概要
CV:中田譲治
ヴィズルとは、『世界樹の迷宮Ⅰ』及びリメイクの『新・世界樹の迷宮』のキャラクター。
エトリア執政院の長。あまり人前に姿を見せないが、町の人々からの信頼は厚い。
主人公たちがケルヌンノスを倒し、2階層を突破した辺りから顔出ししてくる。
新世界樹ではヒロイン・フレドリカ:中の人繋がり。ムービーで見せる怪しい顔からほかのキャラクターを連想した人も多いのではないだろうか。
この先、ネタバレのため閲覧注意!!
「…男は悩み、考えた。」
「計画立案者として、
研究者の最後の一人として
その結果を見届けたいと思い…。」
「そして男は、世界樹計画の要である
世界樹の力を己の体に組み込んだ。」
「世界樹と共に永遠に生きるため…
人を捨てたのだ。」
「それが、我だ。」
ヴィズルの正体。それは千年も生き続ける『世界樹の王』。
かつてヴィズルも人だった。しかし高度文明が成長していく中で、急激な環境変化が人を襲い、何十万人もの命が奪われていった。
ヴィズルは環境問題を解決するため、大自然の理と人の技術を融合し大地を再生しようと試みる。
それが『世界樹計画』と呼ばれるものであり、ヴィズルは幾多の犠牲の末に、大地を再生する薬を開発する。
しかし、それを大地にまいて大地が再び蘇るまでには何千年という月日がいるという。ヴィズルは悩んだ末、計画立案者として、研究者の最後の一人として、その結果を見届けたいと思い…*世界樹と一体化する道を選ぶ。
それからヴィズルはエトリアに冒険者を募り、迷宮の謎を彼らに解かせることで街おこしを始める。そして世界樹の秘密へ迫った冒険者は排除し、千年を生きながらえていく⋯。
ヴィズルとは北欧神話の主神・オーディンの別名である。
ノルド語で「滅ぼす者」を意味し、本編中ヴィズルの役まわりはオーディンに通ずるところがある。
新・世界樹の迷宮ではリッキィと関わり深いキャラクターに変更されている。ヴィズルが研究者として活動していたことの詳細、世界樹の迷宮Ⅰでは倒すだけだったヴィズルからアンプルをハイランダー達は託されるなど
『1』の続きであるようなストーリーが展開されている。