曖昧さ回避
- barista。エスプレッソを出す店(バール)で働く人。→barista
- ballista。ヨーロッパで使われた武器の一種。→Ballista
- ballista(FN)。米FNが販売する最新鋭スナイパーライフル。→FNBallista
- varistor。電子部品の一つ。所定の電圧以上のときに低抵抗となるため、保護素子として用いられる。
- 『世界樹の迷宮』シリーズに登場する職業の一つ。おそらく2.のバリスタに由来。
- ネスレのコーヒーメーカー「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」→ネスカフェバリスタ
pixivでは5.のイラストが大多数を占めるが、1.のイラストも少なからず投稿されている。
本項では5.について解説する
概要
『世界樹の迷宮3』に登場する職業および、そのキャラクター。
巨大な弩を担ぎ、鎧の代わりに大量の弾薬ポシェットを身に纏う砲撃手。
どう考えても冒険には向かない外見だが、気にしたら負けである。
第2階層のボスは白鯨なので、そこから考えれば「古式な捕鯨船の射手」に見えなくもない。
北米版での名称はArbalist(アーバリスト)。
火力に特化した職業で、ウォリアーをも上回るSTR(腕力)を持ち、武器である弩自体の攻撃力も高い。さらに属性攻撃も可能で、幅広い相手に対応できる。
他に「アンブッシュ」で先制率を上げられることもあって、ザコ戦では非常に有用。
反面、STR以外の能力値は総じて低めで、特にTPとAGI(素早さ)は全職業中最低というピーキーな職業。AGIの低さによる低命中は「正射必中」である程度補えるが、そうするとSP管理が厳しくなるというジレンマ。
また、肝心の物理火力も「チャージ」を乗せたウォリアーの一撃には及ばず、他の物理アタッカー職と違ってダメージ増加系のバフ/デバフを自力習得できない事もあって、サブクラス解禁まではどうにも使いにくい。
HP・VITともに低いため前衛要員としては数えにくく、TPが低いため素の状態では息切れも早く、自慢の殲滅力を十二分に活かすには他の職業との連携も必要となる。
なお他のアタッカー職と違って「ダメージ+追加効果」な攻撃スキルが無いため、FOEのような強敵が相手だと活躍の場面が限られてしまう点にも注意。
上述の欠点はサブクラス&宝典ドーピングで大体は解消でき、そうする事で本職のウォリアーやゾディアックを上回る高打点アタッカーになりうるポテンシャルを秘めているので、やりこみプレイヤー向けの職業と言える。
(……にもかかわらず、公式ブログでは「初心者向け」と受け取れる発言があったりする罠)
なお装備可能な体防具は「服・皮鎧」だが、これらには強力な耐性を持つ物が複数ある。
また、頑張れば本編クリア前に専用最強鎧を入手することも可能。
なのでHPは低くても、終盤戦ではそれほど極端に脆いわけでは無かったりする。
ルート選択次第では最強武器が入手できない(しかも準最強武器は微妙な性能)ので注意。
(汎用武器の短剣・本で代用する、サブクラス経由で装備可能武器を増やす、などの抜け道はある)
キャラクター
金髪でおかっぱ、褐色肌の少女。頭にゴーグルの付いた飛行帽を被っている。通称「バリ子」。アナザーカラーは髪が焦げ茶色になり、肌の色もやや薄くなる。 | ||
none | none | 浅黒い肌にモジャモジャした黒髪(アフロ?)の男性。アナザーカラーは赤毛。 |
大人のお姉さんな雰囲気を漂わせる赤髪の女性。通称「バリ姐」。4人の中では唯一、ゴーグルを身に着けていない。アナザーカラーは黒髪に濃い褐色肌。 | ||
眼鏡をかけ、短い顎鬚を生やした金髪の男性。通称「眼鏡バリ」。アナザーカラーはオレンジ髪。 |
主な使用スキル
ジャイアントキル
クラス固有スキル。攻撃の際に敵のHPが自分の2倍以上だった場合、ダメージが増加する。
バリスタ最大の特徴とも言える固有スキルで、制限があるぶん他の同類スキルよりも補正値が高めに設定されている。
これのおかげで、宝典ドーピング次第では本家ゾディアック以上の術師になることも可能。
(ただしTPの低さが難点なので、アクセサリやリミットスキルで補う必要がある)
一方で、このスキルのせいでバリスタは最大HPへのテコ入れに躊躇してしまうため、打たれ弱さに拍車をかけているという側面も。
三色バラージ
ファイアバラージ/アイスバラージ/サンダーバラージの総称。
使い勝手のいい複合属性で威力も悪くはなく、燃費にも優れている良スキル。
(同Lvだと消費TPはゾディアックが習得できる「●の連星術」の約半分)
ただし、バリスタの低TPではこれでも常用はキツい。
「短時間での頭数減らし」が要求される一部の大航海クエストでは非常に便利。
前陣迫撃砲術
敵1体に突属性攻撃を行うスキル。前列から放った場合のみ、抜群の威力を発揮する。
FOEなどの強敵に対する切り札になりうるが、防御力の低いバリスタにとっては前列に出ること自体が大きなリスクであり、TPの消費も激しい。
どちらかと言えばサブクラス向きのスキル。
ダブルアクション
敵1体を対象とした攻撃スキルを使用した際に、一定確率でもう1発だけ無消費で攻撃するパッシブスキル。
攻撃アイテム「●●の起動符」でも発動するが、通常攻撃や全体攻撃スキルだと発動しない。
運任せになるが「チャージ→前陣迫撃砲術」などの大技が2発連続で当たれば爽快そのもの。
リミットスキルも対象になるので「幸運のハンマー」でトドメを刺しそびれる確率を減らすという活用法も。
アンブッシュ
移動中に使う探索スキルで、効果中は先制攻撃しやすくなる。
探索時・採集時など、世界樹シリーズはザコ戦で苦労することが多いので非常に有用。
(反面、先制や不意打ちが絶対発生しない戦闘では何の役にも立たない)
コストがやや重いため、本職バリスタが常用するのは厳しい。
関連イラスト
上記1.のバリスタとひっかけたイラスト