年、スクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売されたRPG『サガフロンティア』の登場人物。
目次 [非表示]

プロフィール

  • 種族:妖魔(上級妖魔)
  • 性別:男性

概要

クーロンの裏通りで医者をしている怪しい男。黒い長髪に白衣、眼鏡のイケメン。

症状を聞かず治療したり、患者の恐怖心を煽ったりする変なお医者さんだが、その正体は上級妖魔。


作中の他の上級妖魔はオルロワージュヴァジュイールのようにリージョン1つを支配し「~の君」という称号を持つ者もいる。

また、妖魔の価値観は生まれついた階級や能力が絶対のものであり、「努力などは下級妖魔のすること」とヴァジュイールも発言している。

しかし、ヌサカーンは上級妖魔でありながら全く権力には頓着せず、医術を修め、あえて雑多な繁華街の裏通りで医者を生業として暮らしている。

その理由は「病気」という存在が好きだからという歪んだもの。仲間に加えた後のメニュー画面でも、しゃがみこんで黙々と薬研で薬を調合しており、既存の価値観にこだわらないマイペースな妖魔のようだ。


作中の性能

固定装備は『妖魔の鎧』ではなく服扱いの『妖魔の白衣』。そのため、鎧を別に装備することが可能。

さらに妖魔の白衣自体が結構優秀な防具であり、通常の上級妖魔耐性に加えて毒にも耐性を持つ上に、戦闘中に使用すると「味方1人のHP回復・毒治療」の効果がある。

この妖魔の白衣の存在ゆえに作中の妖魔の中でも優秀とされる。


ゲーム中ではブルー編とクーン編で仲間にすることが可能。

ブルー編では印術イベントを始めて保護のルーンを入手前に裏通りの診療所を訪問すると加入可能。

クーン編ではヨークランドの病魔モールのイベントで一度失敗した後、同様に診療所に行くと加入してくれる。この際にメイレンを一目見て「君が患者か?」と反応するが、メイレンは否定し「ヤブ医者かもね…」と戸惑う。クーンが事情を説明したことで、往診として付いてきてくれることになる。


なお、オリジナル版では仲間に出来る妖魔の中で、唯一アセルス編に参加しなかった。

ただし当時からアセルス編でも仲間になる予定もあったらしく、没イベントのデータも存在する。

そして2021年発売のリマスター版にて、ついにアセルス編でも仲間になるようになった。

ゾズマ加入後にクーロンに行くと「変わり者の上級妖魔」の話を聞けるので、裏通りの診療所に行きヌサカーンと話し、話したあと部屋から出ずそのままヌサカーンともう一度話すとアセルスに興味を持ち同行する。上記の「病気」に関する彼のやや狂った価値観もここで判明する。


リマスター版ではヒューズ編でも登場。上記と同様にブルー・クーン・アセルスの事件で仲間にすることが可能。ヒューズは待合室の骨に対して「またこんなもの仕掛けてやがる」と反応したり、会話でも下記の小説版と同様にそれなりに深い知り合いであることが窺える。



派生作品

「裏解体真書」の小説「ヒューズのクレイジー捜査日誌」では、何度となく致命傷を負いつつも治療を受けに駆け込んでくるヒューズに興味を持ち、つき合いを続けている。ただし「ぬーべー」と呼ばれる事は嫌がっている。

墓から復活したばかりの済王が成り行きでヒューズに同道した際には、彼を待合室の脅かし役として雇用。提示された給料はかなり良いもので、ヒューズからは羨ましがられた。

クーンの旅にも同道し、崩壊寸前のマーグメルからラモックス達を保護し、斡旋する。知性が高く愛らしいラモックスを提示されたヒューズは受け入れる事を決めたが、よりにもよって耄碌した長老を寄越された上、長老の寝言という名の絶叫(ただし地味に未来を予知している)のせいで寝不足に追い込まれる羽目になった。

最終決戦ではクーン達と共に助太刀に駆けつけ、「長老の保護者が死んだらマズいから」と負傷したヒューズ一行を妖魔の白衣で治療した。


関連イラスト

ヌサカーン

先生+ちょっぴり差分ブルーとヌサカーン


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サガフロンティア


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