水沢史絵
みずさわふみえ
勝田久の勝田声優学院で学んだ後、当時野沢雅子が率いていた劇団ムーンライトに入団。2003年、『ダイバージェンス・イヴ』のキリ・マリアレーテ役などで声優活動を始め、2005年に劇団と並行する形でシグマ・セブンと契約。
2019年8月付けでシグマ・セブンを退所しフリーランスを経て、同年12月1日より青二プロダクション所属。
2023年11月30日を以て青二プロダクションを退所し再びフリーランスとなった(参考)が、2024年3月1日からシグマ・セブンに所属(復帰)している。(参考)
キリ役を除けばTVアニメでは端役がほとんどで、むしろ『世界・ふしぎ発見!』のナレーターやゲオの店内放送のパーソナリティとして知られていたが、2010年に『ハートキャッチプリキュア』で来海えりか/キュアマリン役を演じたことでアニメファンにも名が知られるようになった。
現在のプリキュアシリーズでは恒例となっている、バナナバトンの創始者でもある。
えりか役で知られているような、鼻にかかったような独特な声質による演技が最も知られているが、実は低めな声質の持ち主であり、大人びた少女役、年齢層の高いキャラクターから、少年役、落ち着いた物腰の女性まで幅広い役柄をこなせる。水樹奈々とは、所属事務所が同じだった事もあって、『ハートキャッチプリキュア』で共演して以来懇意の関係にある。
また、『交響詩篇エウレカセブン』で共演した三瓶由布子、小清水亜美、名塚佳織や、前の事務所の後輩に当たる福圓美里とは、プライベートでは非常に仲が良い。
特に声質が似る三瓶とは『プリキュア』出演を巡ってツッコミ合いをした程。
初めて執筆したライトノベル『神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議』が集英社のスーパーダッシュ文庫から2014年6月25日に出版されることが決定。⇒ブログでの報告
その後も同ブログで、小林由美子、加瀬康之、生天目仁美、潘めぐみ、中村悠一、保村真、松本保典、陶山章央、野島裕史、杉田智和ら同業者達を巻き込み、果ては恩師・野沢雅子まで引っ張りだして、大胆すぎるステマを展開。
2015年3月には乙女工房プミポンヌの名前でLINEスタンプ『乙女のダジャレ昭和風』をリリースするなど、マルチに才能を発揮。
私生活では2011年4月のブログで結婚を発表していたが、2015年11月のブログで『独身に戻って』(つまり離婚)いたことを公表している。
水沢と水樹奈々は、同じ事務所、同い年、同じ1月生まれ、名前が同じ「水」からはじまる…などと、共通点の多い(もちろんただの偶然)「W水」コンビである(参考)。水樹といえば、水沢が来海えりか役を担当した「ハートキャッチプリキュア」の花咲つぼみ/キュアブロッサム役であった人物としても有名であり、これがきっかけで2人は大接近した。水樹曰く、水沢は「いつも明るく朗らかで、楽しいトークで場を和ませてくれる素敵な女の子」であり、えりかにそっくりだという。もちろんハトプリのアニメ世界では仲の良いつぼみとえりかであるが、両者の中の人は現実世界でも仲が良いのは言うまでもない。