概要
『デリシャスパーティ♡プリキュア』に登場するプリキュアのパートナー妖精たちの総称。同音連呼で呼ばれているが、先輩妖精であるタルトやフワと同じくフルネームが長い。
パートナーをプリキュアに変身させる力を持ち、変身する際にはエナジー妖精はフォームチェンジする。フォームチェンジ後の姿はなんらかの食べ物をモチーフにしたデザインとなっている。
フォームチェンジした妖精はモチーフとなっている食べ物を生み出すことができるようになる。この食べ物には人間をプリキュアに変身させるシェアリンエナジーが込められており、プリキュア変身者達はそれを実食することで変身する。
フォームチェンジした妖精達も、下記理由からプリキュア並の身体能力を得ている模様。但しこの姿の時は足が使えず且つ体が小さいため、速度と攻撃範囲はお察しである。
妖精達の体調が良くない(エナジーの使い過ぎ等)と、プリキュア達の戦闘能力も低下してしまう。
また3人共通で飛行能力を持ち、それぞれフォームチェンジしても変わらないが、人間体ではそれが不可能になる模様。
皆幼態の時期は喋れないが、成長と共に疎通が出来るようになる。人語を話せないレシピッピとは意思の疎通が幼態の時から可能なようで、パムパムやメンメンはパートナーにレシピッピの状態を伝えることができる。
3体の中でコメコメは唯一、自力で人間の姿になる能力を秘めており、特別なエナジー妖精とされている。
パムパムとメンメンは人間になる能力を持っていないが、劇場版と最終話で人間体を披露している(人間の姿になった経緯はこちらの末尾を参照)。
食べ物は人間と変わらないが、コメコメとパムパムは犬用のパンを食べたことがある。
第17話にて、ほかほかハートの集合体から生まれる存在と判明した。そうなると益々それぞれの長い本名の名付け親及びコメコメに二世と付くのが疑問である。一応一世の実在は後に確認され、血縁関係が無いのに名前が継承された経緯も描かれているが、誰が名付けたかは最後まで不明なままだった。
これまでの歴代妖精と異なり、余計な行動が学校生活に支障をきたす恐れに加え、ブンドル団の狙いは基本飲食店である事もあり彼女達が学校に行っている間は同行しない模様。この為、プリキュアに変身させるだけの出番の回もある。
キュアフィナーレについては覚醒経緯が異なるため、エナジー妖精はついておらず、パフェのレシピッピがパートナー的存在に相当すると思われる。
余談
純然たる異世界出身の妖精は『Go!プリンセスプリキュア』以来7作ぶりとなる。
その間に登場したプリキュア妖精のうち、魔法界の妖精達(はーちゃん等)やヒーリングアニマル、くるるんは地球由来の異世界出身、それ以外は人間界出身だった。
人間の姿に変身できる妖精キャラクターは『HUGっと!プリキュア』のハリハム・ハリー以来で令和プリキュアでは初(平成プリキュア最後の作品に登場するフワは本編外のミュージカルショーに限り人間の姿に変身した)。
妖精に誕生日が設定されているのは『ヒーリングっど♥プリキュア』のヒーリングアニマル以来である。
プリキュアシリーズでは初となる「初期メンバーのみ専属のパートナー妖精が存在し、追加戦士には不在」というパターンとなった。
過去作だと『ハートキャッチプリキュア!』における復活後のキュアムーンライトがこれに近い(もう1人の追加戦士であるキュアサンシャインにはパートナーがいる)が、彼女には覚醒当初はパートナー妖精がいたのに対し、キュアフィナーレは当初から専属のエナジー妖精を持たない。
関連タグ
コメパムメン:メインエナジー妖精3匹のトリオタグ。
この先、ネタバレ注意
実はパムパムとメンメン、そして一世は物語開始より20年前、ジンジャーに連れられておいしーなタウンに来た事実が36話で判明。
その時、ジンジャーから知られてはいけない何かを作らされていたらしいが、パムパムとメンメンはその記憶を封じられていた為、思い出す事が出来なかった。
第38話で20年前にタイムスリップし、ジンジャーが作り出そうとしたものがほかほかハートの蓄積装置である事が判明するが…。
ブンドル団との戦いが終わった後はレシピボンの守護に就くため、クッキングダムに帰還することになった。これにより初期メンバーはプリキュアへの変身が基本不可能になった(菓彩あまねについてはハートフルーツペンダントの返却義務がないため変身可能と思われる)。
トロピカルパクト/マーメイドアクアパクト←エナジー妖精/ハートフルーツペンダント→スカイミラージュ