CV:かぬか光明
概要
アニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』に登場する敵組織ブンドル団が作成した戦闘員的存在の小型ロボット。第33話にて初登場したが、それ以前にオープニングで存在が判明していた。
スピリットルーの顔に2本の腕が生えており、背中には2枚の羽根が存在し、飛行することも可能。その姿は、どこか昆虫を思わせる。
なお、ロボットだが涙も汗も出る。
基本「ゴワス」しか喋らず、「ゴワス」以外の言葉を発しているのは現状シュプレヒコール時のみである。
アジトでは出撃するセクレトルーの代わりに掃除等の雑用を行っている。作中では100体以上製造されていることが確認できる。このうちの3体はナルシストルーを始末するために寝込みを襲った際に返り討ちに遭い、「物体の大きさを変える装置」に改造された。(ナルシストルーの寝込みを襲った3体はサングラスをかけていた。)
ちなみに、アニメージュ増刊号にてこれらもスピリットルーの開発者であるナルシストルーがちまちま作っていたことが判明した。
- …つまり第37話でナルシストルーは自分が作ったロボットを刺客に差し向けられたことになるが…。
戦闘能力
最後まで戦闘シーンが描かれなかった為詳細は不明だが、戦闘時は手の部分をドリルやハンマー等の工具に変形させる模様。(但し、変形させない個体もいる。)
ナルシストルーを始末する目的で寝込みを襲ったこともあるので、無抵抗の相手なら殺傷できる程度の脅威ではある様子。
とはいえ、あくまで戦闘員な為か幹部格ほど強いという訳でもないようで、上記の暗殺計画の際は布団を被せられただけで簡単に無力化されてしまった。
おいしーなタウンの決戦
ミニスピリットルーの脅威は戦闘員らしく質より量であり、第44話ではほかほかハートの蓄積装置であった招き猫を死守するおいしーなタウン市民に膨大な数のミニスピリットルー達が襲いかかる。
しかし真の力を発揮した招き猫(…と、何故かぱんだ軒のパンダのぬいぐるみ)に撃退され、その後親機であるスピリットルーのコントロールをナルシストルーによって奪われ全個体が機能停止した。
結末
最終話ではスピリットルーと共に改造を施され、クッキングダムで配膳ロボとして活動する姿が確認されている。スピリットルーと共にブンドル団のマークは取り払われている。
テレビシリーズの戦闘員で改心したのは3年前のノットレイに続いて2度目となる。
デリシャスパーティ♡プリキュア感謝祭キャラクターショー
映像で登場。クッキングダムの管理下に置かれておりブンドル団のアジト跡の片付けを命じられていたナルシストルーとセクレトルーの監視をしていた。
…立場が逆転してる?
余談
登場理由
アニメージュ増刊号『デパプリ』Q&Aにて、ミニスピリットルーが登場した理由について、シリーズ構成の平林佐和子氏が「スピリットルーが(第28話以降)普通のロボットになってしまったからです。セクレトルーが一人で『ブンドルブンドルー!』ってやるのは、さすがに寂しいかなと。」と語っている。
オフィシャルコンプリートブックではスピリットルーについても「スピリットルーは、まずナルシストルーの出番が長すぎるのではないかという話がきっかけで生まれたキャラクターなんです。」と平林佐和子氏に明かされている。
彼らが出てこなければ最終決戦の様子もかなり様変わりしていたことだろう。
関連タグ
平成プリキュアに登場の歴代戦闘員
スナッキー、チョイアーク、ネンドモンスター、ノットレイ:後者二つの内、ネンドモンスターは生存、ノットレイは生存改心を果たしている。