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雪のプリンセスと奇跡の指輪!

ゆきのぷりせすときせきのゆびわ

2021年10月23日公開の『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の単独映画及び『ハートキャッチプリキュア』とのコラボレーション映画。
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こころトロピカる大冒険!

みんなで雪の王国へレッツゴー!!


概要編集

2021年10月23日公開のプリキュア映画30作品目で、『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の単独映画版。

ハートキャッチプリキュア』のメンバーが登場して共闘するクロスオーバー要素がある。ハトプリは第33話の特別編でゲストキャラクターとして登場した。

トロピカルハートドレッサーが登場していることから時系列は少なくとも29話以降と判明している。


単独映画版で過去作との2作品クロスオーバーは2021年3月20日公開の前作『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』に続いて2作連続となる。


この他、人魚のローラの人間態やキュアラメールの姿が映画に登場するのは本作が初となる(前作同時上映の短編映画『映画トロピカル〜ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボダンスパーティ!』ではローラは人魚の姿のみで登場した)。また、海の妖精くるるんも同じく映画初登場。


ゲスト声優枠として、『蒼穹のファフナー』シリーズの遠見真矢を演じた松本まりかが雪の王国シャンティアの王女シャロンを演じる。


入場者特典は劇中でパワーアップ変身ができる指輪「スノーハートクルリング」が配布される。


興行収入は5.9億円と前作から1億円以上増収し、コロナ禍以前の作品に近い程度まで回復した。


また、次回作の公開を記念して、東映アニメーション公式Youtubeにて、2022年9月18日から1週間限定で配信された。


スタッフ編集

東映アニメーション側のプロデューサーは『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』でアシスタントプロデューサーを務めた伊藤志穂が務める。


監督は志水淳児、脚本は成田良美、総作画監督・キャラクターデザインは上野ケンが担当。

この3名ともハトプリトロプリをはじめとする数多くのプリキュアシリーズのTV本編に参加しており、プリキュア映画においても何本もメインスタッフを担当した経歴がある。プリキュアシリーズ全体に詳しいスタッフで固めた布陣と言える。

音楽はトロプリのTV本編でも同職を務めている寺田志保が担当。




あらすじ編集

雪の王国シャンティアでは王女シャロンが新たな女王となるためお祝いの式が開かれることになった。招待状を受け取ったまなつたちはシャンティアへ向かい、そこでローラとシャロンが仲良くなり指輪をプレゼントされるが、直後、謎の怪物が現れ、王国を閉じ込めてしまう。

まなつたちトロピカル〜ジュ!プリキュアは、王国で出会ったつぼみたちハートキャッチプリキュア!と共に王国を救うため戦うことになる。


登場キャラクター編集

トロピカル〜ジュ!プリキュア編集


ハートキャッチプリキュア編集


オリジナルキャラクター編集


ゲストキャラクター編集

※この他、モブキャラとしてどこかで見たような3も終盤に登場する(後続きも含む)。


劇場版限定フォーム&コラボ技編集

スノーハートクルリングトロピカルハートドレッサーにセットすることでパワーアップする強化フォーム。


トロプリとハトプリの合体技。

最後に、「ハートキャッチ!」と「ビクトリー!」を決める。


テーマソング編集

オープニングテーマ編集

Viva!Spark!トロピカル~ジュ!プリキュア with トロピカる部


エンディングテーマ編集

シャンティア〜しあわせのくに〜 エンディング主題歌Ver.

  • 作詞:六ツ見純代
  • 作曲・編曲:森いづみ
  • 歌唱:キュアサマー(CV:ファイルーズあい)・キュアコーラル(CV:花守ゆみり)・キュアパパイア(CV:石川由依)・キュアフラミンゴ(CV:瀬戸麻沙美)・キュアラメール(CV:日高里菜)・キュアブロッサム(CV:水樹奈々)・キュアマリン(CV:水沢史絵)・キュアサンシャイン(CV:桑島法子)・キュアムーンライト(CV:久川綾)

挿入歌編集

シャンティア〜しあわせのくに〜

  • 作詞:六ツ見純代
  • 作曲・編曲:森いづみ
  • 歌唱:キュアサマー(CV:ファイルーズあい)・キュアコーラル(CV:花守ゆみり)・キュアパパイア(CV:石川由依)・キュアフラミンゴ(CV:瀬戸麻沙美)・キュアラメール(CV:日高里菜)

大好きのSnowball

  • 作詞:大森祥子
  • 作曲・編曲:森いづみ
  • 歌:Machico

余談編集

ハートキャッチプリキュアが参戦した理由編集

2021年春に公開された『ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』にて参戦したプリキュア5に続いて、今度はハトプリが参戦した。しかし本来ならトロプリと何となく相性抜群なフレプリ人魚に変身したことのある某プリンセストロピカルにピッタリなゲストプリキュアが登場するハピチャ人魚をモチーフにした大先輩が登場するGoプリ、そして元祖人魚の国が登場したことのあるまほプリと参戦しても違和感はないはずなのだが…。ハトプリと言えば、どこかシリアス寄りで日常でもプリキュアと向き合う話が多いため、トロプリとは色々真逆な要素が目につく作品である。一体何故トロプリはハトプリと参戦することになったのかというと、以下の理由がある。


舞台挨拶での伊藤プロデューサー曰く、鷲尾天プロデューサーから前作と同じく「過去作から1作品登場させてほしい」というオファーがあり当時見ていた年代の子が友達と見に行けるよう少し昔の世代から選出。中でも「ファッションとチェンジ」というコンセプトがあるハトプリはトロプリと組み合わせやすかったとのこと。えりかとローラの絡みも見たかったというのも理由にあるようだ。


その一方で水樹奈々が自身のラジオ番組「Mの世界」で語ったり、舞台挨拶で桑島法子と久川綾が触れたりしたところでは、関係者に理由を尋ねた際にふわっとした表現ではあるものの「歴代の中でも人気があるから」と聞かされたと証言しており、やはりと言うべきかその辺の人気に関する事情も加味されているようである。実際、NHKで企画された全プリキュア大投票の作品順位を見ると前作でコラボしたプリキュア5GoGoは3位、本作でコラボしたハートキャッチプリキュアは2位であり、ここだけ見ると前作からのコラボは大投票の上位作品を参考に選定しているようにも思える。

一方、MANTANWEBでのインタビュー記事では、そういう大人の事情とは別次元での伊藤プロデューサー自身の思い入れが語られており、それによると「凍った心を溶かすというキーワードもあるので、心を大事にしている『ハトプリ』にしたかった」としている。


舞台が雪国な訳編集

タイトルが『トロピカル〜ジュ!プリキュア』なのに、映画の舞台がトロピカルとは程遠い雪国になった訳だが、これに関しては上述のMANTANWEBでのインタビュー記事で伊藤プロデューサーは以下のように語っている。


「舞台設定を真逆にしたのが大きなポイントになりました。映画としてのスケール感を考えた中で、いつも行かないところに行くことを考えました。ブレストを重ねる中で、テレビシリーズが海だから、空にする……などいろいろなアイデアが生まれました。その中で雪というキーワードがあったんです。雪解け、太陽が凍った心を溶かす。キュアサマーの衣装も白×トロピカル色がモチーフですし、白い雪とマッチします。白い世界をトロピカルにしていくというイメージが生まれました。いつもと違うぞ!?と興味を持っていただけるような引っかかりにもなりますし」


実際、本編が常夏の南国を舞台にした土地であるため、映画で拾わないと雪をモチーフにするのはなかなかやりづらかったと思われる。


また、ハートキャッチプリキュア!側も実は本編で雪を取り扱った描写が一切ない作品である。

こちらもテーマや敵が敵なので扱いづらかったのは容易に想像できるが、クリスマス回は最終決戦の導入であり、その翌日には地球全体が砂漠化しているため、雪を絡めるエピソードを作るのはなお難しかったのだろう。因みに雪と砂漠の組み合わせは、実際にモンゴルゴビ砂漠で見られる。


コラボレイション編集

上述の通り、エビシーとonちゃんが劇中でゲスト出演している。

…が、onちゃんはそれだけに留まらず、何と翌年1月からHTBとのコラボグッズが販売された。onちゃんと安d…着ぐるみonちゃんがサマーやブロッサムと一緒にいるイラストで、トートバッグやアクリルキーホルダーなどが展開されている。

HTB本社及びHTBオンラインショップで購入可能。逆に専門店では売ってないので注意。


関連動画編集

  • 特報



  • 本予告



  • 予告 ハートキャッチプリキュア!登場編



  • 特別映像①

 


  • 映画館安心ムービー



  • 特別映像②



  • 映画公開記念!スペシャルムービー



  • 特別映像③



  • 特別映像④



  • 特別映像⑤



関連タグ編集

トロピカル〜ジュ!プリキュア ハートキャッチプリキュア

映画トロピカル〜ジュ!プリキュア プリキュア映画一覧


デューン/砂の惑星:この映画の同時期に公開された映画。なんの偶然なのかゲストの先輩プリキュアがかつて倒したラスボスと同名であり、元ネタである。



関連サイト編集

公式サイト

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