概要
『世界樹の迷宮』シリーズの新たな展開として作られた3DS用ゲーム。
過去シリーズは『Wizardry』(というかそのさらに祖であるTRPG)以来の伝統に則り、キャラクターはすべてプレイヤー自身で想像・創造するものであった。本作では、従来通りの「クラシックモード」に加え、「ストーリーモード」が追加された。ストーリーモードは、予め使用可能なキャラクターの名称・性別・クラスやキャラ設定が固定されており、専用のキャラグラフィックが用意され明確なキャラクターごとのストーリーが存在するという、現在の一般的なコンピュータRPGに近いものとなっている(なおキャラクター育成自体は従前のシリーズ通りの自由度)。
また、シリーズでは初となるキャラクターボイスや、新システム「グリモア」など新しい要素も導入されている。
その一方で、DS版『世界樹の迷宮』と同様に自由なキャラメイクができる「クラシックモード」も収録。
BGMもDS版と同様のFM音源バージョンと、それらをアレンジした生演奏バージョンの2種類から選択可能となっている。
ヒロイン用などとして原典には無かった後続作のクラスが追加されており、この形式は次回作にも受け継がれている。
登場キャラクター
プレイヤーの分身となるハイランダーの青年。
執政院に古代遺跡の調査を依頼され、エトリアの街にやって来た。
(CV:伊瀬茉莉也)
未知の遺跡で出会うガンナーの少女。
記憶を失っており他人を警戒しがちだが、年相応の振る舞いを見せることも。
(CV:小野大輔)
ミズガルズ図書館から派遣された調査隊のリーダーを務めるメディックの青年。
非常に博識で、その知識は古代文明の遺物やモンスター、果ては異国の料理にまで及ぶ。
遺跡の探索中に読書をするほどの本の虫でもある。
(CV:伊藤静)
調査隊の一員として遺跡を訪れたパラディンの女性。
実は貴族のお嬢様だが、気さくな性格の持ち主。そしてかなりの酒豪。
(CV:豊永利行)
調査隊の一員として遺跡を訪れたアルケミストの少年。
お調子者で後先を考えないところがあるが、仲間思いで力量も確か。
サイモンを兄のように慕っている。
NPC
(CV:茅野愛衣)
ラクーナの父親が派遣したメイド。
パーティの拠点となる「ギルドハウス」の管理人として、主人公たちをサポートする。
(CV:鶴岡聡)
異国からエトリアにやって来た探偵。
何かと謎の多い人物だが、その知識と洞察力は本物で、モンスターへの対処法も心得ている。
ある事件を契機にギルドハウスに住みつき、主人公たちに独自の理論を伝授する。
- 女の子
エトリアの街で冒険者である父の帰りを待つ少女。
(CV:平田宏美)
凛としたブシドーの女性。
固い信念を持ち、主人公たちの手助けをしてくれる。
(CV:阿澄佳奈)
口数の少ないカースメーカーの少女。
常に相棒のレンと行動する。
(CV:宮田幸季)
宿屋の受付を行う落ち着いた性格の青年。
宿泊のほか、倒れた冒険者の治療なども取り扱う。
(CV:斎藤千和)
明るく人懐っこい武器商店の店主。
樹海で取れた素材から武具や道具を製作・販売してくれる。
(CV:大原さやか)
「金鹿の酒場」を営む妙齢の女将。
冒険者たちにクエストと呼ばれる様々な依頼を仲介する。
(CV:黒田崇矢)
冒険者ギルドの長。
元は引退した冒険者であり、冒険者にアドバイスをしてくれる。
(CV:川原慶久)
エトリアの執政院で働く青年。
冒険者へのミッションの発令などを行っている。
(CV:中田譲治)
エトリア執政院の長。
あまり人前に姿を見せないが、町の人々からの信頼は厚い。
(CV:藤田咲)
モリビトの少女。
第三階層以降に出現する。
(CV:大川透)
グラズヘイムで主人公たちが出会う人工知能。
1000年前に誕生したある怪物に対抗するべく、フレドリカのチームが制作した。
スペック
タイトル | 新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女 |
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機種 | ニンテンドー3DS |
ジャンル | ダンジョンRPG |
発売日 | 2013年6月27日 |
販売元 | インデックス |
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