CV:田中あいみ
概要
本作のマスコットキャラクターで有り本作唯一の真の妖精。『HUGっと!プリキュア』のはぐたん以来となる名前が平仮名のマスコットキャラ。
耳にハートが生えたアザラシのような姿。ただし種族としては上記の通りに妖精であるため、アザラシではない。
のんびりマイペースな性格で、好きなものは「貝がらクッキー」で基本的に他の食べ物は食べないようだ。「くるるん~!」と鳴く。お昼寝が好きなのか寝ているシーンが多い。
誕生日は9月6日。(当初設定は無かったが、語呂合わせで決まった。→くるるん生誕祭)
なお、性別については現在のところ不明。
物語当初はグランオーシャンにいたが、女王のお使いにより頑張っているローラへ届け物をするために地上に出てくる。そして地上が気に入ったのかマーメイドアクアポットに住み着き、ローラに同行することになる。このときはローラも意外な顔をしたため、女王の命でもなくくるるんの独断である様子。
17話で一度ローラとともにグランオーシャンに帰還するが、その後も変わらずマーメイドアクアポットに住み着きまなつやローラ達といっしょにいる。
現状、アザラシ型の妖精はくるるんしか登場していないが、グランオーシャンの宮殿にはくるるんの同族と思わしき妖精が描かれた絵画が飾られている。
くるるんの気持ち
前作のラテと同様(ただし、ラテは第43話で聴診器無しで人語を話せるようになった)、人語を全く話せず、「くるるん」「くるる~ん」としか話せない。同郷のローラですらもくるるんが何を言っているのか全くわからない。しかも、くるるんの言葉を通訳する手段もないため、くるるんが何を言っているのかは、状況とくるるんの様子から推測するしか方法がない。
人語を離せない分、慌てたり喜んだりという感情表現は豊富で、たまにジェスチャーで伝えようとする。また、くるるんの方は人語がわかるらしく、間違った通訳をされると首を横に振ったり、嫌そうな顔をする。
そして、よくローラには自分に都合のいい間違った通訳をされる。
いっぱい遊んでくれたり食べ物をくれる相手には懐く。どのような見た目であっても人並みの知性と理性を備えていることが多い歴代のプリキュア妖精の中では珍しく、くるるんの思考は本当に愛玩動物のそれに近い。だが、けして何も考えてない訳ではなく、人魚の女王様におつかいを頼まれるくらいにはおりこうさんである。また、人間に動いている所を見られてはマズいという自覚もある。
今のところ、みのりがくるるんの気持ちを一番理解できている通訳者となっており、くるるんも非常に懐いている。
ペットにだって心はあるんです。
くるるんにだって違いはわかるんですよ・・・。
と、ローラにはぞんざいな扱いを受けたり時にはダシに使われたりしながらも、相手の気持ちをある程度理解はしているが、そのローラ自身もキュアラメールに覚醒したため、くるるんの気持ちもいつかは完全に理解し、改善した関係になってくれることを心から願いたい。
そんなくるるんだが、実は自分もプリキュアになりたいという願望を持っている…?→くるくるるん
くるるんのモチーフ
モチーフは前述の通りアザラシであり、ゴマフアザラシ/タテゴトアザラシの子供のような姿しており、世間で言えばアゴヒゲアザラシの要素もある。
くるるんの役割とは・・・?
7話で本格登場したくるるん。てっきり「プリキュアのパワーアップアイテム」を届けに来てくれたのだ…とはローラの早合点で、人魚の女王様からの「ローラとプリキュアをねぎらうためのお菓子」を届けに来てくれたのだ。
しかし、「お使い」は済んだはずなのにくるるんは海に帰らずにプリキュアとローラと共に過ごす事になる。
何か特別な力がある訳でも、プリキュアのアイテムをくれる訳でも、人語を話してアドバイスをくれる訳でも無さそうなくるるん。
果たしてくるるんの役割とは?今後何か特別な力を見せてくれるのか?
案外ただのマスコットに収まりそうな気もするが…。
実のところ、スタッフインタビューなどで「従来のプリキュア妖精における役割の大半をローラが担っているため、くるるんには余り重責を背負わせないようにした」ということが放送初期の頃から語られていたりもする。
とにかく、どのように物語に関わるのかも今後の見どころの一つと言えよう。
実態
2021年6月1日に公式サイトにて、6月20日に登場予定と発表され、キャラクターデザインも同時公開されたキュアラメール。
彼女のデザインが発表されると、その特徴的な髪型から「くるるんとローラが合体するのか」「くるるんが変身アイテムになるのかも」と様々な予測がされたが、いずれも外れだった。キュアラメール登場以降であっても立ち位置にこれといった変化は見られなかった。
第20話
くるるんはジェスチャーをおぼえた!ただし、解読できるのはみのりだけの模様。
第34話
くるるんは深夜徘徊・・・もとい夜の散歩をおぼえた!
…なぜ夜遅くにそんな所にいたのかは、そもそも人魚の女王様のペットであり、本来ローラが飼い主というわけではないことから、自由奔放に活動したいのだろう。
それだけではなく、敵の一人であるエルダにも接近していたが、これも唐突ではなく第7話や第17話の一件で伏線が張られていた事からくるるんがエルダに興味を持ったともとれる。寂しそうにしていたエルダに貝殻クッキーを与えている優しい一面も見せた。
明かされた真実
最終話放映後、くるるん役を担当した田中あいみ氏がTwitterで初回収録時のエピソードを語った
しかし、その際シリーズディレクターの土田豊氏に「くるるんはペットなので、戦いには参加しません。とにかくずっとかわいく、最後まで癒しの存在でい続けてください」と言われたことを明かした。
このようにくるるんは歴代の妖精の中でも特に異例づくしの位置ではあったが、これからも癒しの存在として皆の心に残り続けるだろう。
各話ネタ
基本的には本筋に絡まずにまなつ達の横で寝ていたり、遊んだりと言ったシーンが多い。
本編
■第1話
- 初登場。人魚の国グランオーシャンは、あとまわしの魔女によって皆のやる気パワーが奪われ、危機的状況にあった。人魚の女王の後ろにいたので、くるるんは、『伝説の戦士プリキュア』を探すよう命じられた人魚のローラを女王様と共に見送った。この回の出番はここまで。
■第6話
- 第2話以降から音沙汰無しの状態であったが、第7話予告で、満を持して登場する予定。
■第7話
- 満を持して本格登場にして本編における準主役回。
- 海辺でランニングするトロピカる部一同。海辺で打ち上げられた所を発見される。
- 「くるる~ん」「くるるん」としか話せないくるるん。トロピカる部一同は何を訴えているのか分からず途方に暮れる。ローラはグランオーシャンの妖精であることと説明するが、彼女もくるるんの発言は解読できず、一之瀬みのりの推理で届け物をなくしたことが判明する。
- そこに、エルダが現れ、くるるんの届け物の包みを狙う。
- なんと、包みの中身はお菓子だった。それも「グランオーシャンの銘菓」という事で、戦闘後にプリキュアとローラで美味しくいただくことになった。お使いは済んだのでトロピカる部一同に見送られるも、くるるんは海に帰らずにマーメイドアクアポットに住み着いてしまう。つまり今まで一人ぼっち(?)だったローラとの同居生活が始まったということである。女王の所に帰らなくていいのか…?
■第8話
- さてさて、そんなローラとの同居生活が始まる。何故か彼女の足枕(ヒレ枕)の役割を果たされているのだが、何となく苦しそうな表情をしていた。
- 起きてる時は起きてる時で、ローラにクッション代わりにほっぺをムニムニされてもて遊ばれる。
- トロピカる部最初の部活動として「くるるん弁当」を作ることになる。くるるんを料理するわけではなく、くるるんのキャラ弁である。トロピカる部のマスコット的ポジションを早くも確立。なお、くるるんには貝殻クッキーのお弁当が用意されていた。
- 完成したくるるん弁当をみんなで食べるという場面で、くるるんがつぶらな瞳で見つめていたため、くるるん弁当を食べづらい雰囲気になってしまった。
■第10話
- 試験勉強で大苦戦するまなつの後ろで、ご機嫌な表情でローラにボール遊びの相手をしてもらっていた。
- ローラがゼンゼンヤラネーダにマーメイドアクアポットを弾き飛ばされ水路に落下してそのまま流れて行ってしまい、アクアポットを発見させるファインプレーを見せる。
■第11話
- サンドアート大会に自分は参加できず少し寂しそうなローラ。しかしくるるんは彼女の気持ちを聞いても「くるるん?」としか話せない…。
※だいたい合ってる。
■第12話
- マーメイドアクアポッドが風紀委員の角田正美に没収され、その最中にゼンゼンヤラネーダが出現。人間に見つからずに急いでマーメイドアクアポッドを風紀委員から奪還しなければならないという事態。だけどくるるんは魚のぬいぐるみで遊ぶなどマイペースだった。
- かと思えば、ローラが制服を着て変装して角田正美の目をごまかしている間、くるるんは鼻メガネをかけてぬいぐるみのフリという、プリキュア妖精伝統のスニーキング技術でやり過ごしていた。
- そして翌日、再びマーメイドアクアポッドを没収しようとする風紀委員達とまなつ達トロピカる部の応酬の傍らで、スケボーに乗って遊ぶくるるん。既に騒動で疲弊しきっていた正美にそれを見られて「スケボーにのったアザラシが・・・」と言われてしまうが、「そんなのいるわけない、疲れてるんですよ」と流されたのであった。間接的にとはいえ、結果的にくるるんが弱った正美にとどめを刺したのであった。
- くるるんはスケボーが凄く気に入った様子。
■第13話
- ローラ中心のエピソードの為か、登場以降の話におけるまさかの第6話以来出番なし。
- メタ的に見れば、この回にこれ以上放送事故要員はいらない訳で…。
- 他の妖精ならともかく、くるるんがいた所でさんごの悲劇が回避できたわけじゃないだろうし…。(→さんごは虫嫌い)
- もっとも、これ以降のエピソードでも登場したとしても普段は出番が少なく本筋にあまり関わらない扱いが多い。
■第14話
- トロピカる部のメンバーが保育士体験をすることになる。珍しくローラが意気揚々と参加表明するが、「子供の世話をする」という活動内容にも「大丈夫よ、いつもくるるんのお世話してるもの」と引き合いに出される。その時すこし困り顔をしていた。
- 保育園で園児に見つかり、触られたり突っつかれたり人気に。海の妖精であると知られてはいけないため「アザラシのぬいぐるみ」と紹介されるが、「アザラシにこんな耳生えてないよ」と割とマジのツッコミをされた。うっかり「くるるん~」と鳴いてしまうが、「喋るぬいぐるみなんだよ」とフォローされ、その珍しさに園児が殺到。保育園の人気者に。
- ゼンゼンヤラネーダ襲来時には、遊び疲れたのかぬいぐるみの山のなかで眠りこけていた。ローラに発見され、雑に掴まれてマーメイドアクアポッドの中に保護(回収?)された。
■第15話
- トロピカる部の横断幕作りの際、眠っているところを文鎮代わりにされるなど、ローラからの扱いは相変わらず雑。
- なんらかの理由によりみのりとローラが入れ替わってしまい、少しの間ローラになったみのりと生活する。その結果、一緒に遊んでくれたりお世話をしてくれるみのりにかなり懐いていた。
- ローラとみのりの体が元に戻ってもくるるんはみのりに懐いた状態。何気にみのりがローラと体が入れ替わり、そして戻っていたことに気付いてたのであろう。
■第16話
- 今回は、山ではシャボンピクチャーのシャッター係、マーメイドアクアポット紛失時には位置お知らせ機能代わりと大活躍!
- …冗談はさておき、ローラともどもマーメイドアクアポットごとあとまわしの魔女たちに囚われてしまったくるるん。これからどうなる…?
■第17話
- ローラが地下牢に閉じ込められる前に、既に囚われていて危機感を感じる事無くのんきに眠っていた(屋敷内は水中で満たされてるにもかかわらず、鼻提灯を出していた)。ローラの声を聞いたくるるんは目を覚まし、お互いの無事を喜んで抱きしめ合っていた。くるるんが牢の隙間を抜けられる事に気付いた彼女から地下牢の鍵を取ってくるよう頼まれ、鍵を持つエルダのいる部屋に忍び込むが、一人でままごとをしていたエルダの「貝がらクッキー」という言葉に反応してお腹が鳴ってしまい、隠れるも頭隠して尻隠さずで再び捕まる。おいおい…。
捕まっても結果オーライ?
- しかしくるるんを囮にする作戦に切り替えたローラの手により、ローラとくるるんは二人で脱出する事に成功。だが、追撃してきたバトラーの攻撃によってローラは意識を失い海底へ沈んでいく。もはやこれまでかと思いきや、ローラが目覚めるとそこはグランオーシャンの女王の城であった。女王様曰く「くるるんが、あなたを助けてくれたのです」とのこと。明確な描写は無かったのでどうやったか不明だが、マーメイドアクアポットを上手く使ったのだろう。
- くるるんが居なければ間違いなく詰んでた事は想像に難くない。このエピソードの功労者である。
- 更にこの回のエピソードにおけるくるるんは、地下牢に閉じ込められたローラに抱き着いたり、意識を失ったローラを救出した後、心配して寄り添ってくれたりと、非常に懐いていた。つまり、この2人(1人と1匹)にはしっかりとした絆が生まれていたのである。
■第18話
- この回はローラの学校デビュー中心の話であり、くるるんはアクアポッドの中で寝てるのとローラを応援するという出番のみに留まり、まなつ達ともそれほど深く絡んでいない扱いである。以降のアクアポットはくるるんの飼育ケース(?)となっている模様。
■第19話
- 部室で眠っていたが、ローラもトロピカる部に入り新たな活動を、ということでまなつが次に何をするか聞く中「くるるんはー?」と聞かれ「くるるん?」と返す。その後は再び寝てしまう。
- 怪談の調査で廃墟となった屋敷に向かうが、天井が揺れて外に一時避難。あすかがライトを光らせて点呼を取るのだが、ローラに抱き抱えられていたくるるんは彼女の返事と共にライトを光らせる。
- この時のライトを光らせたのが気に入ったのか、後日まなつがいない部室で皆が話す中、「くるるん♪」とライトをつけていた。
■第20話
- まなつが購買での抽選に当たりプレミアムトロピカルメロンパンを持って部室にやってくる。部室ではやっぱりのんきに寝ているくるるんが。まなつがごきげんに見せびらかすのをくるるんも喜ぶ中財布の落とし物を告げる校内放送。財布がないと気づいたまなつはメロンパンを残して取りに向かう。
- 戻れば件のメロンパンがない。愕然とするまなつに名探偵みのりんが捜査に乗り出す。で、まず疑われるのはその時部室にいたくるるん(昼寝はアリバイにならない)。しかしくるるんは海の妖精なのでメロンパンは食べないので即容疑対象から外される。雑食では無いらしい。
- メロンパン事件は「メロンパンが紙包みごとアクアポットの冷蔵庫にあり、それが何なのかわからずローラが食べた」ことが判明。で、気になるのは何故アクアポットの中にあったか。実はまなつが部室を離れたさい、そのまま放置してあると心配なので、くるるんが機転を利かせて中にしまったのが真相だった。ジェスチャーでみのり経由で伝え、こんな大事になると思わなかったくるるんも謝るのだが、みんな悪気はなかったということで決着。(ただ、マーメイドアクアポット内に入れた時点でプレミアムトロピカルメロンパンは水びたしになってしまったと思われるが…。)ついでに言えば普段からどこへでも寝ていられる性質から言及されてはいないが、アクアポッドの外で寝ていたのはローラが昼寝していたから敢えて外にいたと思われる。
- で、この時Pretty_Holicで話していたのだが、さんごの母みゆきが来たとき、さすがにプリキュアではない人に動く姿がバレたらまずいと理解していたのか、慌てつつ直ちにぬいぐるみのふりをしていた。
■第21話
- トロピカる部の合宿を計画する回であるがくるるんはと言うと、ローラに抱かれている、まなつの家のベッドでごろごろ転がって遊んでいる(?)、そして夜はまなつとローラと一緒にベッドで寝ていた。余り本筋に深く関わらないのは平常運転と言ったところだろう。
■第22・23話
- 南乃島で5人が青春を謳歌するエピソードがメインである為か、くるるんの出番はそれほど多くは無い。
■第24話
- 冒頭であすかと共に横断幕を抑えるシーンのみの出番(15話の時とは違い普通に働いてる)。なお、危うく横断幕と一緒に屋上から飛ばされそうになったところをあすかに助けられホッとしていた。くるるん危機一髪。
■第25話
- 桜川先生メインの話の都合上、普段から本筋に絡まないツケが回りセリフ(?)どころかトロピカる部部室の背景(ぬいぐるみ扱い)としての出番すらなかった。人魚の女王様すら妄想での出番があっただけに・・・。
■第26話
- 今回もトロピカる部と学校関係者との話で入り込む余地が無かった模様。
こんな場面もあったと信じたい
■第27話
- リアルタイムでは2週間ぶりの登場。
- 久々の登場故にアクアポッドから勝手に出てきてはあおぞら水族館の大水槽内を動き回り、コバンザメの如くジンベエザメに貼り付いて漂う等自由奔放な行動を取り、ヤラネーダ捜索中のローラを困らせる。
- この時、水槽の中で眠っていたヌメリーを発見してローラがくすぐってたのを見て、真似してくすぐりを始めた(面白半分かもしれないが)。
■第28話
- 今回は最初から部室にいたり、終盤ではローラに抱っこされたりと、しっかり出番があり。
- さらに次回予告でも登場。何やらやる気パワーを奪われたまなつを見たようで……?
- そしてエンドカードでもお出まし。しかもくるるん型のかき氷を見てニコニコ笑顔であった。
■第29話
- 冒頭のアバンにて、文化祭の大成功により新聞部からインタビューを受けるトロピカる部。そこでうっかり「くるるん~♪」と声を上げてしまう。「今、そのぬいぐるみ喋りましたよね?」と今度はスルーしてもらえず、トロピカる部が大ピンチに陥る。(くるるんも流石に「マズい」という顔で固まっていた。)
- あすかとまなつがしゃべるぬいぐるみとして腹話術などしつつ、なんとかごまかして「絶対に動いちゃだめだよ」とまなつに言われたくるるん。そしてアバン終了。
- そしてその翌日、町が超ゼッタイヤラネーダであふれかえる騒動が起きてまなつが学校に駆け付けるまで、くるるんは律儀に言いつけを守りずっと動かないでいたのだった。(まなつから「ゴメンね」と言われたが・・・)
- 超ゼッタイヤラネーダに襲われそうになったところをまなつに助けてもらったが、まなつともども更なる攻撃をうけて吹っ飛ばされてしまう。その後はまなつのピンチを伝えに街の別の場所で戦っていたキュアパパイア達の下へと駆けつけたが、何と敵と勘違いされてキュアパパイアのビーム攻撃を目に受けてしまった。(ちゃんと「ゴメン」と言われたが・・・)
- まなつのピンチを伝えた後は緊急事態ゆえにアクアポットの中に避難し、ラメールからお礼の言葉を送った後、色々なことがあってか、くたびれた表情をしていた。
- というわけでパワーアップアイテム登場という重要な回において出番は多く本筋にも絡む活躍を見せたのだが、なぜか受難が続いたのであった。不憫。
■第30話
- 今回はローラが生徒会長に立候補する話。なかなか支持が集まらずにやきもきするローラの傍らで貝がらクッキーを食べるなどリラックスしていた。
※こんな公約だったら善戦していたかもしれない
■第31話
- 3年生のあすかが修学旅行に行くということで、ローラがマーメイドアクアポッドを利用してあすかのカバンに潜り込んで列車に潜入する。そのため、くるるんも一緒にあすかの修学旅行に付いてくることに。
- あすかとローラ以外のメンバーは、ローラがカバンに潜入するはずみで外に放り出された枕(※あすかは枕が変わると眠れない)を届けにあすかの乗る列車まで駆けつけてきた。列車型超ゼッタイヤラネーダを撃退した後、ローラはまなつ達に連れられて帰宅。トラブル続きの修学旅行においてようやくゆっくりできるとあすかが自分の枕で眠ろうとしたとき、枕から「くるる~ん・・・」という声が・・・・
あすか「なんでくるるんがいるんだよ~(‐Д‐;)」
- なんとくるるんはまたもローラ達から置き去りにされ、あすかの枕の下で呑気に眠っていたのだった。その姿をみてあすかは困惑しきりで今日の話は終了。その後、あすかとくるるんの修学旅行ライフがどうなったのか、それはまだ明らかではない。
- 敢えてフォローするなら、あすかの話を聞いたローラが寂しくならない様に置いていったか、くるるん自ら残ったかも推測も出来る。
■第32話
- あすかとの修学旅行の顛末は描かれなかったようだが、無事に帰還したようで部室に。
- Pretty_Holic内でモデルの練習中、さんごの母のみゆきが近づいてくる気配を察してマーメイドアクアポッドの中に隠れる。本編中の出番はここで終了。
- そしてまさかの次回予告のナレーションに大抜擢。
「く~るる~ん!くるるくるるくるる~ん。くるるんくるるくるるん!くるくるるん!く~るるんる~ん♪くるる~ん!」
皆さんなら、なんて言ってるか分かるよね?
◼️第33話
今回は『特別編』!
- くるるんがプリキュアに変身?
- 今回は長い必殺技名をまなつ達と一緒に考えたり、まなつ達と共に何かしたい気持ちが強い様子だった。
- 第34話予告でくるるんまたしても変身?
◼️第34話
- トロピカる部の面々が「大人になったら」の話題で盛り上がる中、あすかの妄想で「大人になったくるるんはムキムキになる」と予想していたが、ローラに否定された。
- まなつからは「どんな姿になってもくるるんはくるるんだよ!」と言われるが…。そのままの君でいてほしい気もします。
- その夜、家出中のエルダと遭遇し、貝がらクッキーを差し出す。
- この時のくるるんはヌメリーと遭遇した時の様な不安そうな表情にならず、敵意を見せる事もせず一人でいる彼女を気にかけていた様子。一方のエルダはくるるんを利用した作戦も行えたはずだが、くるるんの施しがかえって自分が馬鹿にされていたとも危機感を持たない事に呆れたとも取れる感情を抱き、去っていった。
◼️第35話
- トロピカる部主催のハロウィンパーティーにより恒例の仮装大会へ。くるるんはあすかと一緒に吸血鬼の仮装をすることに。
(→トロプリハロウィン)
- ヤラネーダ襲来時にはその吸血鬼の衣装のまま呑気にお昼寝タイム。やはりいつものくるるんであった。
◼️第36話
- 人魚の女王様の招待によりグランオーシャンに向かうことになった一同。グランオーシャンは特別な海流に囲まれているのだが、くるるんがひとこと「くるるん」と鳴くとワームホールが出現し、グランオーシャンへの道が開けたのだった
- ここだけみるとくるるんがグランオーシャン到達のカギとなる特別な力を持っているかのようにみえるが、このグランオーシャンへの道を開く呪文はグランオーシャンの住民であれば妖精でも知っているらしい。
- 久々に本来の飼い主である女王様との対面に喜ぶくるるん。しかしくるるんに全く反応を示さない女王をみて様子がおかしいと感じていた。だがのちに貝がらクッキーをたくさんご馳走されてご満悦であり、満腹になって眠ってしまうのだった。
- 目が覚めたところ、宮殿内に誰もいなかったので宮殿内を散策していたところ、地下に本物の人魚の女王と他の妖精達が囚われている驚くべき光景を目にしてしまう。その後はチョンギーレから逃げながら、真実を伝えにまなつ達の下へ駆けつけた。
- 今回のグランオーシャンへの招待はあとまわしの魔女たちによる罠だったのだが、ローラが偽の女王様を問い詰める際に「くるるんをかわいがっていた女王様がくるるんのことをどうでもいいとかいうわけがない」と発言していた。先の囚われていた女王様を発見したことに加え、ある意味くるるんが今回のあとまわしの魔女たちの企みの看破のヒントをもたらした功労者といえる。
◼️第37話
- 前回からの続きで、海流に飲まれて気絶していたみんなに寄り添い起こす。そこから囚われている女王達を助けに行こうという展開になり、宮殿内を共に探索。
- 宮殿内の絵画には、「水色のくるるん」「丸い耳で紫色のネクタイをしたくるるんとオレンジ色で蝶ネクタイをしたくるるん」「黄色い星型の耳で蝶ネクタイをしたくるるん」「イッカクのような角を持ったくるるん」といった、くるるんの同種族らしき妖精が描かれた絵画が飾られていた。まなつ達はこれらの絵画には触れなかったが、絵画に描かれた妖精はくるるんの一族だったりするのだろうか・・・
- 囚われていた人魚の女王は駆け寄ってきたくるるんを優しくなでており、今度こそ本物であると確信。しかし、その後グランオーシャン衝撃の真実が女王から語られるのだが、くるるんはどう思っていたのだろうか。
- その後は地上にヤラネーダが出現したこともあり、ローラたちは半ば出奔する形でグランオーシャンを後にする。そして今話のエピローグにて、深夜にマーメイドアクアポッドの中で眠るくるるん。どうやらくるるんもまなつ達と一緒にいることを選んだようである。
◼️第38話
◼️第39話
◼️第40話
- まなつの部屋でローラとボール遊びをしていた。その時のくるるんは何と、尻尾でボールを蹴り上げて耳でキャッチするという荒業を披露した。
◼️第41話
今回は総集編。
- 「くるるんとの出会いもわすれちゃダメだよね!」とまなつはくるるんとの出会いを振り返る…!
あすか「打ち上げられてたな」
ローラ「打ち上げられてたわね」
まなつ「打ち上げられてた」
さんご「打ち上げられてたよね」
みのり「(脚本の)ネタとしては使えない…」
回想終了。
◼️第42話
- 今回はプールで泳いでいた。
- マーメイドアクアポッドが故障してしまったが、くるるんは無事か?まなつもピンチで2021年の放送終了だと…!?
◼️第43話
- 無事は確認されたが、前話でアクアポットが故障した以上サポートは期待できない事から安全な場所に待機させた。その間の食糧として大量の貝がらクッキーを用意。
- 最終決戦の時でも扱いが変わらない様に思えるが、状況を考えると致し方ないのかもしれない。最終決戦でとんでもない秘密が明らかになった前々作の宇宙妖精や、体調をすぐ崩してしまうのに危険な最終決戦に連れていかれる前作のヒーリングアニマルの王女よりは大切にされていると言えなくもないし…。
- 但し、アクアポッド自体はグランオーシャンにて修理中のため、それが終わったらくるるんはアクアポッドをお届けに来てくれたり、最終決戦ということで今度こそ例のアレに覚醒するという活躍ぶりを見せてくれるかもしれないので、そこの所は期待して待とう。
◼️第44話
- 陸でまなつたちのピンチを察していたのか、心配そうにしていた。…貝がらクッキーをかじりながら。
- そして次回予告では貝がらクッキーを食べおえたのか、クッキーケースの貝の中に避難していた。
◼️第45話
- 扱いとしてはやる気パワーを奪われていないあおぞら市の一般人と同じで、愚者の棺による影響を貝の中に籠って静観していた。
- すべてが解決してからは、一人で寂しかったのか第三者の前で姿を隠す事を忘れてまなつの母と喜びを分かち合った。平林まふね館長にも姿を見られている。
- …捕まってあおぞら水族館に展示されても文句は言えないくらいの失敗をやらかしているが、幸いそんな事態にはならずに帰ってきた。
- その後はまなつ達とも再会できた様で、トロピカる部がトロピカ卒業フェスティバルの準備をしている中で、くるるんはマーメイドアクアポッドの中で眠っておりいつもの日常に戻った。
- 結局最後まで覚醒すらせず、最終決戦でプリキュア達をアシストする事も無かったが、ある意味大活躍を見せたかも…?
視聴者が妄想した活躍の姿…はありませんでした。
- 泣いても笑ってもラスト1話、ローラの選択はどうなるのか、そしてくるるんは…?
◼️第46話(最終回)
- そしてくるるんは…… 別に何ということもなかった! やっぱりね!
- 最終回ではローラとまなつ達との別れ、そして消された記憶、その後の奇跡的な再会などが描かれるが、そこにくるるんがどうこう関わってることはなく、いつも通りにのんびりしていた。
- 記憶が消されたローラの元でもいつものような感じだったため、果たしてくるるんの記憶が消されていたのか覚えていたのかは定かではなかった。しかし後述のローラの台詞から、くるるんの記憶も消されていたと思われる。
ネタバレ注意!
- ローラが記憶を取り戻すカギであるとある者たちに語った台詞によれば、「人魚でも海の妖精でもない存在は掟の対象外」とのこと。つまり海の妖精であるくるるんは掟の対象であるため、ローラたちの記憶を取り戻すカギにはなれなかったのだ。
※腹話術です。
- エンディングパートではローラがグランオーシャンの人魚たちに人間の事を教える授業をしている中、教卓にちょこんといる。
これからもくるるんはずっと、グランオーシャンの癒やし系ペットでいるのだろう。
映画
- 歴代の妖精達と共に復活!ミラクルライトを持って登場。
- いわゆる声無しの応援枠としての出番であるが、ゲーセンのプライズである『コロっとまんまる プリフェイスぬいぐるみ』第2弾ではキュアプリズム・プリンセス・エル・キュアサマーと共にラインナップされている。(映画プリキュアオールスターズF コロっとまんまる プリフェイスぬいぐるみ2)
pixivではポスターのパロディイラストも投稿されている。
くるるんずかん
『だいすきプリキュア!トロピカル〜ジュ!プリキュア&プリキュアオールスターズファンブックvol.3』には「くるるんずかん」としてくるるんとの出会い、くるるんの紹介、くるるんの活躍の様子として、
うみの なかで、あとまわしの まじょに おそわれた ローラを たすけたよ!と書かれている。
…ウソではないです。一応。
演者について
担当声優の田中あいみ女史はプリキュアシリーズ初出演。
『だいすきプリキュア!トロピカル〜ジュ!プリキュア&プリキュアオールスターズファンブックvol.3』のスペシャルインタビューでは『くるるんはグランオーシャンからやってきた海の妖精ですが、どんなキャラクターですか?』という質問に対して、「そうですね、今までプリキュアシリーズに出てきた妖精って、『プリキュアを探しにきた!』とか、『プリキュアを助けにきた!』という目的がありましたが、くるるんは違うんです。もう、ひたすらそばにいたら癒やされるという、完全なるペット(笑)。危機的な状況になっても、のんびりとしているので、あまり感情的にならず、ただひたすら『可愛い』と思ってもらえるよう演じています。」と答えている。
Pixivでは
アザラシの姿をした妖精と言う事で早速某日常コメディ漫画のアザラシの赤ちゃんのパロディイラストが投稿されている(因みにその飼い主の初代中の人は11年前の桃キュアの祖母を演じ、2代目中の人は第14話にゲスト出演していた)。
更に中の人ネタもある。(下記は干物妹!うまるちゃんの土間うまるとのコラボネタ。)
関連タグ
トロピカル〜ジュ!プリキュア グランオーシャン プリキュア妖精一覧
くるるん生誕祭:9月6日。
くるるん(プリキュア):表記揺れ。
くるるん(バス):三次市コミュニティバスの名称。
能ある鷹は爪を隠す:くるるんの普段の振る舞いを表すことわざ(?)。
頭隠して尻隠さず:17話でエルダに捕まった時の状態。