概要
大阪市の南に隣接する。人口約84万人。「堺」の地名は摂河泉三国の「境」に由来する。
ガスパル・ヴィレラからは「東洋のベニス」と呼ばれた。
旧石器時代から人が住んでいた。
その後、竹内街道や熊野街道などが建設され交通の要衝となる。
室町時代から戦国時代にかけては堀に囲まれた城郭都市で、日本最大級の海外貿易港として栄えた。近代以降は西日本屈指の工業都市となった。
かつては風光明媚な海辺の町であり、町並みには商都としての面影が多く残っていたが、大戦時の空襲、戦後の埋め立てや開発で、過去の歴史的遺産の多くが失われた。
市域には古墳時代の巨大古墳が多く立地する。
各区について
堺区 - 堺市の中枢。昔から繁栄しているのはココ。場所は北西部にある。
北区 - 北東部にある。新しい街づくりが進んでおり、人口増加中。実は一番人口が多い。
西区 - 海に面して工業地帯がある。鳳とか浜寺公園といえばだいたいこの辺。
中区 - 中区とはいっても地理的に中部にあるだけで、地味な存在。
東区 - のんびりした雰囲気の高級住宅街といったイメージ。
南区 - 泉北ニュータウンがある。(狭義の)「泉北地区」といえば、ここのことを指す。
美原区 - 元美原町。ここと合併したおかげで人口基準を達成し、政令指定都市になれた。