CV:伊瀬茉莉也、ステファニー・シェー(英語版)
概要
『新・世界樹の迷宮』のストーリーモードで登場するパーティメンバーの一人。本作のヒロインであり、遺跡で長い間眠っていた「ガンナー」の少女。
未知の遺跡「グラズヘイム」でコールドスリープから目覚め、主人公(漫画版では「リンディス・ファーン」)と運命的な出会いを果たす。物語序盤ではコールドスリープの副作用で大部分の記憶を失っており、他人を警戒しがちなところがある。
小食らしく、公式ブログの記事によると魚や脂っこい肉などを嫌う偏食家でもあるようだ。しかし、甘いものは好きなのか、ラクーナから「メイプルアイス」の話を聞いて目を輝かせる一幕も。
戦闘では銃による攻撃役を担当し、部位縛りや突属性攻撃を得意とする。「ドラッグバレット」による回復も一応可能。「アクトブースト」とBOOSTを組み合わせた瞬発火力はパーティでも随一。
ちなみに、タイアップイベントで公開された設定によると、身長は154cmとのこと。初回特典のブックレットCDでは水着姿、サウンドトラックではバードのコスプレを披露している。また、「新世界樹の迷宮1&2 公式設定資料集」では、『世界樹の迷宮2』のガンナーの様な冬服姿も描かれている。
名前の元ネタはSF小説『夏への扉』の登場人物、フレドリカ・ヴァージニア・ハイニック。ゲーム中盤から使われる愛称「リッキィ」も、彼女のニックネーム「リッキィ・ジェントリィ」に由来する。
ネタキャラ化
初回特典のブックレットCDのおまけ漫画にて……
・食べ慣れない野外料理で腹を下してお花摘み
・主人公の提案によりラクーナの特製料理(※ただし味の保証は無い)を食べさせられリバース
……と散々な扱いを受け、「ゲロドリカ」なる通称が生まれてしまった。Googleの予測検索でも「フレドリカ ゲロ」がトップに踊り出る始末。
「みんな…本当にありがとォ□□□□□□□□ォォォォォェェェェェエエ…」
余談
『世界樹と不思議のダンジョン2』の先着購入特典であるユーザーズベストアルバムのパッケージに新2のヒロイン、アリアンナと一緒に掲載されていたが、本作の作曲者である古代祐三氏がパッケージを見た娘が二人を漫画「ポプテピピック」の登場人物、ポプ子とピピ美と言い張っているとTwitterで語っていた。
実際パッケージにおける2人は学生服を着ており、頭一つ分程の背丈の差、髪色と髪型も相まって(ただしフレドリカはサイドテール)、かなりそっくりである。
ちなみにフレドリカ役の伊瀬茉莉也氏は、アプリ「竹書房クエスト」にてピピ美役として出演しており、海外版のフレドリカ役を務めるステファニー・シェー氏に至ってはポプ子として出演している。
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ネタバレ
その正体は約1000年前、東京等の文明が存在していた時代の科学者の娘。浄化装置である世界樹の汚染物質を溜め込んで誕生する魔物「フォレスト・セル」を撃退する為にコールドスリープに就き1000年前の時代からやって来た。セルを撃退する為には、グラズヘイムの奥に内蔵されている破壊兵器「グングニル」を作動させる必要があり、フレドリカ自身が起動キーとなっている。
グラズヘイムの管理システム「M.I.K.E.」の治療により自分の使命を思い出したフレドリカは、決意を新たにグングニル起動させる為、樹海地軸の探索へと挑む。
以下、更なるネタバレ
グングニルが起動可能になり、フレドリカは主人公達に「グングニルを起動させるとセルもろともエトリアを巻き込んで消滅させてしまう」という衝撃の事実を打ち明ける。
それと同時に、サイモンの故郷である発掘都市ゴダムが壊滅したのもフレドリカ達の別動隊がグングニルを使用した事によるものと判明する。
しかしセルが覚醒すれば、周りへの被害はエトリア壊滅の比ではなく「これが最善の方法」とM.I.K.E.は語っている。
最終的には主人公達の「総ての正義であれ」という信念の元にグングニルを使わずエトリアを救う道を選ぶ。
セルの撃退後は、この時代の世界の様子を見て回りたいという理由で主人公と一緒に旅をする。