概要
CV:M・A・O。
夜の君の血に触れてしまい、半妖となった少女。自我を失い、化け物になりかけた頃に教皇庁に捕らえられる。その後、何とか知性を取り戻した以降、教皇庁のエージェントとして仕事をしている。
半妖となってからは吸血衝動が度々あり、チョコレートを代用として食べている。
武器は自らの血で生成される魔剣を使う。また、従魔(セルヴァン)を召喚して戦闘では一緒に戦う。
フィールドやホテル「エンデ」内での従魔とのイベントでは、主であるアーナスとの関係がよくわかる会話シーンも多々ある。だいたいの従魔はアーナスに忠実であるが、忠誠心が行き過ぎている者や、アーナスには忠実でも人間は見下している者、中には敬意など皆無な従魔も存在する。例えばゲームのパッケージにも登場している従魔”ラウネー”は、仲の良すぎるリュリーティスに嫉妬したり、アーナスの命令を無視して行動するなどお転婆な一面がある。名実ともに最強の従魔である”スティールハデス”も当初はアーナスへの忠誠心は皆無である。
聖女となったリュリーティスを守る聖騎士としての役目が本来のアーナスの仕事であるが、何としても生贄になることを阻止したいがために何かと無茶をすることが多い。
プロフィール
出身国は定かではないがよるのないくには19世紀のヨーロッパにあるルースワール島という舞台でストーリーが展開されておりアーナスの劇中のセリフなどからヨーロッパのいずれかの国出身である事が窺える。
またイラストなどでも背が高い事が分かるが無双スターズの立ち姿で男性キャラとほぼ同等の背である事から物凄く長身の女性と分かる(175cm以上であると推測出来る)。
主に剣を左で構えている。右で構えたり双剣を両手で持ったりする姿から左利きだが両利きでもあるという事が分かる。
半妖という人間と邪妖の力を半分ずつ持ち不老不死になっている。
変身形態
「変身ゲージ」がたまると発動可能となるアーナスの切り札。変身中は大迫力で強力な攻撃を敵に叩き込める。変身にはさまざまな形態があり、その姿と能力はさまざま。外見のほかにも、アーナスと従魔に大きな変化をもたらしてくれるのが変身の最大の魅力。
デモンフォーム
アーナスの代表的な変身形態で、燃え盛る炎を操り、近距離から遠距離までの幅広い範囲の邪妖を焼き尽くす。
ラビットフォーム
接近戦や肉弾戦を得意とする形態で、スピーディかつ軽やかな身のこなしで邪妖の群れを撹乱する。
ファントムフォーム
遠距離から攻撃を行い、自身や従魔のSP・HP回復を得意とする、サポートに特化した形態。
アーマーフォーム
左の巨腕が最大の特徴となっており、その腕から繰り出される一撃が、全ての敵を吹き飛ばす。
ナイトメアフォーム
大きな翼と黒の衣装からは威圧感さえ感じさせられる。数ある変身形態の中でも、自我を強く感じさせるナイトメアフォームは、ある特別な条件を満たすことで使用できるようになる。その正体は一度ゲームをクリアした後に解禁される5番目のEDで明らかになる。
レベル
アーナスはヨルドの祭壇での血の奉納(デスダン)で成長する。レベル上げに必要なBloodは、邪妖を倒す、依頼をこなす、宝箱で入手などで手に入る。
結末
エンディングは全5つ。うち3つはおおまかな結末は一緒であり、アーナスとリュリーティスの関係のみが変わる。ED残り2つは展開そのものが大きく変わり、リュリーティス以外の全てを放棄してしまう結末もある。
が、よるのないくに2で正当な続編が描かれた。
よるのないくに2
よるのないくに2では夜の君を引き継ぎ、彼女が夜の君として君臨し、世界平和の秩序を保っていたエピソードが追記されている。
2でのストーリーではアーナスは自我を失い、敵として現れるが、ゲームを進行させていくと仲間になり、アルーシェ・アナトリアとともに月の女王と戦ってくれた。
クリストフォロスもルースワール島の旅以降のアーナスと同行してた様子で2でも登場し、旅の先々で助言などもしてくれた。
アルーシェとの会話でルースワール島以降もリュリーティスとの関係は良好であった様子だが、2の段階でお互い離れ離れになっておりアーナスは彼女の行方を追っている。
2でも数種類エンディングがあり、真エンディングではその後「東へ…」とクリストフォロスと共に旅立った。
無双スターズ
刹那軍に所属。アーナス又はリオを主人公として選ばなかった場合はシナリオ『夜と戦う騎士』をクリアするか隠しルートに突入すると仲間になる。
性能面
通常攻撃は剣を使った斬撃、チャージ攻撃では従魔に攻撃させた後でアーナスが攻撃する。
チャージ攻撃の隙が大きいものの、アーナスが攻撃する前にジャンプボタンを押すとアーナスの攻撃のみをキャンセルする事が可能、ただし、キャンセルした場合は当然だが火力が激減する。すなわち、状況に合わせてキャンセルするかしないかの判断が求められる。
こう書くとトリッキーなキャラだと思うかもしれないが、実際には刹那軍で最もクセの無いキャラ(というか刹那軍主人公三人娘の残り二人が揃いも揃って超トリッキーキャラ)である。
必殺技はデモンフォームに変身して前方をなぎ払った後で火球を落とす。