夏への扉
なつへのとびら
- 1956年に発表された海外のSF小説。
- 竹宮惠子の漫画作品・アニメ映画⇒夏への扉(竹宮惠子)
『夏への扉』は1956年に発表された海外のSF小説。
ハインラインの代表作の一つで、SFファンなら誰でも一度は通ると思われる名作中の名作。
タイムトラベルを題材にしており、最新の家事用ロボット「Hired Girl」を開発したものの裏切られて全てを失った失意の青年技術者が冷凍睡眠の末に少し未来の時代に辿り着き、そこで製作されたタイムマシンに乗って過去へと飛んで再起を図るという内容。
表紙に描かれているのは本作の主人公が飼っていた愛猫で、自身の破滅に巻き込まれて離れ離れになってしまったその猫を救うことも主人公の目的に含まれており、「夏への扉」というタイトルも冬になると温かい所を求めて家の扉を開けようとするこの猫の姿から来ている。
福島正実訳の旧訳本は古今東西の和訳小説の中でも名訳中の名訳とされ今なお伝説の一つであり伝説的怪訳”Hired Girl = 文化女中器”すら受け入れられている程である。
そしておそらくは涼宮ハルヒシリーズの中の短編『笹の葉ラブソデイ』はこの小説のオマージュでもある。
2021年には「夏への扉~君のいる未来へ~」というタイトルで、舞台を日本に移した映画版が公開される。
主演は山﨑賢人。主題歌は、LiSAの「サプライズ」。
- ダニエル・ブーン・デイヴィス
本作の主人公。機械技師で文化女中器の発明者。職人気質で世間知らずなところがある。愛称はダン、ダニー。
- ペトロニウス
ダンの愛猫で性別はオス。喧嘩が強く、好き嫌いが激しい。愛称はピート。ダンからは護民官(the Arbiter)とも呼ばれる。
- フレドリカ・ヴァージニア・ハイニック
マイルズの7歳の義理の娘で、ダンとその愛猫であるピートとも仲が良い。愛称はリッキィ。
- マイルズ・ジェントリイ
ダンの親友。ダンと一緒に会社を大きくするが裏切る。
- ベリンダ・ダーキン
ダンの婚約者で愛称はベル。ダンの会社に雇われた女性事務員。マイルズを操り会社を乗っ取ろうとする詐欺師。
- 高倉宗一郎
演:山﨑賢人
映画版の主人公。科学者で将来を期待されていたが罠に嵌められ冷凍睡眠させられる。
- ピート
宗一郎の愛猫。唯一原作の同じ名前での登場。
- PETE
演:藤木直人
宗一郎の愛猫「ピート」と同じ名前のヒューマノイドロボット。
- 松下璃子
演:清原果耶
宗一郎の養父である松下の娘で宗一郎の事を慕っている。原作での立ち位置はフレドリカに当たる。
- 白石鈴
演:夏菜
宗一郎の婚約者。原作での立ち位置はベリンダに当たる。
- 松下和人
演:眞島秀和
宗一郎が経営する会社を共同して経営している。原作での立ち位置はマイルズに当たる。
フレドリカ・アーヴィング…『新・世界樹の迷宮』の登場人物で、名前とその愛称である「リッキィ」が夏への扉の登場人物であるフレドリカから取られている。
THEENDOFEVANGELION…第25話「Air」の絵コンテ時のタイトルは「夏への扉」だった。
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