ここはおいしーなタウン
食べ物屋さんがい〜ぱいあって 世界中の色〜んな料理が味わえる
とってもすてきな町です
美味しい料理を作る人
美味しい料理を食べたい人
皆が集まって 毎日とっても賑わっています
──第1話冒頭のナレーションより抜粋
概要
『デリシャスパーティ♡プリキュア』の舞台となる、世界中の美味しいお料理が集うステキな町。
その大半は繁華街が軒をひしめき合っている玉石混交の激戦区だと思われがちだが、『和食』がメインの和食ストリート、『洋食』がメインの洋食ストリート、そして『中華』がメインの中華ストリートなどのジャンルごとにエリアが分割されており、観光客も含め賑わいを見せる。
正にこの街全体が「食のテーマパーク」といっても過言ではないのである。
一応は学校や八百屋、民泊(ゲストハウス)などの生活に必要な公共施設は一通り整われている。
前作に登場したPretty_Holicの支店も存在する。
更には第31話にて美術館や博物館、そしてレストラン・デュ・ラクへと進む道には羊等を放牧している牧場がある。
当然ながら祝祭日には、『屋台メシグランプリ』や『ちゅるフェス』など食に関するイベントやお祭りも催されている(ご多分にイースターやハロウィン、クリスマス、バレンタインデーなど外国産まれイベントもと推測)。
しかし、最近になって急に、南米料理の店舗が丸ごと閉店・休業状態に陥りシャッター通りが出来ているという陰りを見せ始めているが、本作の敵組織である怪盗・ブンドル団がおりょうりの妖精・レシピッピを略奪した事により味が急激に変質した為だとローズマリーの証言から判明し、1話以前からその影響が既に出始めていた。
町の中央には巨大な招き猫の像が建っており、町中の至る所に配置されている。
住民
招き猫
町のシンボルというべき存在で、先述の通り町の中央に巨大な像が建っている。また、その他町の至る所に建っている。
猫は必ず三毛猫で、左手を挙げている(因みに左手を挙げる招き猫は人を呼ぶもの(右手の場合はお金))。また、両耳のひだ(耳介)の部分にハート形のマークが存在する。
第30話の鉄板ふじのの藤野夫妻曰く「よねさんがなごみ亭に飾ったのが最初」とのこと。
余談
歴代舞台の町でも屈指にストレートで女児向けな(どこかテーマパーク寄りな)ネーミングであり、「タウン」が付くのはプリキュアシリーズ初である。ただビル街が間近にあり入り口(?)の中心に招き猫の巨大オブジェがあるタウンの描写と、主人公達が通う中学校の名が「しんせん中学校」であることを見ると「新鮮市(?)」の一角である可能性もある。
更に、既に敵の被害を受けていた町が登場するのはハピネスチャージプリキュア!以来である。(ぴかりが丘等は住人が被害を認識しているが、こちらは物語開始時点では自覚がない)
また、飲食物を扱う店舗が敵勢力の被害を受けるという点ではいちご坂以来である。ただしいちご坂が一時的な被害だったのに対し、こちらは休業や閉店に追い込まれている店舗もある為、経済への打撃はより深刻と思われる。
この町のモデルについては、桜餅のデザインが『道明寺』であることや、うどんの出汁の色が薄色、家庭に「たこ焼き器」が普通にある所、関西弁を話すお方がいることから、関西がモデルではないかと思われる。
ブンドル団との関係性
前述の通り、本作の敵組織であるブンドル団はアジトから人間界と繋がる転移ゲートを開くことができ、ブンドル団メンバーはそのゲートをくぐってアジトとおいしーなタウン頻繁にを行き来しているが、第30話にてローズマリーの台詞によると「そもそもブンドル団は、どうしておいしーなタウンによく現れるのかしらぁ?」と疑問に呟いており、ほかほかハートが溢れているうえ、レシピッピもよく現れるのに加え、おいしーなタウンの料理が美味しすぎて、色々な種類のレシピッピが沢山集まる町と述べており、新たなる謎が生まれていた。
関連タグ
歴代プリキュアシリーズの舞台になっている他の街
平成プリキュア
令和プリキュア
※以降、今後の伏線注意
先ほどの招き猫について…体のどこかにハート形のマークのある生き物、どこかで見たことがないだろうか…?また、猫をモチーフとした存在も他にいないだろうか…?
終盤のネタバレ注意
ゴーダッツによってレシピッピが奪われ、食料が無くなったおいしーなタウンだったが、ゆいの家の招き猫からほかほかハートが溢れ出し、おむすびが現れたのをきっかけに街中にほかほかハートが溢れた。
この街の招き猫達こそがほかほかハートの蓄積装置であり、ローズマリーの師匠ジンジャーの遺した未来への贈り物だったのだ。