CV:花江夏樹
概要
『映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』に登場するゲストキャラクター。
動物の着ぐるみの姿をしており、背中の部分をよく見るとジッパーの様なものもみられる。
本人曰く「猫」がモデルだということだが、正直そうは見えず、作中でも猫と認識してくれる人はほとんどいなかった。
見た目がプリキュア妖精ぽいのでなんとなく手のひらサイズに思えてしまうが、これはあくまで着ぐるみなのでサイズは人間大である。
お子さまランチのテーマパーク・ドリーミアの園長を務めている。お子さまランチでこども達を笑顔にしたいと願っている。
演者について
花江夏樹氏は本作がプリキュアシリーズ初出演となる。
花江氏は本映画の出演が決まったコメントで
あのプリキュアに出演できるとは・・・ただただ嬉しく思いました。
ケットシーは本作でかなり重要な位置のキャラクターとのことで
そんな役を任せて頂けるなんて、頑張らなければなと今からドキドキしています。
見た目がとっても可愛いので思いっきり可愛く演じられればいいなーと同時に
可愛いだけじゃない・・・そんな一面も出せたらいいなと思います。
アフレコ頑張ります!
そして自分の娘達ももうすぐ2歳なので、一緒に鑑賞できたらいいな~と楽しみにしております。
是非皆様も劇場に足を運んで楽しんで下さいね!
と語った。
因みに花江氏は、トロプリメンバーを演じた全員と他作品でメインキャラで共演をした接点があったりする。
この内、ローラ/キュアラメール役の日高里菜氏とは文化放送のラジオ番組『A&G TRIBAL RADIO エジソン』の初代パーソナリティ仲間である。
余談
- 前作の映画同様にキャラクターの発表の情報が少なく、本作のゲストキャラクターはケットシーとロボットしか紹介されていないため、前作を踏まえるとケットシーがラスボスという声が多い。
- ケットシーというのは、ヨーロッパの伝承における妖精猫である。正直、猫らしいのは目元ぐらいで、むしろ熊っぽい外見なのだが…。
関連タグ
真相
ここから先ケットシーに関する重大な情報が書かれてあるので映画未視聴の方はネタバレ注意!!
実はとんだ食わせ者で、彼こそは本作の黒幕でありラスボス。
その正体はれっきとした人間(上記の画像の青年が本来の姿)で、新たなエネルギーの開発に成功して注目を集めている若き天才科学者。この事実は隠しているわけではなく映画の序盤であっさりと語られる。
彼が本当に隠していたのは、自身の目的である。それは世界中の大人を「浄化」して無力なぬいぐるみへ変えてしまい、汚い大人達から地球を解放するというものであった。そして、大人がいなくなった世界において、子供達が憂いなく楽しく暮らせる楽園として用意されたのがドリーミアであった(詳細は発明王ケットシーの記事を参照)。
最終的には「動く移動要塞」だったドリーミアを巨大ロボットに変形させてプリキュアたちに襲い掛かるが、ゆい達の「プリキュア・プレシャスエターナルドリーミア」を受けたことで本来の人間の姿に戻る。
「汚い大人になった自分はお子様ランチを食べる資格はない」と言っていたがゆいとコメコメに諭されて目の前に出現した「思い出のお子様ランチ」を食べたことで本来の自分を取り戻した。その後、自らの罪の償いの為にゆい達の前から立ち去ろうとするが、コメコメから夢を肯定してくれたことを感謝される。
エンドクレジットでの映像では、事件後にどこかの町でお子様ランチが看板メニューのレストランを開いた様子が描かれている。看板に掲げられた店名はかつてのテーマパークと同じ「DREAMIA」であった。
そして、テレビシリーズ本編第44話。ジンジャーが招き猫に仕込んだほかほかハートの蓄積装置の真の力が発揮され、品田門平が世界各地にプレゼントした招き猫もおいしーなタウンに向かう光景。
先輩プリキュア達の街を含めた日本国内もブンドル団の餌食にされていたが、その中にドリーミアの店頭にいるケットシーと店のスタッフの姿もあった。かつての着ぐるみ姿を模した招き猫が宙に浮かびおいしーなタウンへ向かうのを見つめていた。
招き猫は門平がプレゼントしたのか、ケットシーが自ら作ったのかは定かではないが、着ぐるみの元ネタが幼いときのゆいが描いたネコであることから、ここからも一つの縁があったと言っていいだろう。
関連タグ(ネタバレ有)
ジョージ・クライ&ドクター・トラウム:早い話が彼らを始めとしたクライアス社の現代版である。
ニコ(プリキュア)、マシュー(プリキュア)、ウソバーッカ:映画の敵キャラだが、主役キュアが小さい時に縁があった者たち繋がり。主役キュアがそのことに気づいてショックを受けた等が共通する。
プリキュア映画歴代ラスボス