CV:宮田俊哉
概要
菓彩あまねの長兄。第13話(6月5日放送)に登場。菓彩みつきの双子の兄。黒髪が特徴。実家のフルーツパーラーKASAIに勤務。好物はチョコレートケーキ。
みつきとは対照的に、硬派な熱血漢。台詞も『誠にかたじけない!』、『〇〇と申す』など古風な口調であり、あまねが古風な男性口調なのは彼に影響されたからかもしれない。
息のぴったり合った双子であり、妹想いな面や誰に対しても優しいところは共通。
あまねに空手の訓練を施し、後述の野球にて広い守備範囲を受け持つ等非常に高い運動能力の持ち主。
各話エピソード
◼️第17話
- 早朝にあまねと空手の特訓をしていたことが明らかとなった。
◼️第19話
◼️第20話
- みつき・拓海と共にレストラン・デュ・ラクに招待された。
◼️第31話
- マイラ王女のため、テイクアウトした食べ物を持ち寄ったあまね達が菓彩家へ。自分の「好き」を失いかけてどれから食べればいいか戸惑うマイラに、みつきと二人でパフェをノリノリプレゼン。
- あまねは照れもあってか少し呆れていたが、実際マイラはパフェを食べることで心からの「おいしい」を出せたので結果オーライ。兄さん達ナイス
◼️第34話
- よねの友人浅井又三郎が孫の宏輔を連れてやってきた。宏輔の希望から、みんなで野球をすることに。
- みつきと共にフルーツパーラーKASAIの仕事を休んでやってきた。宏輔と拓海はバッターでそれ以外は守備なのだが、人数不足の都合上ショート兼レフト(兼センター)ととんでもなく広いポジションを受け持つことに。
- 拓海が打った打球をパニくって動けないセカンドのここねに代わり二塁へ。走塁中の拓海にタッチしようとするも、咄嗟に前方宙返りで躱され走塁を許してしまう。
- 素直に身のこなしを褒めるだけで済むあたり、自分も鍛えているから身体能力に関する基準がズレている、のか・・・?
◼️第36話
- おいしーなタウンへ番組収録に来たギャル曽根からサインをもらい、「恐悦至極・・・ッ」と感動。共演のタテモッティも含めて「テレビで見るよりも可憐だ」と褒めちぎり、みつきが「まるで太陽みたいだね」と評した雰囲気を見習おうと誓う
◼️第37話
- ゆあんと共に、新鮮中学の文化祭を訪問。
- 生徒会室にて、もえがウインチのリモコン故障に困っているところに遭遇。力になろうとするがうまくいかず、たまたま通りかかったナルシストルーを教師と間違えて、成り行きから修理してもらう。
- もえが修理のお礼に差し出したりんご飴を、ナルシストルーが受け取るようアシスト。一口食べて気に入った様子に、「妹が作った」と満足気。まさかこれが後々大きな意味を持つとは・・・
◼️第43話
◼️第44話
- フルーツパーラーKASAIに押し寄せるミニスピリットルー軍団に空手で抵抗していた。
余談
名前の由来は弟と合わせて「あんみつ」からだろうか。一部では弟と合わせて「あんみつ兄さん」と呼ばれている。
担当声優である宮田俊哉はジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Kis-My-Ft2」のメンバーであり、同事務所きってのアニメオタクとして有名。声優出演は今作が初めてではなく、また、その実力は過去に出演した劇場版アニメで実証済みである。
言うまでもないがプリキュアシリーズ初出演であり、ジャニーズ所属のアイドルが出演するのも初である。
更に本作では双子の兄弟であるみつきも演じるという一人二役だが、当然ながらプリキュアシリーズにおいて「声優非本職が一人二役を演じること」も本作が初。
ちなみにアイドルとしての彼のメンバーカラーは紫であり、ジェントルー/あまねと同じである事にシンパシーを感じたという(もっともあまねが変身したキュアフィナーレは紫と同等以上に金が目立つカラーリングだが)。ちなみに、宮田はキュアヤムヤムのフィギュアを自宅に飾っている程、彼女を気に入っている。
なお、彼の出演を以って、
- 本作における「声優が非本職」のキャストは2人目。(1人目はナレーション担当のあの人で、また、宮田が初出演した回にて同様に初出演したこの役のこの人で3人目となっている)。
- アイドルを本職とする者がプリキュアシリーズに出演するのも実に3年振り。
- NHK紅白歌合戦出場者(宮田はKis-My-Ft2として2回)がプリキュアシリーズ(テレビ版)にレギュラー出演するのは『ハートキャッチプリキュア』花咲つぼみ役の水樹奈々(6回、出演する前年に初出場)、『HUGっと!プリキュア』野乃ことり役の佐藤亜美菜(AKB48として出場、2014年卒業)、『ヒーリングっど♥プリキュア』風鈴アスミ役の三森すずこ(μ'sとして出場)に続く4人目。正規出場ではないが『キラキラ☆プリキュアアラモード』キラ星シエル役の水瀬いのり(2013年の『あまちゃん』企画コーナーにGMTスペシャルユニット feat.アメ横女学園として出演)も含めると5人目。ゲスト出演を含めると『魔法つかいプリキュア!』に出演した渡辺麻友(AKB48として2017年卒業まで10回出場)、映画版では『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ』ミデン役の宮野真守(雅マモルとして出演)、出演後に紅白出場した『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』ウタエン&オドレンを演じるオリエンタルラジオ(RADIOFISHとして1回出場)などが入る。
ところで、発表日の5月24日には宮田によるニコニコ生放送の配信番組「キスマイ宮田のニコ生やったって it's Alright!」の第1回生放送が行われたのだが、早速と言うべきか華満らん(キュアヤムヤム)役の井口裕香をゲストに招いてデパプリに関するトークを繰り広げた。さらにこの番組の歌ってみた企画として彼によるOPテーマ「Cheers!デリシャスパーティ♡プリキュア」の歌ってみた動画も披露、放送中にフルバージョンも公開されている。これについてはオリジナルアーティストのMachicoも感激していた。
そればかりか、初登場となった第13話放送直後にはプリキュア公式YouTubeチャンネルにて、
前期EDテーマ「DELICIOUS_HAPPY_DAYS♪」を、品田拓海役の内田雄馬とともに踊ってみた動画を公開。かたや現役ジャニーズ、かたや人気声優アーティストによるキレキレのダンスを披露して見せている。
更に更に、ゆあんとみつきんの名前の由来についてちゃんと心得ていたらしく、プリキュアキャスト・歌手達による『デリシャスパーティ♡プリキュア LIVE 2022 Cheers!Delicious LIVE Party♡ 』には、出演者たちへあんみつの差し入れを行ったことが関係者から報告されている。さすが兄さん!
関連タグ
明堂院さつき:12年前の作品に登場する人物で、武道の心得のある兄繋がり。
ポップ:10年前の作品に登場する妖精で、古風な口調で話す兄繋がり。
星奈ひかる/キュアスター:現役アイドルが声を当てたキャラクター繋がり。
夏木あい&夏木ゆう、ミギリンとヒダリン、アロ~ハプリキュア、キュアゴーンナ&キュアパンタローニ、キラリン&ピカリオ、ロロ&羽衣ララ、ふたご座のプリンセス、天宮たくと&天宮いくと:プリキュアシリーズにおける双子仲間、このうち天宮兄弟とは1人2役のクレジット表記が共通している。
廻間ミチル:今年7月に開始するアニメのキャラクター。担当声優はジャニーズのとあるアイドルグループに在籍する宮田のアニオタ仲間でもある後輩で、また、宮田と同様に声優としての実力も持っている。
武藤遊戯&アテム:テレビ東京系列版を宮田と同じくジャニーズ事務所に所属する俳優が担当声優を務めるキャラクターで、こちらも1人2役である。
トール・クライン:フジテレビ系列の深夜アニメ枠『ノイタミナ』の初期の頃の作品の主人公。少年期と青年期があり、青年期の担当声優は宮田と同じくジャニーズ事務所に所属するとあるアイドルユニットの片割れのあの人(※少年期の担当声優は12作前のプリキュアであるプリキュアを演じたある人)。なお、声優としてのタイプは遊戯&アデムの中の人のような『後から上手くなる』タイプではなく、ゆあん&みつきの中の人やミチルの中の人と同じで『最初から上手い』タイプであった(※これは、トールの中の人がMCを務めていた深夜バラエティ番組にあるプリキュアを演じてた人がゲスト出演した際に証言しており、「初めてとは思えない(ほど上手い)」と言及していた)。
テリー・ボガード:フジテレビ系列全国ネットで放送されていたスペシャルアニメ版での担当声優は、かつてジャニーズ事務所に所属していたあるアイドルトリオのメンバーだったあの人(※放送当時のゲーム本編の担当声優はある俳優の人)。声優としてのタイプはどちらかというと遊戯&アデムの中の人と同じである。
ヘラクレス:ギリシャ神話を題材にした長編アニメ映画の主人公。少年期と青年期があり、青年期の担当声優はジャニーズに所属する某アイドルバンドの先輩ドラマーが起用された事で一躍話題になった(※少年期の担当声優もジャニーズJr.の一人であったが、現在は退所)。