デューン/砂の惑星
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でゅーんすなのわくせい
フランク・ハーバートのSF大河小説、およびその映像化作品である。
アメリカ合衆国の作家フランク・ハーバートによるSF小説。1965年刊行。
ストーリー自体は今から約2万年後(外部Wiki参照)の宇宙を舞台にした典型的な貴種流離譚だが、惑星アラキス(砂の惑星)の特殊な生態系、人間社会や文化への影響などを描き、スケールの大きな作品となっている。
「スターウォーズ」、「風の谷のナウシカ」、「AVATAR」、「トレマーズ」、「装甲騎兵ボトムズ」など、多くの後続作品に影響を与えた。映画版を見ればそれが如実に理解できよう。ある意味では近代SF作品の先駆けと言える。
作者の死去(1986年)の後もブライアン・ハーバートとケヴィン・J・アンダースンによりシリーズが追加されている。
世界で最も売れたSF小説のひとつである。
1970年代にアレハンドロ・ホドロフスキーが映画化を試みるも頓挫。製作過程が「ホドロフスキーのDUNE」として2013年に公開された。
1984年、アメリカ映画「デューン/砂の惑星」(監督:デヴィッド・リンチ。主演∶カイル・マクラクラン。)が公開された。
2000年、アメリカ・カナダ・ドイツ製作のテレビドラマ「デューン/砂の惑星」が放映された。
2003年、SCI FIチャンネル(アメリカ)製作のテレビドラマ「デューン/砂の惑星Ⅱ」が放映された。
2021年、アメリカ映画「DUNE/デューン 砂の惑星Part One」(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)が公開された。「Part Two」は2023年に公開(日本では2024年3月公開)。パート1に関しては第53回星雲賞のメディア部門にノミネートされ、第94回アカデミー賞にて、最多となる6部門(撮影賞、視覚効果賞、作曲賞、音響賞、編集賞、美術賞)で受賞した。
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