SF小説
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えすえふしょうせつ
SF小説とは、サイエンス・フィクションを扱った小説のジャンル。
SFの発祥はSF小説とともにあり、歴史は古い。タイムトラベル、スペースオペラ、サイバーパンク、ロボットといったSFを象徴するアイディアはすべてSF小説から生まれている。
世界初のSF作家は一般的に、ジュール・ヴェルヌもしくはH・G・ウェルズと言われている。
「現代SFの父」ことヒューゴー・ガーンズバックは、アメリカの大衆が科学に疎い事に気付き、科学に興味を持ってもらう事を目的として、1926年に世界初のSF専門雑誌「アメージング・ストーリーズ」を創刊。ここで過去のSF小説傑作選や読者投稿欄を設置し、後発のライバル雑誌「アスタウンディング」と共にサイエンス・フィクションというジャンルを作り上げた。
「映画」という技術が発明されて間もない頃(テレビは実験室で研究中)であり、映像化など考えていないアイデアは小説の形で発表されてきたのである。
後にアメリカ合衆国では1940年代がSF黄金期に当たり、日本では科学小説を経て1970年代頃からSFブームが巻き起こった。
原作者 | 作品名/シリーズ名 | 西暦/時代 | 備考 |
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た
谷甲州 | 航空宇宙軍史 | 西暦2070年代~数万年後?大半の作品の年代は2100年前後か2040年前後 | |
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E・C・タブ | デュマレスト・サーガ | 数世紀後?(人類は宇宙に出て、地球の存在は伝説と化し位置も忘れられている) | |
フィリップ・K・ディック | アンドロイドは電気羊の夢を見るか? | ||
高い城の男 | 西暦1962年 | ディストピア系歴史改変SF | |
ジェイムズ・ティプトリー・Jr. | たったひとつの冴えたやりかた | ||
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フレッジアウト(第1話/全24話)
外宇宙探査機、放浪小惑星などが相次いで破壊された。太陽系外縁には通過不能な障壁がある? その真相は? 2026年3月締切と予想される小説コンテスト向け下書き、作品メモです。普通なら公開できる状態ではありませんが、あえて公開する目的は3つ。一つめは自分のモチベーション維持のため。長編小説を書くということはかなりの期間孤独な作業を行うことになりますので、途中であっても公開して一人でも読者がいることでモチベーションを維持するわけです。二つ目はライバルへの罠。こうして推敲すらしていない作品メモを読んで「この程度なら自分の方が上だぜ」と慢心させ、手を抜かせるのです。そうして一人でもライバルが消えれば作戦勝ちですね。3つ目はイベント参加の告知などへの誘導です。当サークルでは創作活動の一環としてイベントで本など売っています。気になるものがありましたらそちらもよろしくお願いいたします。7,168文字pixiv小説作品 - 超先進科学帝国ヴィラン
超先進科学帝国ヴィラン(6/24)
と言う訳で作品メモの第6回です。ファーストコンタクトに失敗した移民団は今後の方針を考え直し、目標を一か国に絞って威嚇攻撃を行うことを決定した。正式な完成版については2024年6月頃に公開の見込みです。 (2024/6/29追記) 完成作品を公開します。4,767文字pixiv小説作品 - A piece of rum raisin - 第1ユニバース
第5話 絵美の覚醒1、1979年2月17日(土) 👈NEW
●4つの宇宙 マルチバース(多元並行宇宙)は可能性のある複数の宇宙の集合である。多元宇宙はすべての存在を含み、そこには、われわれが一貫して経験している歴史的な宇宙に加え、空間、時間、物質、およびエネルギーの全体と、そして、それらを記述する異なる物理法則および物理定数なども含まれる。 そういう無限に存在する宇宙の中で、空間、時間、物質、エネルギーの全体、それらを記述する物理法則および物理定数が非常に似通った宇宙が隣接し並行して存在していた。 その中で、4つの宇宙の話をしよう。これはその中の第1ユニバースのお話。 ブラックホールに飲み込まれたものが、ホワイトホールへ向かって移動する際に通るトンネルのような領域のことをワームホールと言う。実際に、物質がブラックホールに飲み込まれたら、ブラックホールの潮汐力によって引き伸ばされる。ブラックホールに近づきすぎた恒星でさえ、その強大な潮汐力によって引き裂かれてバラバラになり、ブラックホールに呑み込まれてしまう。もちろん、生物が生き延びられることはない。その生物のデータを除いては。 ブラックホールに飲み込まれたものが、同じ宇宙(ユニバース)にあるホワイトホールから出てくることもあるが、多元宇宙(マルチバース)世界の別の宇宙(ユニバース)にあるホワイトホールからも出てくるものもある。 なぜか、多元宇宙(マルチバース)は、ブラックホールとホワイトホールの物質のやり取りによって、物質の総和を保ち、均衡しているようだ。そして、やり取りされるものは、物質だけではない。データもやり取りされているのだ。生物のデータすらも。 そういった無数にあるマルチバースの中に、非常に近接した(つまり、その世界の様相が似通った)4つのユニバースが存在した。それらを仮に第1、第2、第3、第4ユニバースと呼ぼう。無限に伸びる4つの時間線で、極小の地球という世界、その中で、西暦と人類が呼んでいる時間の1970年代後半から2025年頃までにさまざまなことが地球に起こる。 ●第3ユニバースの小平博士と彼の助手のメグミが発見したこと、2008年 第3ユニバースと呼ばれる世界の2008年頃の日本で、東京大学宇宙線研究所主任研究員の小平一平博士と彼の助手の加藤恵美博士は、ニュートリノの研究に従事していた。彼らが気づき始めたのは、ある方向からのニュートリノの漸次的増大だ。その方向には、地球から150光年の距離を隔てて、ペガスス座IK星Aがあった。ペガスス座IK星Aの自転軸は観測によると地球を向いている。その角度のズレは0.5度である。 ペガスス座IK星Aは、いつ極超新星爆発を起こしてもおかしくない恒星である。爆発が起こった時は、致命的な電磁波が発生する。その流出は自転軸に沿って、円錐状に角度二度でライフルの弾丸のように打ち出される。電磁波の中には、ガンマ線も含まれている。それらの電磁波が飛来する前に、爆発によって発生したニュートリノが飛来するという研究結果がある。 小平と加藤は、ニュートリノの漸次的増大の統計データにより、ペガスス座IK星Aが極超新星爆発する可能性が、第3の時間線の2021年から2025年の間と予測した。 第3ユニバースの2008年9月、小平と加藤、そして、森絵美博士は、スイスとフランスの国境にある世界最大のLHC(大型ハドロン衝突型加速器)を有するセルン(欧州原子核研究機構)を訪問していた。そこには、偶然、日本のKEK(高エネルギー加速器研究機構)とJAXA(宇宙航空研究開発機構)から派遣された宮部明彦博士、湯澤研一博士も滞在していた。広報担当として、日経サイエンス契約ジャーナリストの岬麗子も同道していた。セルンで彼らを迎えたのは、主任研究員の島津洋子博士とアイーシャ・ジャヤワルダナ博士だった。 彼ら八人がセルンの島津のオフィスで、LHCの始動に祝杯をあげていたその時、溶接漏れからのLHC(大型ハドロン衝突型加速器)のヘリウム流出事故が発生した。超伝導状態が維持できなくなり、クエンチ(急速なヘリウムの冷却現象の終息)が起こった。 制御不能の大量のガンマ線から対生成が発生し、と陽電子が流出した。既に、5TeVエネルギー(5兆電子ボルト)相当まで電流を上げていたLHCがニュートリノ、陽電子、ガンマ線をどの程度が放出してしまったのか、放射線検出器が飽和状態になってしまったので、未だにわからない その時、偶発的に第3ユニバースと第1ユニバースを結ぶワームホールを通って、彼らの部分的な記憶データが、第3から第1へと、逆に、第1から第3にも移動した。11,704文字pixiv小説作品 - 傷だらけのマリオネット
傷だらけのマリオネット 2話 局長会議
俺は大幅に改造されてしまった。自らの能力工場に素直に喜ぶべきなのかそれとも人間でなくなる感覚に怯えればいいのか…。その二つの考えの狭間に立たされた俺は頭を抱えることしかできなくなっていた。その裏で起こっていることを知ることなく…5,567文字pixiv小説作品 - 楽園のベヒモス
楽園のベヒモス(完成版5/24)
という訳で第5回となります。ようやくキャンプへ戻ってきた主人公たちは留守番役のメンバーと合流する。早速鹵獲したガードロボの調査を命じて、主人公は休息に入る。(準備稿はコチラhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11965071、読み比べてみるのも面白いかも)6,632文字pixiv小説作品 - 楽園のベヒモス
楽園のベヒモス(第21話)
やっと1回目の印刷です。当初予定より一週間遅れ。作業量的には2日ほど足がでる見込みです。どうしよう。という訳で、とうとう最終章に突入です。果たして主人公らは助かるのでしょうか。(追記)という訳で選考も終わりましたので、完成原稿はコチラhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12658553。読み比べてみるのも面白いかも。4,119文字pixiv小説作品 IとMYと曖昧な世界で愛が舞い眠るEYE
私はあるときから、奇妙な幻覚を見るようになった。その幻覚は、ニュースキャスターが世界の終わりまでの日数をカウントダウンするというものだった。 その幻覚を見ると必ず激しい頭痛に襲われる。妻と娘には幻覚のことは隠しているが、ひどい頭痛に苦しむ私を心配して医者に診てもらうことをすすめられる。 愛する家族に心配をかけたくない私は、タクシーで病院に向かう。その車中、顔見知りのタクシードライバーから、巨大な虫が七日間で世界を破壊するという話を聞く。今朝聞いた世界の終わりまでの日数と共通する七日という期間に、なにかしらのつながりを感じる。 そこから世界はますます狂いだしていく。愛する家族を救うため、私は戦うのだった。6,418文字pixiv小説作品- 新生命体「新しい人間」
#4 新生命体「新しい人間」
地球史において『人類代の終わり』が訪れることは決まっているといわれています。人類だけではなく私たちが暮らすこの地球もいずれ滅亡するといわれています。そんな未来は起きてほしくないので、この物語の中にパラレルワールドを創ってその世界線で起こることを、最近流行っている音楽配信サービスの『プレイリスト』を融合させながら書きました。プレイリストはクラシックから現代のヒット曲まで、時間経過を感じてもらえるような選曲にしました。物語の中では、近代私たちが経験してきた災害やショッキングな事件をパロディ化して表現しています。『ワシントンD.C.巨大消失』・『キエルウィルスのパンデミック』・『地殻変動による巨大地震』・『政治と謎の賢者たちの癒着』などです。読んでいる人ができれば自分事のように感じてもらえればいいなと思いながらかきました。一連の災害は表題の『新しい人間』が生まれてくるまでのプロセスになっています。『天変地異による生き物の大量絶滅』・『大陸分裂による茎進化』・『大陸再融合による冠進化』を経て新生命体『新しい人間』が誕生して、人類代の終わりと地球の滅亡を阻止するべく戦います。その地球規模のストーリーの合間合間に、その時代時代に暮らす人々の営みが盛り込まれた短編オムニバス形式になっています。読んでいて映像が想像できるように気にしながら書きました。13,886文字pixiv小説作品 「光の天使~ヨシュアとユダ」番外編 統治神<シ>による懐古
「光の天使」番外編のオリジナル小説です。 エディタと表示のされ方に興味がありまして、書いてみました。 本編の方は、日本ブログ村のSF・ファンタジーに所属しているふたつのブログで執筆中です。 日本ブログ村の「ファンタジー小説」と「SF小説」部門にエントリーしていて、今日のところはベスト10に入っていました。(さっき見たら5位と7位でした) ブログでは動画による音楽と写真・イラストも加わっての創作ファンタジーとい言う形をとっています。460文字pixiv小説作品- 歩く死体としゃべる生首の伝説
歩く死体としゃべる生首の伝説(8/24話)
という訳で第8回となります。ロボVが手にはいったことを石野に知らせると、移植用献体保管所に持って来いと言う。嫌々ながら献体保管所に入り込んだプリンスの目の前に歩く死体が現れる。5,116文字pixiv小説作品 - コンプレックス・チャイルド
コンプレックス・チャイルド(第10話/全24話)
もうそろそろ発表のありそうな2025年3月締切のSFコンテスト向け作品メモ第10回です。謎の中国人は妙な提案をする。二人はどうにかコンプレックスから逃げ帰った。4,435文字pixiv小説作品 『土地神見習い狐コンと百鬼夜行』大人も読める児童文学(After Halloween Party!応募作品)
白狐のコンは僅か1000歳の土地神見習いだ。今年のハロウィンは部分月蝕の赤い満月。こんな月夜の晩は物の怪たちとコンの楽しい遊びが始まる。 秘かに人の仮装行列に混じった妖(あやかし)たち。コンに見破られなかった妖たちだけが月の道を駆けのぼる。その様はまさに本物の百鬼夜行だ。そして、見破られなかった妖しだけが次の満月までコンとの隠れんぼをつづけられる。 そう、楽しい第二幕、アフターハロウィンの始まりだ。2,987文字pixiv小説作品