概要
『新・世界樹の迷宮』で新たに登場した職業および、そのキャラクター。
ハイ・ラガード公国(『世界樹の迷宮2』の舞台)の「ハイランド地方」に住む部族の戦士。
ストーリーモードの主人公の初期職業で、他のキャラクターは新システム「転職」の転職先としてのみ選択可能。
そのため、タグの役割としては「主人公(SSQ)」と被っている場合がほとんどであった。
しかし続編となる『新・世界樹の迷宮2』にてDLCではあるがハイランダーが続投となり、新たに二人×二色のキャラクターが描き起こされたため、彼らのイラストにも使われるようになった。
『世界樹の迷宮X』でも新2からのハイランダーが登場する。
キャラクター
新・世界樹の迷宮
エトリアを治める「ラーダ執政院」の依頼で謎の遺跡を訪れ、フレドリカと運命的な出会いを果たす。
職業は本作で初登場となる「ハイランダー」。
自分や仲間のHPを犠牲にして強力な攻撃を放つ前衛職で、クセはあるものの戦闘時にはアタッカーとして大いに活躍してくれる。
ATLUSの作品では伝統とも言える「しゃべらない主人公」で、戦闘中のボイスは掛け声程度のものしかなく、台詞らしい台詞といえば一部の会話中に出てくる選択肢くらい。君はクールな性格を演じ切ってもいいし、重要な場面でズレた発言をするおとぼけキャラだと思ってもいい。
デフォルトの名前が無いため、ゲーム中のボイス付きの台詞では基本的に職業名の「ハイランダー」で呼ばれる。プレイヤーの間では、発売前のキャラクターPVで度々戦闘不能になっていたことから「ヴァーさん」という愛称(?)も使われる。
- デフォルト名はないが、漫画版では「リンディス・ファーン」と言う名前が付けられている。
- ちなみにタイアップイベントで公開された設定によると、身長は175cmとのこと。
新・世界樹の迷宮2・世界樹の迷宮X
職業特性
HP、STR、VIT、AGIが高い、重戦士と軽戦士の良いとこどりをしたようなステータスの持ち主。
各種スキルは自分や味方のHPを消費するなど一癖あるものの、どれも使いこなせば強力。
序盤こそ地味な印象を受けるが、レベルが上がりスキルが揃ってくると目覚ましい活躍を見せる。
まさに主人公に相応しい実力を持った職業と言えるだろう。
『新・世界樹の迷宮2』では一般職業に格下げ(?)された影響か、各種スキル倍率などが引き下げられ弱体化。
元来のクセの強さも相まって前作での強さは鳴りを潜めている。
主な使用スキル
ロングスラスト
敵1体に突属性攻撃。後列の敵に当てても威力が落ちないという特性を持つ。
スキルレベルを最大まで上げると威力と発動速度が大幅に向上し、一線級のスキルに変貌する。
スピアインボルブ
敵1体に突属性攻撃。必ずターンの最後に発動する。
使用したターンに味方が属性攻撃を行っていると威力が上昇し、さらにその属性との複合攻撃になる。
ハイランダーが持つスキルとしては、突属性以外の属性で攻撃できる唯一のスキルでもある。
ディレイチャージ
2~4ターン後に敵1体に強力な突属性攻撃が発動するスキル。使用時に自分のHPを消費する。
発動までのターン数はスキルレベルに依存し、遅くなるほど威力が上昇する。
クロスチャージ
敵1体に突属性攻撃。使用時に自分のHPを消費する。
ディレイチャージの発動前に使用すると威力が上昇し、同時にディレイチャージが強制的に発動する。
ハーベスト
敵にトドメを刺した際に味方全員のHPが回復するパッシブスキル。
血の暴走
自分のHPが減少した際に一定確率で通常攻撃を行うパッシブスキル。
敵の攻撃を受けた時はもちろん、スキルでHPを消費した場合にも発動する。
ブラッドウェポン
3ターンの間、味方1列の物理・属性攻撃力を上昇させるが、行動時にHPが減少する。
デメリットの関係で上昇倍率は他の強化付与スキルよりも高くハイランダー自身は上記の血の暴走の発動条件を能動的に満たせる上にそのダメージも上昇するので効果以上にダメージを増やせる可能性もある。反面防御でもHPは減るためカウンター待ちのボス戦では思わぬ事故に至ることも。
グッドラック
味方全員の状態異常付与率を上昇させる補助スキル。使用時に味方全員のHPを消費する。