スタニスワフ・レム

すたにすわふれむ

「スタニスワフ・レム」とはポーランドのSF作家である。

概要

スタニスワフ・レムとはポーランドのSF作家である。代表的な作品として、生きている海とのファーストコンタクトを書いた『ソラリス』、架空の本の書評集『完全な真空』などがある。

作品

ソラリス

惑星のほぼ全てが海に覆われた海洋惑星ソラリス。ソラリスの調査に出向いた心理学者ケルヴィンの前に現れたのは亡き恋人の姿だった……。

人類の理解が全く及ばない異質な知性を描いたことで歴史的な評価も高い作品。

タルコフスキー監督とソダーバーグ監督によって映画化されている。

ソラリスの雲byT-3

砂漠の惑星

消息を絶ったコンドル号を捜索するため、巡洋艦インヴィンシブル号は砂漠の惑星《レギスⅢ》に降り立つ。生命の痕跡が全くない砂漠の惑星でコンドル号に何があったのか。捜索隊は奇怪な形状の《都市》を発見するが……。

2021年に刊行された新訳版ではタイトルが『インヴィンシブル』になった。

本作をベースにしたゲーム『The Invincible』が2022年にPC、PS5、 Xbox Seriesで発売を予定されている。

《泰平ヨン》シリーズ

宇宙を旅した紳士の泰平ヨンが自身の冒険を物語るシリーズ。

『泰平ヨンの航星日記』、『泰平ヨンの回想記』、『泰平ヨンの現場検証』『泰平ヨンの未来学会議』など。

2007年にドイツでテレビドラマ化された。

2013年にイスラエルとフランス合作で映画化された。タイトルは『コングレス未来学会議』。

KONGRES FUTUROLOGICZNYbyまこちー

完全な真空

架空の本に対する書評というスタイルで書かれた短編集。

【BB49-37】完全な真空byウスイソト

関連タグ

SF小説 ポーランド サイバネティクス